出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/11/02 19:29:18」(JST)
ワクチン概要 | |
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病気 | コレラ |
種別 | 不活化ワクチン |
臨床データ | |
販売名 | Dukoral, other |
Drugs.com | Micromedex Detailed Consumer Information |
胎児危険度分類 |
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識別 | |
CAS番号 |
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ATCコード | J07AE01 (WHO) J07AE02 (WHO) |
ChemSpider | none |
コレラワクチンはコレラ感染予防に有効なワクチンである[1]。初めの6か月は約85%の効能があり、初年の効能は50%~60%である[1][2][3]。2年以降の効能は50%以下なる。大部分の人口が予防接種をすることによって予防接種を受けていない人も集団免疫によって予防される。世界保健機構は感染の危険性が高い人には他の予防対策と組み合わせたワクチンの使用を推奨している。2~3回の経口ワクチンが一般的に勧められている[1]。注射ワクチンもあるが世界どこでも入手できるわけではない[1][2]。
経口ワクチンは一般的に安全である。軽い腹痛や下痢が副作用で発生することがある。 妊娠中や免疫機能の低い人にも安全に服用できる。このワクチンの使用は60か国以上で認められいる。 コレラが発症する国での予防接種は経済的に効果的である[1]。
初期のコレラワクチンが開発されたのは1800年代後半である。 コレラワクチンは初めて研究室で作られ幅広く使われるようになったワクチンである[4]。 経口コレラワクチンが使用されるようになったのは1990年代である[1]。 このワクチンは世界保健機関の必須医薬品リストに記載されており、基本的な医療制度で最も重要な投薬である[5]。コレラワクチンの接種価格は$0.10から$4.0米ドルである[6]。
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病原体 | 感染症 | ワクチン | 学校伝染病 | ワクチンの形状 | 潜伏期間 | 季節性 | 年齢 | 出席停止解除条件 | |
ジフテリア菌 | Corynebacterium diphtheriae | ジフテリア | ジフテリア,破傷風,百目咳混合ワクチン | トキソイド | |||||
百日咳菌 | Bordetella pertussis | 百日咳 | ○ | 不活化 | 6~14 | 咳の消失 | |||
結核菌 | Mycobacterium tuberculosis | 結核 | BCG | ○ | 不活化 | 伝染のおそれが無くなるまで | |||
ポリオウイルス | poliovirus | ポリオ | ポリオワクチン(経口) | 生 | |||||
麻疹ウイルス | measles virus | 麻疹 | 麻疹・風疹混合ワクチン | ○ | 生 | 10~12 | 0~2 | 解熱後3日 | |
風疹ウイルス | rubella virus | 風疹 | ○ | 生 | 18 | 春~初夏 | 4~9 | 発疹消失 | |
日本脳炎ウイルス | Japanese encephalitis virus | 日本脳炎 | 日本脳炎ワクチン | 不活化 | |||||
インフルエンザウイルス | influenza virus | インフルエンザ | インフルエンザワクチン | ○ | 不活化 | 1~5 | 冬期 | 解熱後2日 | |
インフルエンザ菌 | Haemophilus influenzae | 化膿性髄膜炎など | Hibワクチン | ||||||
肺炎球菌 | Streptococcus pneumoniae | ||||||||
水痘・帯状疱疹ウイルス | varicella zoster virus | 水痘 | ○ | 生 | 11~21 | 冬(12, 1) | 5~9 | 発疹の痂皮化 | |
ムンプスウイルス | mumps virus | 流行性耳下腺炎 | ○ | 生 | 18~21 | 耳下腺腫脹消失 | |||
B型肝炎ウイルス | hepatitis B virus | B型肝炎 | 成分 | 60~160 | |||||
A型肝炎ウイルス | hepatitis A virus | A型肝炎 | 不活化 | 15~40 | |||||
狂犬病ウイルス | rabies virus | 狂犬病 | 不活化 | ||||||
アデノウイルス | adenovirus | 咽頭結膜熱 | ○ | ||||||
黄熱病ウイルス | yellow fever virus | 黄熱病 | 生 |
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