リファンピシン

rifampicin, RFP, RIF
Rifampinリファジンリマクタンアプテシン
抗結核薬結核抗菌薬



分類

  • 抗結核薬

特徴

  • 濃度依存性  ← アミノグリコシドlike
  • 血漿濃度より組織内の方が高濃度に分布し、マクロファージに潜伏する結核菌に有効に作用。

薬理作用

作用機序

  • 結核菌のDNA依存RNAポリメラーゼに作用し、RNA合成初期段階を阻害(参考2)

注意

副作用

他の抗結核菌薬と比べて特異的なものはない。
  • 白血球減少、血小板減少、発疹、肝障害


参考1
  • 胃腸症状(悪心、嘔吐、下痢)、中枢神経系(頭痛、発熱)、皮膚(皮疹、掻痒、発赤)、血液系の異常(血小板減少症、急性溶血性貧血)
  • イソニアジドなどの肝毒性を有する薬剤との同時投与により肝炎を来しやすい。
  • 掻痒症も来すことがある。観血的に高用量を用いた患者にインフルエンザ様症状出現の報告がある。
  • 体液(汗、唾液、涙)がオレンジ~橙赤色になる。


参考

  • 1. [charged] Rifampin and other rifamycins - uptodate
  • 2. リファジンカプセル150mg - 添付文書
http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/6164001M1216_1_03/6164001M1216_1_03


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2016/02/19 04:37:04」(JST)

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Japanese Journal

  • リファンピシンによる薬剤性肺炎の1例
  • 西尾 智尋,佐藤 敦夫,坪井 知正 [他]
  • 結核 86(4), 473-476, 2011-04
  • NAID 40018847925
  • 肺Mycobacterium szulgai感染症の1例
  • 鈴木 洋祐,笹岡 彰一,澤田 格,林 右
  • 2010-10-31
  • … szulgai が同定され、RFP(リファンピシン)、EB(エタンブトール)、CAM(クラリスロマイシン)の3剤による治療に変更した。 …
  • NAID 120003057448

Related Links

リファンピシン ( rifampicin ) は抗生物質の一種。 分子式C43H58N4O12、分子量 822.95の有機化合物。リファンピン ( rifampin )ともいう。 放線菌の一種Streptomyces mediterraneiが生産するリファマイシンから半合成される。 ...


Related Pictures

イソニアジド / リファンピシン 製剤写真ダウンロードリファンピシン投与による リファンピシン, R-cin, 150mg サンド リファンピシン 包装 リファンピシン R-cin 150mg 結核の画像 p1_7

Japan Pharmaceutical Reference

販売名

リファンピシンカプセル150mg「サンド」

組成

有効成分

  • 日局 リファンピシン

含量(1カプセル中)

  • 150mg(力価)

添加物

  • 乳糖水和物、結晶セルロース、カルメロース、カルボキシメチルスターチナトリウム、タルク、ステアリン酸マグネシウム
    カプセル本体にゼラチン、ラウリル硫酸ナトリウム、赤色3号、黄色5号、酸化チタン含有

効能または効果

<適応菌種

  • 本剤に感性のマイコバクテリウム属

<適応症

  • 肺結核及びその他の結核症、マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症を含む非結核性抗酸菌症、ハンセン病


[肺結核及びその他の結核症]

  • 通常成人には、リファンピシンとして1回450mg(力価)を1日1回毎日経口投与する。ただし、感性併用剤のある場合は週2日投与でもよい。原則として朝食前空腹時投与とし、年齢、症状により適宜増減する。また、他の抗結核剤との併用が望ましい。

[MAC症を含む非結核性抗酸菌症]

  • 通常成人には、リファンピシンとして1回450mg(力価)を1日1回毎日経口投与する。原則として朝食前空腹時投与とし、年齢、症状、体重により適宜増減するが、1日最大量は600mg(力価)を超えない。

[ハンセン病]

  • 通常成人には、リファンピシンとして1回600mg(力価)を1ヵ月に1?2回または1回450mg(力価)を1日1回毎日経口投与する。原則として朝食前空腹時投与とし、年齢、症状により適宜増減する。また、他の抗ハンセン病剤と併用すること。


  • 肺結核及びその他の結核症に対する本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。
  • 本剤をMAC症を含む非結核性抗酸菌症に使用する際には、投与開始時期、投与期間、併用薬等について国内外の各種学会ガイドライン1)?3)等、最新の情報を参考にし、投与すること。


