後部尿道弁

posterior urethral valve
尿道弁先天性水腎症

概念

  • 男子後部尿道の精丘の両脇に発生する線維筋性組織からなる膜状構造物が排尿時に弁状に作用することで排尿障害を来す病態。
  • 重症度は弁の構造により様々であり、高度の障害では新生児期より尿路感染・腎機能障害を来すが、軽症例では幼児期・学童期に尿路感染・排尿習慣異常・夜尿症を契機に発見される。
  • 排尿時膀胱尿道造影で、後部尿道の拡張、膀胱の変形、膀胱尿管逆流と共に上部尿路の拡張が見られる。
  • 治療は経尿道的切開を行うが、改善しない場合には膀胱皮膚瘻や尿管皮膚瘻が行われる。