針刺し事故
針刺し事故の対処
- 1.共通処理
- 針刺しをした場合はすぐに大量の流水で血を絞り出すようにして傷口をよく洗い流し、つぎに消毒薬で消毒する。創傷面はポビドンヨードで消毒する。
- 2. 既往歴・ワクチン歴の問診
- 3. ワクチンの接種、γグロブリン製剤・抗ウイルス薬の投与
針さし・切創対策
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- 院内マニュアル的なもの
| 病原体 | 感染率(1) | 感染率(2) | 感染率(3) |
| HBV | 20-40% | 30% | 約30% |
| HCV | 1.2-10% | <5% | 3.5~5.0% |
| HIV | 0.1~0.4% | 0.3% | 0.3~0.4% |
- 1:院内感染予防対策ハンドブック--厚生省保健医療局監修
- 2:不明
- 3:SUB12.304
病原体別
B型肝炎ウイルス
- 事故者の抗原、抗体(HBs抗体(-))が陰性の場合、48時間以内の早い時期に抗HBsヒト免疫グロブリンを接種する。そしてHBワクチンを接種する。
C型肝炎ウイルス
- 肝機能のモニタリングを継続し、発症した段階で治療を行う。
HIV
- 事故後、なるべく早期(2時間以内)に抗HIV薬の予防内服を開始。4週間予防内服する。
参考
- 1. 針刺し事故の予防と対策 飯野四郎 日医雑誌第127巻・第3号/平成14(2002)年2月1日
- <click2in>http://www.med.or.jp/anzen/innai/harisasi.pdf</click2in>
- 2. 針刺し事故対応マニュアル
- <click2in>http://www.city.hiroshima.med.or.jp/hma/archive/needle.pdf</click2in>