Richmond Agitation Sedation Scale
- 日本呼吸療法医学会の人工呼吸中の鎮静のガイドラインで推奨している鎮静レベルの評価法。
- 簡便なRamsay scaleの信頼性と妥当性の検証して、様々なスケールが模索され、2002年にRASSが提案された。
- 鎮静スケールをつけられない時間が生じるので、その空白の時間帯を補って持続的にみる意味では、BISなどを用いる脳波モニタリングを推奨している。
| ステップ1 | 30秒間、患者を観察する。これ(視診のみ)によりスコア0〜+4を判定する。 |
| ステップ2: | 1)大声で名前を呼ぶか、開眼するように言う。 |
| 2)10秒以上アイ・コンタクトができなければ繰り返す。以上2項目(呼びかけ刺激)によりスコア -1〜-3を判定する。 | |
| 3)動きが見られなければ、肩を揺するか、胸骨を摩擦する。これ(身体刺激)によりスコア-4、 -5を判定する。 |
- 0を中心に10段階に分かれていて、プラスでは興奮、マイナスでは鎮静が強いと評価する。
| スコア | 用 語 | 説 明 | |
| 4 | 好戦的な | 明らかに好戦的な、暴力的な、スタッフに対する差し迫った危険 | |
| 3 | 非常に興奮した | チューブ類またはカテーテル類を自己抜去;攻撃的な | |
| 2 | 興奮した | 頻繁な非意図的な運動、人工呼吸器ファイティング | |
| 1 | 落ち着きのない | 不安で絶えずそわそわしている、しかし動きは攻撃的でも活発でもない | |
| 0 | 意識清明な | 落ち着いている | |
| -1 | 傾眠状態 | 完全に清明ではないが、呼びかけに10秒以上の開眼及びアイ・コンタクトで応答する | 呼びかけ刺激 |
| -2 | 軽い鎮静状態 | 呼びかけに10秒未満のアイ・コンタクトで応答 | 呼びかけ刺激 |
| -3 | 中等度鎮静 | 状態呼びかけに動きまたは開眼で応答するがアイ・コンタクトなし | 呼びかけ刺激 |
| -4 | 深い鎮静状態 | 呼びかけに無反応、しかし、身体刺激で動きまたは開眼 | 身体刺激 |
| -5 | 昏睡 | 呼びかけにも身体刺激にも無反応 | 身体刺激 |