慎重投与

  • 過敏症の既往歴のある患者
  • 間歇投与又は投与を一時中止し、再投与する場合[このような場合にはアレルギー性の副作用があらわれやすい。]
  • 副腎皮質不全のある患者4)[副腎(急性)クリーゼを誘発することがある。]
  • 慢性甲状腺炎のある患者[甲状腺機能低下症を増悪又は顕在化させることがある。]
  • 肝障害又はその既往歴のある患者[症状が悪化又は再発するおそれがある。]


重大な副作用

  • 下記の重大な副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、2)ショック、アナフィラキシー様症状、3)腎不全、間質性腎炎、4)溶血性貧血の副作用についてはアレルギー性と考えられており、特に間歇投与時又は投与を一時中止し再投与する場合に起こりやすいので注意すること。
  • 劇症肝炎等の重篤な肝障害(頻度不明)
     定期的に肝機能検査を行うこと。
  • ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明)(初期症状:発熱、悪寒・戦慄、顔面潮紅、呼吸困難、胸内苦悶等)
  • 腎不全、間質性腎炎、ネフローゼ症候群(頻度不明)
  • 溶血性貧血(頻度不明)
  • 無顆粒球症、血小板減少(頻度不明)
  • 偽膜性大腸炎等の血便を伴う重篤な大腸炎5),6)(頻度不明)(症状:腹痛、頻回の下痢等)
  • 中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、7)皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、扁平苔癬型皮疹、天疱瘡様及び類天疱瘡様皮疹、紅皮症(剥脱性皮膚炎)(頻度不明)
  • 間質性肺炎(頻度不明)


薬効薬理

抗菌作用

  • 結核菌に対する抗菌力はイソニアジドに匹敵し、18)最小発育阻止濃度はDubos培地で、0.01?0.04μg/mLであった。17)また、他剤との併用により高い菌陰性化率を示す。19)

耐性

  • 他の抗結核剤との交叉耐性は認められていない。耐性は試験管内で比較的速く発現するが、エタンブトール、イソニアジド、ストレプトマイシンその他の抗結核抗生剤との併用で遅延される。

作用機序20)

  • 結核菌のDNA依存RNAポリメラーゼに作用し、RNA合成初期段階を阻害する。


有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • リファンピシン(Rifampicin)

略号

  • RFP

化学名

  • (2S,12Z,14E,16S,17S,18R,19R,20R,21S,22R,23S,24E)-5,6,9,17,19-Pentahydroxy-23-methoxy-2,4,12,16,18,20,22-heptamethyl-8-(4-methylpiperazin-1-yliminomethyl)-1,11-dioxo-1,2-dihydro-2,7-(epoxypentadeca[1,11,13]trienimino)naphtho[2,1-b]furan-21-yl acetate

分子式

  • C43H58N4O12

分子量

  • 822.94

性状

  • だいだい赤色?赤褐色の結晶又は結晶性の粉末である。
    水、アセトニトリル、メタノール又はエタノール(95)に溶けにくい。

★リンクテーブル★
国試過去問112C062」「104D050」「103D046」「106A029」「095C018」「109D052」「095A099」「111E031」「082B042」「100G114
リンク元100Cases 76」「耐性菌」「抗結核薬」「髄膜炎菌感染症」「胆汁排泄
関連記事ファン

112C062」

  [★]

  • 次の文を読み、60~62の問いに答えよ。
  • 15歳の男子。通っている学習塾の講師が肺結核と診断されたため、保健所からの結核接触者検診の指示を受けて受診した。
  • 現病歴:2週間前から微熱と咳嗽が続いている。痰が絡む咳嗽が1日中持続している。
  • 既往歴:特記すべきことはない。
  • 予防接種歴:BCG接種歴あり。
  • 家族歴:父と母との3人暮らし。家族内に他に咳嗽のある者はいない。
  • 現症:意識は清明。身長 166cm、体重 56kg。体温 37.6℃。脈拍 72/分、整。血圧 124/62mmHg。呼吸数 16/分。SpO2 98%(room air)。眼球結膜に黄染を認めない。咽頭に発赤を認めない。甲状腺と頸部リンパ節とを触知しない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
  • 検査所見:血液所見:赤血球 472万、Hb 13.5g/dL、Ht 39%、白血球 7,400(①分葉核好中球 56%、好酸球 1%、リンパ球 43%)、血小板 24万。血液生化学所見:総蛋白 7.6g/dL、アルブミン 3.8g/dL、総ビリルビン 0.6mg/dL、AST 26U/L、ALT 13U/L、LD 228U/L(基準 176~353)、γ-GTP 12U/L(基準 8~50)、尿素窒素 11mg/dL、クレアチニン 0.3mg/dL、血糖 96mg/dL、Na 140mEq/L、K 4.1mEq/L、Cl 102mEq/L。CRP 0.8mg/dL。②結核菌特異的全血インターフェロンγ遊離測定法(IGRA)は陽性。③喀痰塗抹Ziehl-Neelsen染色でGaffky 3号。④喀痰結核菌PCR検査は陽性。胸部エックス線写真で異常を認めない。⑤胸部CTで右下肺野に小葉中心性の粒状影を認める。
  • 臨床経過と検査所見から肺結核と診断した。
  • この患者に対する標準治療として使用しないのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 112C061]←[国試_112]→[112C063

