出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/05/28 12:10:30」(JST)
一般的にRPMI培地(アールピーエムアイばいち)と呼ばれるロズウェルパーク記念研究所培地(英: Roswell Park Memorial Institute medium)は、細胞培養および組織培養に用いられる培地の一種である。伝統的にヒトリンパ系細胞の培養に用いられている。この培地は大量のリン酸塩を含有しており、5%二酸化炭素雰囲気下での使用のために考案されている。RPMI 1640は伝統的に、無血清条件でのヒトリンパ系細胞の増殖のために用いられてきた。
RPMI 1640は、重炭酸イオン緩衝系を用いており、典型的なpHは8で、ほ乳類細胞培養に用いられるほとんどの培地とは異なっている。
血清を適切に補充したRPMI 1640培地では、様々な種類に細胞、特にヒトT/B-リンパ球、骨髄細胞、ハイブリドーマ細胞を培養することが可能である。
RPMI 1640を始めとして、RPMI 1630などのシリーズがある[1]。
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