- 英
- salmon calcitonin
- 商
- カルシトラン、サモカルトン、サーモトニン、レトン
- 関
- 他に分類されない代謝性医薬品
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- カルシトニン (特集 骨粗鬆症の診断と治療update) -- (骨粗鬆症の治療)
- 27-01-08 サケカルシトニンの薬理効果からその体内動態、 BA の予測は可能か?
- サケカルシトニンの PK-PD に及ぼす日周リズムの影響
Related Links
- カルシトニン (calcitonin) とは、哺乳類では甲状腺の傍濾胞細胞、哺乳類以外では鰓後 体のC細胞(calcitonin cellsの略)などから ... 骨パジェット病や骨粗鬆症、高カルシウム 血症に対する治療薬として、ヒトカルシトニンより効果の強いサケカルシトニン、ブタ ...
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
カルシトラン注10
組成
成分・含量
- 1管1mL中 日局カルシトニン(サケ) 10国際単位(IU)
- 〔カルシトニン(サケ)の活性は,WHOの国際標準品,International Reference Preparation of Calcitonin,Salmon, for Bioassayを基準にして生物学的測定法により測定し,国際単位で表示されている.〕
添加物
- 1管1mL中 D-マンニトール1.0mg,pH調節剤,等張化剤
禁忌
効能または効果
- 骨粗鬆症における疼痛
- 通常,成人にはカルシトニン(サケ) として1回10国際単位(1管)を週2回筋肉内に注射する.なお,症状により適宜増減する.
慎重投与
- 発疹,蕁麻疹等の過敏症状を起こしやすい体質の患者
- 気管支喘息又はその既往歴のある患者
[喘息発作を誘発するおそれがある.]
重大な副作用
ショック(頻度不明)
- ショック症状を起こすことがあるので,観察を十分に行い,不快感,口内異常,喘鳴,眩暈,便意,耳鳴等があらわれた場合には投与を中止すること.
薬効薬理
実験的骨粗鬆症に対する作用13),14)
- カルシトニン(サケ) は,卵巣摘出・低カルシウム食及び腎亜全摘により作製された実験的骨粗鬆症ラットにおいて,骨強度及び骨灰分含量を改善する.
骨保護に働く因子に及ぼす作用15)
- カルシトニン(サケ) は,その血清カルシウム低下作用に伴う糸球体カルシウムろ過量の変化を補った実験系(ラット)において,尿中カルシウム排泄を抑制する.また,ビタミンD欠乏・甲状腺・副甲状腺摘出ラットの腎において,25(OH)-D3から1,25(OH)2-D3への産生を高める.この両作用により生体のカルシウムバランスを正にする.
骨吸収抑制に伴う血清カルシウム低下作用16)
- カルシトニン(サケ) は,各種動物において,骨吸収を抑制する結果,持続的な血清カルシウム低下作用を示す(マウス,ラット,モルモット,ウサギ,イヌ).
有効成分に関する理化学的知見
分子量
性 状
- 白色の粉末である.水に溶けやすい.希酢酸に溶ける.本品20mgを水2mLに溶かした液のpHは5.0〜7.0である.吸湿性である.
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- salmon、Oncorhynchus keta
- 関
- サケ科、マスノスケ、サケ類、シロザケ、ベニザケ、ベニマス、サケ目