104D050」

  [★]

  • 58歳の女性。血痰とを主訴に来院した。2年前から咳と痕とが出るようになった。1か月前から咳が強くなり、3日前から血痰が出たため受診した。13歳時に副鼻腔炎で両側を手術した。体温37.2℃。両側の前胸下部に弱いfine cracklesを聴取する。血液所見:赤血球 420万、Hb 11.8g/dl、Ht 40 %、白血球 6,800、血小板 18万。血液生化学所見に異常を認めない。CRP O.8mg/dl。喀痰の抗酸菌塗抹検査が3回連続で陽性となったが、同時に行った結核菌PCR検査は陰性だった。胸部エックス線写真(別冊No.18A)と胸部単純CT(別冊No.18B)とを別に示す。止血剤の投与で血痰は消失したが、咳は増強し、1か月後の画像は増悪していた。抗菌薬を3剤用いて治療を開始することとした。
  • リファンピシンエタンブトールに加えて選択するのはどれか。




[正答]


※国試ナビ4※ 104D049]←[国試_104]→[104D051

103D046」

  [★]

  • 30歳の男性。会社員。独身。高度の呼吸困難、発熱および乾性咳嗽を主訴に来院した。3か月前から全身倦怠感と乾性咳嗽、2か月前から体動時の息切れ、2週前から発熱がみられ呼吸困難は高度となった。22歳から2年間海外に留学した。意識は清明。身長178cm、体重56kg。体温 38.2℃。呼吸数 30/分。脈拍 112/分、整。血圧 114/60 mmHg。チアノーゼを認める。血液所見:赤血球 452万、Hb 12.8 g/dl、Ht 40%、白血球 8,200(桿状核好中球 16%、分葉核好中球 64%、単球 8%、リンパ球 4%)、血小板 17万。免疫学所見:CRP 18mg/dl、IgG 620 mg/dl (基準 960~1,960)、β-D-グルカン 280pg/ml(基準 20以下)。胸部エックス線写真で両側び慢性に浸潤影を認める。
  • 治療薬として適切なのはどれか。2つ選べ。

[正答]


※国試ナビ4※ 103D045]←[国試_103]→[103D047

106A029」

  [★]

  • 65歳の男性。 10日前から市中肺炎の治療のため入院中である。肺炎は第三世代セフェム系抗菌薬による治療で軽快し、 3日前に投薬終了となった。 2日前から下痢が出現し、昨日は下痢が10回以上認められた。
  • 体温37.2℃。脈拍96/分、整。血圧128/80mmHg。呼吸数16/分。胸部に異常を認めない。腹部は平坦、軟で、圧痛を認めない。腸雑音の亢進を認める。直腸指診で異常を認めない。下部消化管内視鏡写真(別冊No. 7)を別に示す。
  • 治療のために経口投与するのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 106A028]←[国試_106]→[106A030

095C018」

  [★]

  • 60歳の男性。活動性肺結核の診断で入院した。イソニアジドリファンピシン及びストレプトマイシンによる治療を開始した。肺機能検査は正常であった。治療開始1か月後、発熱と発疹とを認めた。飲酒は週にビール2, 3本を30年間。血液所見:白血球11,000(好酸球11%)。化学所見GOT60:単位(基準40以下)、GPT112単位(基準35以下)、アルカリホスファターゼ420単位(基準260以下)、γ-GTP90単位(基準8~50)。IgM-HAV抗体陰性、HBs抗原陰性。
  • この患者の病態の原因として最も可能性が高いのはどれか。

[正答]


※国試ナビ4※ 095C017]←[国試_095]→[095C019

109D052」

  [★]

