- 英
- spruce
WordNet
- any coniferous tree of the genus Picea
- light soft moderately strong wood of spruce trees; used especially for timbers and millwork
PrepTutorEJDIC
- 小ぎれいな,きちんとした,気のきいた / …‘を'小ぎれにする,きちんとする《+『名』+『up』,+『up』+『名』》 / 身なりを整える,めかす《+『up』》
- 〈C〉トウヒ,エヅマツ / 〈U〉その材木
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/05/02 22:59:50」(JST)
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エゾマツ |
エゾマツ(2006年7月撮影)
|
保全状況評価[1] |
LOWER RISK - Least Concern
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
|
分類(新エングラー体系) |
界 |
: |
植物界 Plantae |
門 |
: |
裸子植物門 Gymnospermae |
綱 |
: |
マツ綱 Coniferopsida |
目 |
: |
マツ目 Coniferae |
科 |
: |
マツ科 Pinaceae |
属 |
: |
トウヒ属 Picea |
種 |
: |
エゾマツ P. jezoensis |
|
学名 |
Picea jezoensis (Sieb. et Zucc.) Carrière[2] |
シノニム |
Picea ajanensis Fisch. ex Carrière[3], Picea jezoensis (Siebold et Zucc.) Carrière var. microsperma (Lindl.) W.C.Cheng et L.K.Fu[4]
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和名 |
エゾマツ、クロエゾマツ |
英名 |
Yezo spruce |
変種、品種 |
本文参照
|
エゾマツ(蝦夷松、学名:Picea jezoensis)は、マツ科トウヒ属の常緑針葉高木。近縁のアカエゾマツも含めて「エゾマツ」と総称することも多く、この場合にはアカエゾマツと対比してクロエゾマツあるいはクロエゾと呼ばれる。本州の高山に分布するトウヒはエゾマツの変種とされている。
目次
- 1 分布
- 2 特徴
- 3 分類
- 4 脚注
- 5 関連項目
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分布
千島列島、樺太、渡島半島以外の北海道、中国東北部、シベリア東部、カムチャツカなどに分布する。
特徴
大きいものでは樹高40m、幹の直径は1m以上に達する。樹皮は黒褐色でうろこ状に割れ目が入るのが特徴であるが、当年枝の表面は滑らかでやや淡色である。天然には広葉樹やトドマツなど他の針葉樹と混交して自生する。防風林や公園樹、庭木として植えられる。晩霜に弱く、エゾマツカサアブラムシによる被害もあることから人工造林は難しく、ほとんど行われていない。
エゾマツ材は淡黄色で着色した心材がない。木目もまっすぐに通っており美しく、建築材料に多く用いられる。また繊維が長く製紙用原料(パルプ材)にも非常に適している。切削などの加工も容易で、家具、箱材、楽器(ピアノ、バイオリン、ギター等)、経木、マッチの軸、碁盤など様々な用途に利用されている。
トドマツとともに北海道の針葉樹林の主要樹種であり、「北海道の木」にも指定されている[5]。
分類
エゾマツにはトウヒを含む変種・品種がある[6]
- Picea jezoensis (Sieb. et Zucc.) Carrière エゾマツ、クロエゾマツ
- var. jezoensis エゾマツ、クロエゾマツ
- f. takadae (Tatew.) Hayashi シロエゾマツ
- var. hondoensis (Mayr) Rehder トウヒ
- f. ozeensis Hayashi オゼトウヒ
脚注
- ^ Conifer Specialist Group 1998. "Picea jezoensis". In: IUCN 2012. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2012.1. <www.iucnredlist.org>. Downloaded on 13 October 2012.
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
- ^ 佐藤孝夫 『新版 北海道樹木図鑑 増補版』 亜璃西社、2006年4月10日。ISBN 978-4-900541-66-5。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
関連項目
Japanese Journal
- 北方針葉樹林におけるトウヒ属Piceaとモミ属Abiesの稚樹の動態に及ぼす林床環境の影響
- 西村 尚之,赤路 康朗,鈴木 智之,長谷川 成明,小野 清美,隅田 明洋,原 登志彦,飯田 滋生,関 剛,倉本 惠生,杉田 久志,中川 弥智子,松下 通也,廣部 宗,星野 大介,稲永 路子,山本 進一
- 低温科学 0073, 7-19, 2015-03-31
- … エゾマツ, アカエゾマツ, トドマツの共存する北海道東大雪にある原生状態の常緑針葉樹林に設置した100m×100m の調査区内において, 樹高が50cm 以上かつ200cm 以下の稚樹個体を対象に2008年と2013年に毎木調査を行い, 2012年に林内441か所で全天写真を撮影し, 個体群動態や成長速度と林床環境との関係を解析した. …
- NAID 120005607896
- 佃 猛司,小泉 章夫,澤田 圭 [他],佐々木 義久,佐々木 尚三,木幡 靖夫
- 北海道大学演習林研究報告 = Research bulletin of the Hokkaido University Forests 70(1), 1-8, 2015-03
- … 丸太の樹種特性値MOR2/ Eb を用いた跳ね返り危険度評価では,アカエゾマツ,トドマツに比べ,ミズナラ,シラカンバ,スギ,カラマツの危険度が有意に大きかった。 …
- NAID 120005575014
- 気候変動に対する樹木の肥大成長と炭素安定同位体比の応答 (山岳生態系の生物多様性と気候変動 : 実態把握と将来予測に向けて)
Related Links
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- トドマツ(モミ属), エゾマツ(トウヒ属), アカエゾマツ(トウヒ属). 葉の長さが長い, 葉の長 さが長い, 葉の長さが短い. ・. 葉の先端は凹む。先端に触れても痛くない。 葉の先は 尖り断面は扁平。先端に触れると痛い。 葉の先はやや尖り断面は四角~菱形。
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