クロルジアゼポキシド
- 英
- chlordiazepoxide
- 化
- 塩酸クロルジアゼポキシド chlordiazepoxide hydrochloride
- 商
- Librium、コンスーン、コントール、バランス
- 関
- ベンゾジアゼピン系
- マイナートランキライザー
薬効薬理
- バランス散10%
- 1. 鎮静及び緊張除去作用
- 本剤は大脳辺縁系、特に海馬、扁桃核に作用することで、各種の実験動物(マウス、ラット、ネコ、イヌ、サル)において強力な鎮静・緊張除去作用を示す。特に攻撃的なサルや脳中隔部を損じて実験的にどう猛化したラットに対して、本剤は静穏化に要する量よりはるかに低い薬量で狂暴性を抑制する特異な馴化効果を示している。正常な意識・行動に影響をほとんど及ぼさずに不安・緊張等の情動異常を改善する4)~6)。
- 2. 自律神経安定化作用
- 本剤は大脳辺縁系に作用して、視床下部の機能を調整し、自律神経安定化作用を示す6)7)。
- 3. 抗痙攣、筋弛緩作用
- 本剤の経口投与によりマウスでの抗痙攣作用並びにマウス、ネコでの筋弛緩作用が認められている6)。
- 4. 抗不安、抗ストレス作用
- 本剤はネコの餌への接近-回避型の葛藤行動に陥らせた実験的神経症に対して、著明に餌とり行動の回復を示した8)。また、ラットを拘束して惹起されるストレス胃潰瘍に対しても、本剤は潰瘍の発生を著しく減少させた9)。
参考
- バランス散10%
- <click2in>http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1124028B2050_1_08/1124028B2050_1_08?view=body</click2in>