  • 80歳の女性。咳嗽を主訴に来院した。2か月前から咳嗽が出現し、増強してきたため受診した。10年前から糖尿病で経口血糖降下薬を服用中である。意識は清明。体温 36.8℃。脈拍 72/分、整。血圧 146/82mmHg。呼吸数 18/分。心音と呼吸音とに異常を認めない。胸部エックス線写真で左中肺野に結節影を認める。胸部CT(別冊No. 25A)と経気管支肺生検組織のPAS染色標本(別冊No. 25B)とを別に示す。
  • 治療薬として適切なのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 109D051]←[国試_109]→[109D053

095A099」

  [★]

  • 抗結核薬と副作用の組合せで誤っているのはどれか。

[正答]


※国試ナビ4※ 095A098]←[国試_095]→[095A100

111E031」

  [★]

  • 抗結核薬のうち副腎皮質ステロイドの効果を減弱させるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 111E030]←[国試_111]→[111E032

082B042」

  [★]

  • 薬物と副作用の組み合わせで正しい物
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)

100G114」

  [★]

  • 腎不全患者で投与量を減らすのはどれか。

[正答]


※国試ナビ4※ 100G113]←[国試_100]→[100G115

100Cases 76」

  [★]

☆case76 頭痛
glossary
傾眠 drowsiness 正常病的の区別なく眠り込む場合に用いられる
意識不鮮明 confusion 周囲に対する認識や理解は低下し、思考清明さや記憶正確さが失われる
錯乱 confusion 夢幻様状態より見当識障害思考滅裂が見られる状態(PSY.40)
MA = Master of Arts 文学修士
 The Master of Arts (BrE: MA, UsE: M.A.) is awarded in Arts, Humanities, Theology and Social Sciences (Wikipedia)
graduate student 大学院生
rousable adj. 覚醒できる、目を覚ますことができる
rouse vt. ~の目を覚まさせる、呼び起こす。喚起する、鼓舞する、奮起させる。(感情を)起こさせる、かき立てる
lateralize vt. (生理)(大脳が)(左右半球に心的機能差がある、左右差がある。(器官機能活動などが)大脳の(左右いずれかの)片側優位下にある。(医学)(障害などが)大脳の片半球にあると診断される
乳頭浮腫 papilledema 原因を問わず視神経乳頭腫脹している状態
うっ血乳頭 choked disc 脳圧亢進による乳頭浮腫
症例
24歳、男性 精神学の修士過程を専攻している大学院生
主訴:激しい頭痛
現病歴頭部全体に痛みがある。2回嘔吐傾眠錯乱が認められるようになった。明るい光を嫌う()he finds bright lights uncomfortable
既往歴病気既往はない。アレルギーはない。タバコ1日10本。アルコール24 unit/week(缶ビール(350ml)13.7本/週)。薬は服用してない。
家族歴:彼女と同居。3歳と4歳の子供がいる。
診察 examination
 見た感じ紅潮しており、調子が悪そう。体温:39.2℃。項部硬直あり(he has stiffness on passice flexion of his neck)。皮疹なし。副鼻腔圧痛なし。鼓膜所見は正常脈拍:120/分。血圧:98/74 mmHg心血管系胸部腹部に異常所見なし(normal)。意識レベル低下。命令に応じて覚醒する(JCS10?)。局所神経症状認めない。眼底所見正常
検査 investigation
 血液検査
  白血球上昇血清Na:低下。血清尿素:上昇血清クレアチニン上昇血液培養検査
 画像検査
  胸部X線:異常所見なし。頭部CT正常
 心電図洞性頻脈
 腰椎穿刺
  髄液所見:混濁白血球:増多。蛋白:増多。糖:低下(普通の人の血糖100mg/dLと考える。→ 1g/L → 1/180 mol/L → 5.56 mmol/L。グラム染色結果待ち
■Q
 診断鑑別診断管理
■A
 細菌性髄膜炎髄膜炎クモ膜下出血、経験的抗菌薬投与
解説
(第1パラグラフ)細菌性髄膜炎
・(症状)突然発症。激しい頭痛嘔吐錯乱羞明項部硬直
・低血圧白血球増多、腎機能低下 → ウイルス性よりむしろ細菌性感染示唆する。 ← 重症敗血症敗血症ショックかな?(私見)
・(髄膜炎菌の種類)
テーブル挿入 髄膜炎
・(疫学)HIM. 2621 (多分、全患者中(←私見))
 Streptococcus pneumoniae ~50%
 Neisseria meningitidis ~25%、
 group B streptococci ~15%
 Listeria monocytogenes ~10%
 Haemophilus influenzae type B <10%
Neisseria meningitidis全身性脈管皮疹(点状出血紫斑)が特徴的(generalized vasculitic rash)
