★リンクテーブル★
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- 38歳の男性。全身の筋肉痛と倦怠感とを主訴に来院した。生来健康だったが、半年ほど前に脂質異常症であることが判明し、自宅近くの診療所で内服治療を行っていた。3か月前から治験に参加し、治験担当医でもあるかかりつけ医から治験薬を投与されていた。3日前から全身に軽度の筋肉痛があり倦怠感が出てきたため、夕食後に総合病院の救急外来を受診した。血液生化学所見:CK 400IU/L(基準 30~140)、尿素窒素 20mg/dL、クレアチニン 1.2mg/dL。治験担当医に連絡をしようとしているときに、患者から「今日の夕食後の治験薬をまだ飲んでいないがどうすれば良いか」と質問された。
- 救急外来の医師の対応として適切なのはどれか。
- a 「内服を寝る前に変更してください」
- b 「いつもの時間で内服してください」
- c 「鎮痛薬と一緒に内服してください」
- d 「明日の朝食後から内服してください」
- e 「担当医と連絡がとれるまで内服しないでください」
[正答]
※国試ナビ4※ [110F016]←[国試_110]→[110F018]
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- 50歳の女性。頭痛を主訴に来院した。2日前の夕食中に突然の頭痛を自覚した。翌日も頭痛は続き、37.8℃の発熱もあったため、自宅近くの診療所を受診した。鎮痛薬を処方され内服したが、頭痛が改善しないため救急外来を受診した。意識は清明。身長 156cm、体重 57kg。体温 36.8℃。脈拍 84/分、整。血圧 126/70mmHg。神経学的診察で脳神経に異常を認めない。項部硬直とKernig徴候とを認めない。四肢の運動系に異常を認めず、腱反射は正常でBabinski徴候を認めない。血液所見と血液生化学所見とに異常を認めない。頭部単純CT(別冊No. 2)を別に示す。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110F018]←[国試_110]→[110F020]
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