外傷性白内障

traumatic cataract
眼内異物
白内障



外傷性白内障

((1) p.69)
  • 外傷性白内障の原因として非穿孔性/鈍的外傷によるものと穿孔性外傷によるものがある。前者の場合、外力が加わった部位での水晶体前嚢下の混濁が特徴的である。小児ではこの混濁が軽減することもある。鈍的外傷により虹彩が水晶体に押しつけられ、虹彩色素沈着とその部位での圧痕様の水晶混濁や急性閉塞隅角緑内障で水晶混濁(緑内障斑)などを生じる。この混濁自体は視力低下とはならないこともあり、治療は不要である。後者の場合、水晶体嚢が破損し、水晶体蛋白質の変性が生じるために水晶体の混濁が生じるものである。治療は水晶体嚢の破損がある場合は水晶体の除去を行い、水晶体嚢の破損がない場合は、手術適応は加齢白内障と同様である。

参考

(1) 標準眼科学 第10版 医学書院