(第2パラグラフ)鑑別診断
・激しい頭痛
 ・the most severe headaches are experienced in meningitis, subarachnoid hemorrhage and classic migraine.
  ・meningitis単回発作(single episode)。症状は時間単位で出現
  ・subarachnoid hemorrhage単回発作(single episode)。突然発症(突発完成?)。硝子体出血を認めることがある。
  ・classic migraine:繰り返す(数回/年~1回/週。平均月2回。発作は4-72時間継続)
髄膜刺激急性発熱をきたした多くの病態でみられる(acute febrile conditions)。特に子供。 ← そうなの?
頚部硬直頚部脊椎の局所感染症でも起こる。 ← パーキンソン病などによる筋トーヌスの異常亢進も除外しよう
・他の髄膜炎:脳脊髄液所見で鑑別する
(第3パラグラフ)経験的治療
・(細菌性)髄膜炎が疑われたら、確定診断する前に適切抗菌薬投与(empirical treatment)。 → 数時間の経過死亡することがある。
・ペニシリンアレルギーがなければ、ceftriaxoneかceftaximeの静脈内投与一般的治療法
(第4パラグラフ)腰椎穿刺
乳頭浮腫がない、あるいは占拠性病変示唆する片側性の神経徴候(lateralized neurological signs)がある患者では(CT結果を待たずに)腰椎穿刺をすぐにやるべき(CASES) ← どういう事?
局在性の神経徴候(localized neurological sign)がある場合はまずCTを撮るべき(CASES)。 → the dangers of coning ← 鉤ヘルニアの事?
(第5パラグラフ)細菌性髄膜炎管理
診断CSF検査(グラム染色、髄液培養(確定診断感受性試験)
管理
 ・意識が低下しているのでそれなりの看護(must be nursed)。アヘン剤による鎮痛生理食塩水による低ナトリウム血症の補正。低血圧補正するためにinotrope(a drug with positive inotropic effects, e.g. dobutamine, digitalis, milrinone )も必要かもしれない。(100CASES)
 ・感受性のある抗菌薬投与(大量静注、髄液移行性の高いもの)、髄液所見の正常化・CRP 陰転後、1週間抗菌薬投与して治療終了対症療法として脳圧亢進には高張脳圧降下薬(マンニトールなど)を投与。(IMD.1042)
(第6パラグラフ)家族構成を考えた治療
・(意訳)誰が3-4歳の世話をしていたのか分からないけど、子供検査すべき。髄膜炎菌か原因菌が不明だったら、リファンピシンによる予防的治療髄膜炎球菌に対する予防接種をすべき。 ← 日本ではどうなんでしょうか。
□350ml アルコール5%
350x0.05/10=1.75 unit
莢膜を有し、髄膜炎を起こす細菌 → 莢膜を有することで血液中補体などを介した貪食を免れ、血行性クモ膜下腔まで到達しうる。
Streptococcus pneumoniae
Haemophilus influenzae type b
Neisseria meningitidis
敗血症
定義
 感染症による全身性炎症反応症候群(SIRS)をセプシス(sepsis, 広義の敗血症?)とする
 感染症の病原体は、一般細菌(グラム陽性菌・陰性菌)、真菌寄生虫ウイルスなど
 皮膚粘膜の傷とか、種々の臓器にある感染巣から、細菌リンパ流から血中に入り、全身播種されて、新たに転移性感染巣をつくり、重篤全身症状を引き起こす。
全身性炎症反応症候群の診断基準
 下記項目のうち2項目以上が当てはまる
  1. 体温>38℃ or 体温<36℃
  2. 心拍数>90bpm
  3. 呼吸数>20回/min or PaCO2<32mmHg
  4. (白血球数>12,000/ul or 白血球数<4,000/ul) or ( 幼若好中球>10% ) ← ここでいう幼若好中球とは桿状好中球のことである。
敗血症の周辺疾患概念
 1. 全身性炎症反応症候群 systemic inflammatory response syndrome SIRS
  発熱白血球増加などの全身炎症徴候によって特徴づけられる病態(SIRS診断基準に合致する病態)
 2. 敗血症 sepsis
  SIRS感染結果である場合
 3. 重症敗血症 severe sepsis
  主要臓器障害を伴う敗血症
 4. 敗血症ショック septic shock
  輸液投与不応性の低血圧を伴う重症敗血症
 5. 多臓器機能障害症候群 multiorgan dysfunction syndrome MODS
  2つ以上の主要臓器機能異常
 6. 多臓器不全 multiorgan failure MOF
  2つ以上の主要臓器の不全状態
参考文献
HIM = Harrison's Principles of Internal Medicine 17th Edition
PSY = 標準精神医学 第3版
CASES = 100 Cases in Clinical Medicine Second edition
IMD = 内科診断学第2版

