- 英
- epigallocatechin
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/02/03 16:32:07」(JST)
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ガロカテコール |
|
別称
epigallocatechin
(+)-gallocatechin
|
識別情報 |
CAS登録番号 |
1617-55-6 |
PubChem |
65084 |
MeSH |
Gallocatechol |
特性 |
化学式 |
C15H14O7 |
モル質量 |
306.267 g/mol |
精密質量 |
306.073953 u |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
エピガロカテキン(Epigallocatechin、EGC)またはガロカテコール(Gallocatechol)は、構造中にカテキンを含むフラバノールの1種である。食物に含まれる抗酸化物質の1つである。
エピマーは、緑茶等に含まれる有名なガロカテキン(gallocatechin、GC)であり、ガレート残基がトランス型になっている。ガロカテキンは他にも、バナナ[1]、カキ、ザクロ[要出典]等に含まれている。
緑茶の健康作用の要因として知られるヒトのカンナビノイド受容体に対し、適度な親和力を持つ[2]。
関連項目
- プロデルフィニジン
- 没食子酸エピガロカテキン
- プロアントシアニジンA1 (エピガロカテキン-(2β→7,4β→8)-エピカテキン)
出典
- ^ S. Someya, Y. Yoshiki, K. Okubo. Antioxidant compounds from bananas (Musa cavendish). Food Chemistry, 2002.
- ^ Korte, G.; Dreiseitel, A.; Schreier, P.; Oehme, A.; Locher, S.; Geiger, S.; Heilmann, J.; Sand, P. (2010), “Tea catechins' affinity for human cannabinoid receptors”, Phytomedicine : international journal of phytotherapy and phytopharmacology 17 (1): 19–22, doi:10.1016/j.phymed.2009.10.001, PMID 19897346 編集
外部リンク
- Epigallocatechin on the Sigma-Aldrich website
- Gallocatechin on the Sigma-Aldrich website
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 給茶機RICH+(リッチプラス)を用いた茶葉中各種健康機能性成分の抽出条件の検討
- 山本(前田) 万里,奥田 祐,大菅 武 [他]
- 日本食品科学工学会誌 = Journal of the Japanese Society for Food Science and Technology 61(12), 586-591, 2014-12
- NAID 40020295039
- 「水出し緑茶」による生体防御の活性化 : 緑茶を常飲して感染症を予防する!
- リアルタイム細胞分析システムによる破骨細胞定量法を用いたエピガロカテキンガレートの細胞分化抑制効果
- 江守 永,龍 家圭,小口 勝司,岩井 信市,天野 均
- 昭和学士会雑誌 74(1), 73-80, 2014-02
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- NAID 120005536727
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★リンクテーブル★
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- 英
- epigallocatechin gallate、EGCG
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- カテキン酸、シアニダノール
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