TNF-α

出典: meddic

tumor necrosis factor-α TNFα, tumor necrosis factor-alpha TNF-alpha
腫瘍壊死因子αカケクチン cachectin
サイトカイン
腫瘍壊死因子 tumor necrosis factor TNF

概念

  • 活性化マクロファージなどが産生する抗腫瘍性サイトカイン

作用

  • 発熱作用
視床下部に作用


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/05/21 22:20:16」(JST)

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UpToDate Contents

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和文文献

  • 抑うつ傾向の高い女性でのコルチゾールと炎症性サイトカインの変化についての検討
  • Immunomodulatory effect of mushrooms on cytotoxic activity and cytokine production of intestinal lamina propria leukocytes does not necessarily depend on β-glucan contents
  • Lee Jae-Sung,Oka Kohsuke,Watanabe Osamu,Hara Hiroshi,Ishizuka Satoshi
  • Food Chemistry 126(4), 1521-1526, 2011-06-15
  • … Cytokine production (TNFα, IFNγ, IL-12 p70, and IL-4) of S- and L-LPLs was stimulated in response to P. …
  • NAID 120003075331

関連リンク

TNF-αとは 腫瘍壊死因子(TNF:Tumor Necrosis Factor)は、腫瘍細胞を壊死させる 作用のある物質として発見されたサイトカイン。 TNFには、主として活性化マクロファージ (単球)により産生されるTNF-α(157個のアミノ酸からなる)と、活性化Tリンパ球により ...

関連画像

Cytokines such as TNF alpha and TNF Regulation of TNF-α- and IFN-γ-induced 図B-1-2 抗TNFα抗体とその作用Tnf Alpha PathwayDescription TNF signaling.jpgTnf Alpha Signaling


★リンクテーブル★
リンク元サイトカイン」「播種性血管内凝固症候群」「IV型アレルギー」「血球貪食症候群」「ピオグリタゾン
拡張検索抗TNF-α治療
関連記事T」「TN」「TNF

サイトカイン」

  [★]

cyto=cell kin(e)=small substance
ex. manikine
細胞が分泌する糖タンパク質で、生物活性(増殖・分化・タンパク産生誘導などを)を有するもの
cytokine, cytokines
サイトカイン受容体インターロイキンリンホカイン

生態情報伝達方式

  • 傍分泌系、自己分泌系により情報を伝達する。局所ホルモンともいえる(ホルモンは血流を介して他臓器に働く)

産生細胞・機能による分類名

機能

機能 サブグループ サイトカイン 標的 機能
炎症性サイトカイン TNFファミリー TNF-α 白血球上皮細胞 活性化
インターロイキン IL-1 上皮細胞リンパ球 活性化
IL-6 種々の細胞 活性化
IL-8 白血球 炎症部位遊走
T細胞の増殖・分化 インターロイキン IL-2 T細胞 活性化。増殖
IL-4 T細胞 増殖
Th2細胞 分化誘導
IL-12 Th1細胞 分化誘導
インターフェロン IFN-γ Th2細胞 分化抑制
B細胞の増殖・分化 インターロイキン IL-2 B細胞 活性化
IL-4 B細胞 活性化、増殖、分化
IL-5 B細胞 活性化、増殖
IL-6 B細胞 増殖、分化
  TGF-β B細胞 分化(IgA分泌)
アレルギー調節サイトカイン インターロイキン IL-3 肥満細胞 増殖、分化促進
IL-4 B細胞 IgEクラススイッチ促進
IL-5 好酸球 増殖、分化促進
IL-13 B細胞 IgEクラススイッチ促進
インターフェロン IFN-γ B細胞 IgEクラススイッチ抑制
走化性サイトカイン(ケモカイン) CCケモカイン MIP-1 好中球 遊走
MIP-2
RANTES 単球
CXCケモカイン IL-8 好中球リンパ球好塩基球
SDF-1
造血系サイトカイン   SCF    
インターロイキン IL-7    
  erythropoietin    
コロニー刺激因子 GM-CSF    
G-CSF    
M-CSF    

サイトカインのシグナル伝達 JAK/STAT pathway (IMM.245-246)

