骨盤内炎症性疾患
定義
- 外性器から上行性に感染が波及して、骨盤内に炎症を起こすこと。(NGY.178)
病因
- 細菌感染:クラミジア・トラコマティス Chlamydia trachomatis、淋菌
- 起炎菌として大腸菌が最も多く、ブドウ球菌、Chlamydia trachomatis、淋菌などがある。(NGY.178)
症状
- 下腹部痛、あるいは無症状
- 症状がない無症候性骨盤内感染症を発症し、子宮付属器周辺の癒着などを起こす。不妊の原因となる
検査
- 子宮頚管分泌物の細菌培養、クラミジア抗原検査、淋菌培養
超音波検査
- 骨盤内腫瘤
診断
- 内診痛、性交痛、下腹部痛、発熱、白血球増加
鑑別疾患
- 虫垂炎、腸炎、憩室炎などの消化器疾患
- 卵巣腫瘍の茎捻転、子宮外妊娠