耐性菌」

  [★]

resistant bacterium
薬剤耐性菌 drug resistance bacterium drug resistant bacterium
菌交代症R因子


医療系の雑誌より(日経カデット11月?)

表1抗菌薬投与後に出現する可能性か高い耐性菌

系統 前投与抗菌薬 抗菌薬投与後に高頻度に検出される細菌
自然耐性菌 獲得耐性菌
ペニシリン系 アンピシリン Klebsiella pneumoniae 大腸菌黄色ブドウ球菌(MSSAMRSA)
ピベラシリン 緑膿菌
セフエム系(第1・2世代) セフアゾリン、セフォチアム 緑膿菌腸球菌 黄色ブドウ球菌(MRSA)、大腸菌
セフエム系(第3世代) セフ卜リアキソン 腸球菌 黄色ブドウ球菌(MRSA)、緑膿菌大腸菌
セフタジジム
セフエビム
カルバペネム系 メロペネム Stenotrophomonas maltophilia 黄色ブドウ球菌(MRSA)、緑膿菌
イミペネム
アミノグリコシド系 アミカシン 腸球菌嫌気性菌 緑膿菌, Serratia marcescens
トブラマイシン レンサ球菌肺炎球菌
マクロライド系 クラリスロマイシン 腸内細菌科 黄色ブドウ球菌肺炎球菌化膿性レンサ球菌
アジスロマシン
テトラサイクリン系 ミノサイクリン Proteus mirabilis 黄色ブドウ球菌(MRSA)、Brukholderia cepacia、Acinetobacter baumannii
Morganella morganii
Providencia rettgeri
キノロン系 レポフロキサシン レンサ球菌 黄色ブドウ球菌(MRSA大腸菌緑膿菌

表2主な耐性菌と治療薬

主な耐性菌 治療薬
緑膿菌 アズトレオナム+ブラマイシン、シプロフロキサシン(感性株)、(コリスチン)
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA) バンコマイシン、テイコプラ二ン、アルベカシンリネゾリド、(ST合剤リファンピシン)
ESBLs産生大腸菌 ドリペネムメロペネムイミペネムアミカシンST合剤
グルコース非発酵性グラム陰性桿菌 ミノサイクリン、ピベラシリン、アンピシリン+スルバクタムクロラムフェニコールST合剤、(コリスチン)
バンコマイシン耐性腸球菌 テイコプラ二ン(VanB型)、リネゾリドキヌプリスチン/ダルホプリスチン
()は多分保険適用かないか、日本では未発売

抗結核薬」

  [★]

antituberculous, antitubercular agent antituberculous agent antitubercular drug antituberculous drug antituberculosis drugs, antituberculotic
抗結核剤
結核
  • first aid step1 2006 p.172

抗結核薬一覧

  • 覚え方:INH-SM-PZA-INH-RFP-EB → INH-SPIRE(inspire)
  • イソニアジドだけは予防薬として用いられる(first aid step1 2006 p.172)
  • 2nd line drugとしてcycloserineがある。

作用点

抗結核薬の副作用

髄膜炎菌感染症」

  [★]

meningococcal infection, meningococcal infections
髄膜炎菌 Neisseria meningitidis


髄膜炎菌感染症

  • 髄膜炎菌性脳炎 meningococcal encephalitis
  • 髄膜炎とは無関係に敗血症から起こる化膿性・細菌性心膜炎と、抗生物質治療後に発症する無菌性免疫性心膜炎がある。
  • 髄膜炎菌性心筋炎 meningococcal myocarditis
  • 髄膜炎菌性心内膜炎 meningococcal endocarditis
  • 髄膜炎菌性心膜炎 meningococcal pericarditis

病原体

疫学

潜伏期間

感染経路

症状

合併症

経過

治療

髄膜炎

検査

予防

胆汁排泄」

  [★]

biliary excretion
腎排泄薬物排泄
YN. O4改変
親油性の薬剤は肝排泄
  • 抗菌薬:

ファン」

  [★]

fan
送風機