胃アニサキス症
- 生鮮魚介類(サバ、イワシ、アジ、イカ)とともに経口摂取されたアニサキス幼虫が胃粘膜に穿入することにより発生する。
- 病型は急性と慢性とがある。慢性のものはほとんど無症状で、腫瘤性病変の疑いで偶然発見され、病理組織標本から診断されることが多い。
- 即時型過敏性反応による胃の攣縮による疼痛が病態。痛みの質は疝痛である。
- 潜伏期間:原因食品摂取後2時間から8時間、ないし生食後6~12時間以内
- 疼痛部位:心窩部
- 疼痛の質:疝痛、絞扼感
- 随伴症状:時に悪心・嘔吐、下痢、蕁麻疹、多量吐血
- 治療:上部消化管内視鏡で虫体を確認し、生検鉗子で虫体を除去する。