商品名
会社名
成分
薬効分類
薬効
- 血液凝固第Ⅷ因子欠乏患者における出血傾向の抑制を効能・効果とする新有効成分含有医薬品
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Related Links
- 血友病Aの治療薬、アディノベイト静注用の使い方をご説明しています。薬を使う前に確認すべきことや、保存方法、使用方法を動画やダウンロードできるPDFでご案内しています。
- 【公式】武田薬品工業株式会社の医療関係者向け情報サイトです。このサイトは、国内の医師・薬剤師等の医療関係者を対象に、医療用医薬品を適正にご使用いただくための情報を提供しています。
- 総称名 アディノベイト 一般名 ルリオクトコグ アルファ ペゴル(遺伝子組換え) 製剤名 ルリオクトコグ アルファ ペゴル(遺伝子組換え) この情報は KEGG データベースにより提供されています。 日米の医薬品添付文書はこちらから検索することができます。
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アディノベイト静注用500
組成
有効成分
- ルリオクトコグ アルファ ペゴル(遺伝子組換え) 500(国際単位)
添加物
- D-マンニトール 160mg
塩化ナトリウム 26.3mg
トレハロース水和物 40mg
L-ヒスチジン 7.8mg
トロメタモール 6.1mg
塩化カルシウム水和物 1.2mg
ポリソルベート80 0.5mg
グルタチオン 0.4mg
塩酸 適量
水酸化ナトリウム 適量
添付溶解液
効能または効果
- 血液凝固第VIII因子欠乏患者における出血傾向の抑制
- 本剤を添付の溶解液5mLで溶解し、緩徐に静脈内に注射する。なお、10mL/分を超えない速度で注入すること。
通常、1回体重1kg当たり10〜30国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する。
定期的に投与する場合、通常、成人及び12歳以上の小児には、1回体重1kg当たり40〜50国際単位を週2回投与するが、患者の状態に応じて1回体重1kg当たり60国際単位に増量できる。12歳未満の小児には、1回体重1kg当たり40〜60国際単位を週2回投与するが、患者の状態に応じて1回体重1kg当たり80国際単位を超えない範囲で増量できる。
- 体重1kg当たり1国際単位(IU)の本剤を投与することにより、血漿中の第VIII因子レベルが2% (2IU/dL)上昇することが見込まれる。必要量は以下の計算式に基づいて算出すること。
- 出血時に使用する場合は、出血の程度に応じて下表の目標第VIII因子レベルを参考に、個々の症例において投与量及び投与頻度を調整すること。
出血時における投与量及び投与頻度の目安
注2)通常、50 IU/kg投与で100%(IU/dL)の第VIII因子レベル上昇が見込まれる。
- 周術期に使用する場合は、手術・処置に応じて必要な第VIII因子レベル以上を保つように投与量及び投与頻度を調整すること。
周術期における投与量及び投与頻度の目安
慎重投与
- 本剤の成分、マウス又はハムスタータンパク質に対し過敏症の既往歴のある患者
- 他の血液凝固第VIII因子製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
薬効薬理
薬理作用
- 血友病Aマウス(FVIIIノックアウト)を用いた尾端出血モデル及び頸動脈閉塞モデルにおいて、ルリオクトコグ アルファと比較し止血効果の延長が認められた2)。
作用機序
- 本剤は活性化血液凝固第IX因子、リン脂質、カルシウムとともに血液凝固第X因子を活性化することにより内因性凝固に寄与する。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
本質:
- ルリオクトコグ アルファ ペゴルは、2本のポリエチレングリコール鎖(合計の平均分子量:約20,000)がルリオクトコグ アルファ(遺伝子組換え)の2または3個のLysにリンカーを介して結合した修飾糖タンパク質(分子量:約330,000)である。