組み換えサイトカインと臨床利用 first aid step1 2006 p.327

agent clinical uses
aldesleukin interleukin-2 renal cell carcinoma, metastatic melanoma
erythropoietin epoetin anemias (especially in renal failure)
filgrastim granulocyte colony-stimulating factor recovery of bone marrow
sargramostim granulocyte-macrophage colony stimulating factor recovery of bone marrow
α-interferon   hepatitis B and C, Kaposi's sarcoma, leukemias, malignant melanoma
β-interferon   multiple sclerosis
γ-interferon   chronic granulomatous disease
oprelvekin interleukin-11 thrombocytopenia
thrombopoietin   thrombocytopenia




播種性血管内凝固症候群」

  [★]

disseminated intravascular coagulation DIC, disseminated intravascular coagulopathy
播種性血管内凝固汎発性血管内血液凝固 generalized intravascular coagulation


  • TNF-αの作用により血管内で血液が凝固する(2008年前期免疫学)
  • 致死率は70-80% (2008年前期免疫学)

概念

  • 癌、敗血症、白血病などを基礎とし、過度の凝固亢進により、全身の微小血管に血栓が多発して循環障害による臓器障害と、血小板・凝固因子の消費と線溶系の亢進による著明な出血傾向を来す病態

病因

疫学

病変形成&病理

症状

  • 出血傾向(紫斑など皮下出血、鼻出血、血尿、消化管出血、肺出血)
  • 臓器障害(血栓形成に基づく循環障害)
  • 急性腎不全、虚血性心疾患、呼吸不全、黄疸
  • 初発は70%が出血(紫斑、うっ血斑、注射部位からの出血、消化管出血など)。

診断

表1.DIC診断基準
  厚労省DIC診断基準 急性期DIC診断基準
基礎疾患 基礎疾患あり:1点 基礎疾患は必須項目
臨床症状 出血症状あり:1点
臓器症状あり:1点
要除外診断
SIRS(3項目以上):1点
血小板数
(X104/μL)
8< ≦12:1点
5< ≦ 8:2点
  ≦ 5:3点
8≦<12 or 30%以上減少/24h:1点
  <8 or 50%以上減少/24h:3点
血清FDP(μg/ml)  
10≦ <20:1点
20≦ <40:2点
40≦   :3点
10≦ <25: 1点
25≦   :3点
D-dimerもFDPとの換算表により使用可能
フィブリノゲン(mg/dl) 100< ≦150:1点
   ≦100:2点
PT1.25≦ <1.67:1点
1.67≦    :2点
1.2≦:1点
DIC診断 7点以上
(白血病群では、出血症状と血小板数を除いて、4点以上)
4点以上
(白血病群には適応できない)

検査

  血液マーカー DIC DIC 意義 例外
global coagulation tests プロトロンビン時間 PT   肝障害
フィブリノゲン   ↓or→ 炎症、肝障害
血小板数   肝障害、骨髄抑制、血小板抗体
フィブリン分解産物 FDP 線溶亢進 炎症で増加が減少
止血系分子マーカー トロンビン・アンチトロンビンIII複合体 TAT, F1+2 トロンビン生成 その他の血栓症でも増加
SF, Dダイマー   フィブリン生成  
PPIC, Dダイマー   フィブリン分解  
トロンボモジュリン TM 血管内皮障害 腎障害
アンチトロンビン AT 肝障害
プロテインC PC 肝障害
プラスミノゲンアクティベーターインヒビター1 PAI-1 線溶低下 高脂血症
組織因子 TF 外因系の活性化 大動脈瘤
第VIIa因子 FVIIa
組織因子経路インヒビター TFPI

治療

予後

予防

参考

どの診断基準を使うべきか記載有り
[display]http://fhugim.com/2%E2%96%A0%E2%96%A0p=2454



IV型アレルギー」

  [★]

type IV allergic reaction
IV型アレルギー反応type IV hypersensitivity遅延型アレルギー反応 delayed allergic reaction delayed type allergic reaction遅延型過敏症 delayed-type hypersensitivity delayed type hypersensitivity DTH遅延型過敏症アレルギー遅延型アレルギー遅延型過敏性免疫反応遅延型過敏反応
アレルギー

概念

  • 抗原特異的T細胞によって起こる細胞性免疫反応

関与する細胞・物質

  • 1.
  • 1) 抗原提示細胞:マクロファージ、樹状細胞
  • 2) 抗原に感作されたT細胞(IV型アレルギーの原因となっているT細胞 = TDTH)
  • 2. T細胞が放出するサイトカイン(昔の言葉でリンホカイン)
  • 3. 2.によって動員される細胞:T細胞、マクロファージ

