左心低形成症候群
概念
- 僧帽弁・大動脈弁の狭窄/閉塞 + 心房中隔欠損
- 大血管と関連する心奇形のスペクトラムであり、「左心の低形成(左心室の低形成(大動脈弁や僧帽弁あるいは両方の閉鎖/狭窄/低形成, 上行大動脈の低形成))」を特徴とする。(極端な例では僧帽弁と大動脈弁が閉鎖しており、左心室は痕跡程度にしか発達しておらず、また上行大動脈は極小さいものがある。反対に、僧帽弁、大動脈弁は正常であるが、左室の低形成と左室の閉塞している例がある。)
病態
- 血流:(体循環)大静脈 → 右心房 + (肺循環)(左心房からの酸素化された血流)ASD → 右心室 → (肺循環へ)肺動脈 + (体循環へ)動脈管
┌─体循環─┐
──右心室──┤ ├──
└─肺循環─┘
症状
- 新生児期のうっ血性心不全、肺高血圧。次第にチアノーゼ、多呼吸をきたす。
検査
- 心電図:右軸偏位
治療
薬物
手術療法
手術:Norwood手術、両側Glenn手術、Fontan手術
予後
- 外科手術を行っても5年生存率は50-60% (参考1)
参考
- 1. Hypoplastic left heart syndrome
- <click2in>http://www.uptodate.com/contents/hypoplastic-left-heart-syndrome</click2in>