99mTc-過テクネチウム酸
- 英
- 99mTc-pertechnetate, 99mTc-TcO4-
- 化
- 99m過テクネチウム酸ナトリウム sodium pertechnetate Tc-99m
- 同
- 99m過テクネチウム酸
- 商
- ウルトラテクネカウ、メジテック、テクネシンチ、テクネゾール
- 関
- 過テクネチウム酸 sodium pertechnetate
- Na99mTcO4
- シンチグラフィ放射性医薬品の標識原料)
- 核医学診断薬
性状
- 99m過テクネチウム酸ナトリウム注射液
効能又は効果
- メジテック
- 脳腫瘍及び脳血管障害の診断
- 甲状腺疾患の診断
- 唾液腺疾患の診断
- 異所性胃粘膜疾患の診断
薬物動態
- メジテック
- 1. 血中濃度・分布
- 過テクネチウム酸は静脈内投与後,速やかに血中から消失し,甲状腺,唾液腺及び胃粘膜に特異的に集積する。その後,腎から尿へ及び腸から糞への2つのルートで体外へ排泄される。
- 2. 排泄
- 静脈内投与後1日で約30%が尿中に排泄され,それ以後尿中への排泄はわずかである。一方,その時期から糞中排泄が次第に増えはじめ,投与後8日には投与量の約60%が排泄される3)。
- -1価陰イオンとして振る舞うため、甲状腺の他、唾液腺、胃粘膜、メッケル憩室などに分布する(Cl-, HCO3-を模倣?)
臨床成績
- メジテック
- 本品が有効であるとされている適応症は次のとおりである。
- 脳腫瘍及び脳血管障害(髄膜腫,神経膠芽細胞腫,転移性腫瘍,脳動静脈奇形,硬膜下血腫,他),甲状腺疾患(甲状腺機能亢進症,び漫性甲状腺腫,結節性甲状腺腫,甲状腺腫瘍,他),唾液腺疾患(シェーグレン症候群,唾液腺腫瘍,他),異所性胃粘膜疾患(メッケル憩室,他)
薬効薬理
- メジテック
- 本品から溶出される過テクネチウム酸は,血液-脳関門を通過しない)ため,過テクネチウム酸を投与したときの脳シンチグラム像は,健常人では脳実質に放射能の集積がないcold areaとして描出される。しかし,脳腫瘍のようなBBB障害患者ではこれを通過して腫瘍組織に高濃度に集積するのでその部分がhot spotとして描出される。また,病巣部における組織血管床の増加,即ち病巣内血液量の増加,腫瘍その他の病的組織内の血管壁の構造と機能の異常による透過性の亢進,病的組織内の細胞外液腔の増大,pinocytosis,carrier transport,passive diffusion,腫瘍などの代謝と関連した能動的なRIの取込み,などの機構で取り込まれると考えられる12)。
- その他,本品から溶出される過テクネチウム酸は甲状腺,唾液腺,胃粘膜等にも集積する。
添付文書
- メジテック
- <click2in>http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/4300400X1053_1_04/4300400X1053_1_04?view=body</click2in>