アレルギー反応発現までの時間

  • ピークは24-48hr  ⇔ I型アレルギーは即時

病態生理

  • 体内に侵入した抗原は樹状細胞やマクロファージなどの抗原提示細胞に貪食され分解されて、MHC class IIに抗原をのせてT細胞に提示する。T細胞は感作され、再び抗原刺激を受けるとINF-γTNF-αなどのサイトカインを産生し炎症を惹起する。この反応は抗原進入後48時間程度でピークとなる。(SPE.291)
  • ここで活性化されるT細胞がTh2細胞優位である場合、I型アレルギー反応の遅延型反応のような反応を呈する。

主な疾患

  • アレルゲン:うるし、銀杏など、装飾品(めがね、イヤリング、時計など)、下着、外用薬、化粧品
  • アレルゲンテスト:パッチテスト(皮膚貼付試験: アレルゲン貼付後24-48時間後に判定)
  • I型アレルギー + IV型アレルギー
  • 3. 慢性肉芽種症 chronic granuloma
  • アレルゲン:結核、癩(らい)、サルコドーシスの原因となる病原体

IV型アレルギーを利用した検査

  • 1. ツベルクリンテスト
  • 2. 光田反応
  • 癩抗原(レプラミン)注射後、硬結を判定
  • 3. ディック反応
  • 猩紅熱のディック毒素の判定
  • 4. フライ反応
  • 鼡径リンパ肉芽腫(第4性病)の判定
  • 5. DNCB感作試験



血球貪食症候群」

  [★]

hemophagocytic syndrome, HPS
血球貪食性リンパ組織球症, HLH感染関連血球貪食症候群家族性血球貪食性リンパ組織球症

病因

参考1 YN.G-67
頻度:悪性リンパ腫50%、ウイルス30%、細菌・真菌10%、数%膠原病
  • 一次性血球貪食症候群
  • 家族性の血球貪食症候群
  • 二次性血球貪食症候群
  • 悪性リンパ腫
  • 感染症:

病態

  • 血球を貪食した活性化マクロファージが骨髄、肝臓、脾臓、リンパ節で増殖。

症状

  • 発熱、全身倦怠感、汎血球減少(少なくとも2系統)、DIC、肝脾腫、肝不全

検査

  • 血算:血球減少
  • 血液生化学
  • 骨髄塗沫:血球貪食像
[show details]

治療

参考1
HLH-2004 protocolに基づく治療を
  • デキサメタゾン、エトポシド、メトトレキサート
  • 造血細胞移植

診断基準

参考

  • 1. [charged] 血球貪食性リンパ組織球症(HLH) - uptodate [1]
  • 2. wiki ja
[display]http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%80%E7%90%83%E8%B2%AA%E9%A3%9F%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4
  • 3. 血球貪食症候群 - 難病情報センター
[display]http://www.nanbyou.or.jp/entry/722

国試



ピオグリタゾン」

  [★]

pioglitazone
塩酸ピオグリタゾン pioglitazone hydrochloride ピオグリタゾン塩酸塩
アクトスODアクトスソニアス配合メタクト配合リオベル配合
糖尿病
糖尿病用剤
  • 経口血糖下降薬

作用機序

アクトスOD錠15
  • 末梢組織におけるインスリン作用増強:
  • 肝におけるインスリン作用増強:モデル動物で、肝におけるグルコキナーゼの活性を亢進し、グルコース-6-ホスファターゼの活性を低下させ、糖産生を抑制
  • インスリン受容体作用増強:モデル動物骨格筋で、低下したインスリン受容体及びインスリン受容体基質のリン酸化を正常化し、ホスファチジルイノシトール-3-キナーゼの活性を亢進
  • TNF-α産生抑制作用:骨格筋TNF-α産生亢進を抑制し、これと並行して高血糖を軽減

薬理作用

アクトスOD錠15
  • インスリン受容体のインスリン結合部以降に作用してインスリン抵抗性を軽減し、肝における糖産生を抑制し、末梢組織における糖利用を高め血糖を低下させる。この作用は、インスリン抵抗性の主因である細胞内インスリン情報伝達機構を正常化することによると推測される。

添付文書




抗TNF-α治療」

  [★]

ライター症候群


T」

  [★]


WordNet   license wordnet

「the 20th letter of the Roman alphabet」
t

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「tritiumの化学記号」


TN」

  [★] 三叉神経痛

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「Tennessee」


TNF」

  [★] 腫瘍壊死因子 tumor necrosis factor




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