- 英
- viral pneumonia
- 関
- ウイルス性肺炎
- 同
- 性
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
- 1. 成人における市中肺炎の疫学、病因、および微生物学 epidemiology pathogenesis and microbiology of community acquired pneumonia in adults
- 2. 小児における市中肺炎：臨床的特徴および診断 community acquired pneumonia in children clinical features and diagnosis
- 3. 小児における肺炎：入院治療 pneumonia in children inpatient treatment
- 4. 成人における市中肺炎に対する診断的アプローチ diagnostic approach to community acquired pneumonia in adults
- 5. 小児における肺炎：疫学、病因、および原因 pneumonia in children epidemiology pathogenesis and etiology
Japanese Journal
- ウイルス肺炎 (特集 急増する肺炎死亡とその対策) -- (肺炎の治療)
- 臨牀と研究 92(12), 1534-1538, 2015-12
- NAID 40020688278
- 免疫不全 : HIV・血液疾患を中心に (特集 これからを見据えた呼吸器感染症治療) -- (基礎疾患患者の治療マネジメント)
- 感染と抗菌薬 18(3), 259-263, 2015-09
- NAID 40020593783
- 症例 致死的経過をたどった新生児アデノウイルイス肺炎の2例
- 小児科 56(2), 203-209, 2015-02
- NAID 40020363115
Related Links
- ウイルス性肺炎。ウイルス性肺炎とはどんな病気か ウイルスによる肺の病気は「かぜ症候群」として広く知られています。その多くは自然に治癒しますが、なかには下気道へと進展し肺炎を合併することがあります。 肺炎の原因には ...
- 肺炎の中でも、ウイルス性の肺炎はどんなウイルスで発症するのかを紹介します。どんなウイルスで肺炎になってしまうのか、知っておきましょう。 ... 麻疹は言わずと知れたはしかのことですが、この麻疹ウイルスが肺に感染すると ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
| リンク元 | 「ウイルス性肺炎」 |
| 拡張検索 | 「サイトメガロウイルス肺炎」「呼吸器系ウイルス肺炎」「水痘帯状疱疹ウイルス肺炎」 |
| 関連記事 | 「肺炎」「ウイルス」「炎」 |
「ウイルス性肺炎」
「サイトメガロウイルス肺炎」
病原体
病因
- サイトメガロウイルスはあらゆる部位で潜伏感染しているが、免疫が低下した状態(臓器移植のための免疫抑制投与、悪性腫瘍、エイズ)で活性化する。
症状
- 間質性肺炎様症状
- 発熱、咳嗽、労作時息切れ、呼吸困難
治療
検査
- 胸部X線写真：びまん状すりガラス陰影、びまん性間質性陰影
- 胸部CT:
- 気管支肺胞洗浄液
- 核内封入体(ウイルス封入体、owl's eye)
- [show details]
- 血清からのウイルス分離、PCR法によりウイルスゲノムの検出、ウイルス抗体の検出、組織からのウイルス封入体の検出
国試
「呼吸器系ウイルス肺炎」
「水痘帯状疱疹ウイルス肺炎」
「肺炎」
- 英
- pneumonia pneumonitis
- 関
疫学
- 日本の肺炎の受療率は人口10万対3、死亡率は人口10万対7。死因順位は第4位である。
- 受療率・罹患率共に高齢になるに従い急激に増加し、85歳以上の男性では死因第2位、90歳以上の男性では死因第1位となる(ガイドライン1)。
- 死亡者の95%以上が高齢者である。
- 年代と病原体
| 乳児 | RSウイルス | インフルエンザウイルス | 肺炎球菌 | インフルエンザ菌 | |
| 小児 | RSウイルス | インフルエンザウイルス | 肺炎球菌 | クラミジア・ニューモニエ | マイコプラズマ・ニューモニエ |
| 青年期 | 肺炎球菌 | インフルエンザ菌 | マイコプラズマ・ニューモニエ | ||
| 成人 | 肺炎球菌 | インフルエンザ菌 | |||
| 高齢者 | 肺炎球菌 | インフルエンザ菌 | レジオネラ・ニューモニエ | インフルエンザウイルス |
日本における肺炎の年齢階級別受療率と死亡率(人口10 万対，2002 年)
- ガイドライン1 2004 年「国民衛生の動向」 改変
| 年齢階級 | 総数 | 15～ | 25～ | 35～ | 45～ | 55～ | 65～ | 75～ | 85～ | 90～ | |
| 19 | 29 | 39 | 49 | 59 | 69 | 79 | 89 | ||||
| 受療率 | 外来 | 6 | 3 | 4 | 3 | 3 | 6 | 7 | 14 | 21 | 21 |
| 入院 | 19 | 2 | 3 | 2 | 3 | 7 | 21 | 86 | 309 | 489 | |
| 死亡率 | 男性 | 76.4 | 0.5 | 0.5 | 1.5 | 4.6 | 15.2 | 69.2 | 339 | 2087 | 4317 |
| 女性 | 62.7 | 0.3 | 0.5 | 0.9 | 1.9 | 5.6 | 22.4 | 144 | 934 | 2291 | |
| 総数 | 69.4 | 0.4 | 0.5 | 1.2 | 3.2 | 10.3 | 44.6 | 249 | 1291 | 2787 |
分類
発症の場
- 市中肺炎：上気道のウイルス感染後に多い。
- 起炎菌：肺炎球菌(最多)、インフルエンザ菌、マイコプラズマ、クラミジア・ニューモニエ
- 院内肺炎：入院後48時間以降に発症
- 起炎菌：グラム陰性桿菌(緑膿菌、クレブシエラ、大腸菌)、メシチリン耐性黄色ブドウ球菌、真菌、Pneumocystis jirovecii、サイトメガロウイルス
原因
病理
- 上気道から連続的に下気道へ、あるいは、直接下気道に及んでいる。炎症は上皮に包まれた管腔内
- 間質性肺炎は、肺の実質や間質に炎症が存在
肺炎の比較
- 肺炎球菌性肺炎：発熱、咳嗽、喀痰。大葉性肺炎となることが多く、区域性に濃い浸潤影を示す。
- マイコプラズマ肺炎：発熱、強い咳嗽
- ニューモシスチス肺炎：発熱、乾性咳嗽、呼吸困難。びまん性スリガラス影
- 肺アスペルギルス症：肺アスペルスギローマ、侵襲性肺アスペルギルス症、慢性壊死性肺アスペルギルス症
ガイドライン
- 1. 成人市中肺炎診療ガイドライン
「ウイルス」
ウイルス一覧
感染経路による分類 SMB.374
| 呼吸器粘膜の局所感染 | ライノウイルス |
| アデノウイルス | |
| コロナウイルス | |
| RSウイルス | |
| インフルエンザウイルス | |
| 全身感染 | ムンプスウイルス |
| 麻疹ウイルス | |
| 風疹ウイルス | |
| ハンタウイルス | |
| 水痘・帯状疱疹ウイルス | |
| ラッサウイルス | |
| 天然痘ウイルス |
学名
目(order, -virales), 科(family, -viridae), 亜科(subfamily, -virinae), 属(genus, -virus), 種(species)
増殖過程
- 吸着 absorption
- 侵入 penetration
- 脱殻 uncoating
- ゲノムの複製 replication、遺伝子発現 transcription
- ウイルス粒子の組み立て assembly
- 放出 release
感染の分類
持続時間
- 急性感染
- 慢性感染
ゲノム
- 一本鎖RNA(-)をゲノムとするウイルスはウイルス粒子内にRNA依存性RNA合成酵素を有する。
「炎」
- n.
- comb form.
- (炎症の接尾辞)itis