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- Isospora
- 関
- イソス・ラ属、Isospora属
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/09/25 08:27:13」(JST)
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この項目では、分類学上のイソスポーラ属について説明しています。哺乳類に下痢を引き起こす病原体については「シストイソスポーラ」をご覧ください。 |
イソスポーラ |
分類 |
ドメ
イン |
: |
真核生物 Eukaryota |
階級なし |
: |
ディアフォレティケス Diaphoretickes |
階級なし |
: |
SARスーパーグループ Sar |
上門 |
: |
アルベオラータ Alveolata |
門 |
: |
アピコンプレックス門 Apicomplexa |
綱 |
: |
(訳語なし) Conoidasida |
亜綱 |
: |
コクシジウム亜綱 Coccidiasina |
目 |
: |
真コクシジウム目 Eucoccidiorida |
亜目 |
: |
アイメリア亜目 Eimeriorina |
科 |
: |
アイメリア科 Eimeriidae |
属 |
: |
イソスポーラ属 Isospora |
|
学名 |
Isospora
Gustav Schneider, 1881 |
シノニム |
Diplospora Labbé, 1893
Atoxoplasma Garnham, 1950
|
種 |
本文参照
|
イソスポーラはアピコンプレックス門に属する寄生性原生生物。コクシジウム類の1つで、分類学上はイソスポーラ属(Isospora)とする。
形態
成熟オーシスト内にはスポロシスト2つが生じ、その内部に4つのスポロゾイトとスチーダ小体が生じる。
分類
コクシジウム類の分類は伝統的にオーシストの形態に依存しており、スポロシスト2つの中にそれぞれ4つのスポロゾイトが生じるものはイソスポーラ属とされてきた。しかし、哺乳動物から見出されるイソスポーラは肉胞子虫のように組織中にシストを作ることから、1977年にシストイソスポーラ属に区別することが提唱された[1]。この提案は長らく顧みられなかったが、分子系統解析とそれまでの知見が一致することから受け入れられるようになった[2]。
- Isospora anseris
- Isospora bigemina
- Isospora bronchocelae
- Isospora heydorni
- Isospora mandari
- Isospora mejiro
- Isospora peromysci
- Isospora rara
- Isospora thibetana
ほか多数
参考文献
- ^ Frenkel JK (1977). “Besnoitia wallacei of cats and rodents: With a reclassification of other cyst-forming isosporoid coccidia.”. J. Parasitol. 63 (4): 611-628.
- ^ Barta JR, et al. (2005). “The Genus Atoxoplasma (Garnham 1950) as a junior objective synonym of the Genus Isospora (Schneider 1881) species infecting birds and resurrection of Cystoisospora (Frenkel 1977) as the correct genus for Isospora species infecting mammals.”. J. Parasitol. 91 (3): 726-727. doi:10.1645/GE-3341.1.
外部リンク
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Japanese Journal
- 国内の動物園で飼育されていたシシオザルにおけるイソスポラ属原虫の検出
- 青森県八戸地域の飼育猫における消化管内寄生虫の検出状況 (日本小動物獣医学会会誌)
- 伊藤 直之,青木 美樹子,板垣 匡
- 日本獣医師会雑誌 58(10), 683-686, 2005-10
- … を対象に,ホルマリン・酢酸エチル沈澱法で消化管内寄生虫を検査した.検出された寄生虫とその検出率はネコ回虫13.9%,ネコ鉤虫2.4%,ネコ糞線虫0.2%,マンソン裂頭条虫3.0%,テニア属条虫2.2%,イソスポラ属原虫2.0%およびジアルジア3.3%であった.ネコ回虫の検出率は1~6カ月齢の猫で高く,いっぽう,ネコ鉤虫,マンソン裂頭条虫およびテニア属条虫の検出率は2~5歳齢で高かった.さらに,検出さ …
- NAID 80017621625
Related Links
- イソスポーラ症は水様あるいは粘性の激しい下痢を主徴とする。健常人が感染した場合は一過性で自然に寛解することが多いとされるが,かなり長期に及ぶ例もある。AIDSや成人T細胞白血病(ATL)などで細胞性免疫機能が低下 ...
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(コクシジウム寄生虫の一属)イソスポーラ属、イソスポラ属、Isospora属