心筋梗塞後症候群

post-myocardial infarction syndrome, postmyocardial infarction syndrome
ドレスラー症候群, Dressler症候群, Dressler's syndrome, Dressler syndrome
心筋梗塞

概念

  • 様々な呼び方がある。(参考1)
  • 疫学・病因:心臓手術後だけでなく心筋梗塞後や肺塞栓後でも起こり、これらの患者のうちPCISを起こす患者は3.5%であったという報告がある。PCISは歴史的には1956年にDresslerによって急性心筋後、数週間から数ヶ月後に起こると報告されいるが、まれに心筋梗塞後1週間以内に症状が出現することがある。(参考1)  
  • 病態・症状:胸膜痛(pleuritic chest pain)、胸膜摩擦音、発熱、白血球増多、時に胸水・肺浸浸潤影(pulmonary infiltrate)。(参考1)  ←  心筋梗塞後1週間以内に見られる急性心膜炎とは症状や経過が違うらしい。
  • 病態生理:免疫性因子の関与が想定されている。心筋障害により心臓由来の抗原が放出され抗体形成を刺激、免疫複合体を形成後に心膜、胸膜、肺に沈着する。免疫複合体に対して炎症反応が惹起されるのが本態とされる。(参考1)

参考

  • 1. [charged] Pericardial complications of myocardial infarction - uptodate [1]