尺骨神経麻痺
- 両筋は中手筋と呼ばれる(KL)
- 尺骨神経麻痺により、両筋が麻痺して、MP関節で過伸展、IP関節で屈曲し、手筋マイナス位をとる(KL.107)
尺骨神経麻痺
| 尺骨神経麻痺 | 正中神経麻痺 | 橈骨神経麻痺 | |||
| 小指球筋萎縮 | 母指、示指の屈曲障害 | (祈祷手) | 手関節背屈障害 | (下垂手) | |
| 骨間筋萎縮 | 母指球の萎縮 |
(猿手) | 指MP関節進展 | (下垂指) | |
| 中節・末節屈曲位 | (鷲手) | 母指の対立障害 | |||
| 指内転・外転不能 | (フロマン徴候陽性) | ||||
原因
- 上腕骨頭や肘関節部の骨折・外反肘(遅発性尺骨神経麻痺)、肘部管症候群などによる機械的損傷(肘部管症候群(良くある)、尺骨管症候群(あまりない))、運動ニューロン疾患、ハンセン病などにおける部分症として発症。
症例
- 60歳男性。5年前から徐々に右手の環指、小指に知覚障害が出現したため来院。屈曲障害はない。小指球筋の筋萎縮があり、母指、示指のつまみ運動が困難である。既往に右上腕骨外側顆骨折がある。