ループスアンチコアグラント
概念
- 免疫グロブリンの一つ
- 原発性抗リン脂質抗体症候群、全身性エリテマトーデスでみられる。
機序
- 凝固系においては、活性化X因子(Xa)は、V因子およびプロトロンビンと結合し、複合体を形成するが、このためにはCa2+と陰性荷電リン脂質の存在が必要である。
- ループスアンチコアグラント(抗リン脂質抗体)は、このリン脂質に結合することで、Va/Xa/プロトロンビン複合体の形成を妨げ、凝固は延長する。
検査
- in vitroでは、APTTなどリン脂質依存性の凝固反応が延長する
生理的機能
- in vivoでは、血栓症状に関わっている。