商品名
エンハーツ
会社名
第一三共
成分
薬効分類
抗悪
薬効
化学療法歴のあるHER2陽性の手術不能又は再発乳癌(標準的な治療が困難な場合に限る)を効能・効果とする新有効成分含有医薬品
【条件付き早期承認】
Japanese Journal
- 抗体薬物複合体 乳がん薬「エンハーツ」の衝撃 売上高1兆円に迫る予想も (新着 がんが治る 見つかる)
- 企業戦略 第一三共 : 米国承認のエンハーツ、将来の標準治療を目指す
- アーティスト ジュン・グエン=ハツシバ--異文化間の軋轢と生の困難
- Nguyen-Hatsushiba Jun,市原 研太郎,市原 研太郎 [訳]
- 美術手帖 56(853), 93-100, 2004-08
- NAID 40006339815
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
- 抗悪性腫瘍剤-抗HER2抗体トポイソメラーゼⅠ阻害剤複合体
販売名
一般的名称
効能または効果
- 化学療法歴のあるHER2陽性の手術不能又は再発乳癌(標準的な治療が困難な場合に限る)
作用機序
- トラスツズマブ デルクステカンは、HER2に対するヒト化モノクローナル抗体とトポイソメラーゼⅠ阻害作用を有するカンプトテシン誘導体を、リンカーを介して結合させた抗体薬物複合体である。トラスツズマブ デルクステカンは、腫瘍細胞の細胞膜上に発現するHER2に結合し、細胞内に取り込まれた後にリンカーが加水分解され、遊離したカンプトテシン誘導体がDNA傷害作用及びアポトーシス誘導作用を示すこと等により、腫瘍増殖抑制作用を示すと考えられている。
組成
- 1バイアル中トラスツズマブ デルクステカン(遺伝子組換え) 107mg
添加物
- 1バイアル中精製白糖482mg、L-ヒスチジン4.76mg、L-ヒスチジン塩酸塩水和物21.6mg、ポリソルベート80 1.61mg
重大な副作用
妊婦
- 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。抗HER2抗体であるトラスツズマブを投与した妊婦に羊水過少が起きたとの報告がある。また、羊水過少を発現した症例で、胎児・新生児の腎不全、胎児発育遅延、新生児呼吸窮迫症候群、胎児の肺形成不全等が認められ、死亡に至った例も報告されている。本剤を構成するカンプトテシン誘導体の類薬であるイリノテカンを用いた動物実験(ラット、ウサギ)において、催奇形性が報告されている。
授乳婦
- 授乳しないことが望ましい。ヒトでの乳汁移行に関するデータはないが、抗HER2抗体であるトラスツズマブを用いた動物実験(カニクイザル)において、乳汁への移行が報告されている。