Crohn病

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クローン病

UpToDate Contents

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和文文献

  • (転載・ひと言)Crohn病に続発しビタミンA投与が奏効した後天夜盲
  • 安積 祐実
  • 東京女子医科大学雑誌 82(E1), E320-E324, 2012-01-31
  • NAID 110008767998
  • 不明熱の精査により診断に至った Crohn 病の1男児例
  • 工藤 孝広,大林 奈穂,青柳 陽,大塚 宜一,永田 智,清水 俊明
  • 順天堂医学 = Juntendo medical journal 57(3), 305-307, 2011-06-30
  • NAID 10029499476

関連リンク

(概要、臨床調査個人票の一覧は、こちらにあります。) 1.クローン病(Crohn病)の理解に必要な情報 【消化管とは】 私たちは食物を消化し栄養を吸収することで生命を維持するために必要なエネルギーを得ています。食物を体内に ...
クローン病診療ガイドライン 厚生労働科学研究費補助金 難治性疾患克服研究事業 「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」班(渡辺班) 平成23年度分担研究報告書 別冊 難治性炎症性腸管障害に関する調査研究班プロジェクト研究 ...
<注4> 裂肛、cavitating ulcer、痔瘻、肛門周囲膿瘍、浮腫状皮垂など。Crohn病肛門病変肉眼所見アトラスを参照し、クローン病に精通した肛門病専門医による診断が望ましい。 <注5> 竹の節状外観、ノッチ様陥凹など。クローン病に ...

関連画像

Crohn病crohn 病 280 200 54k jpg crohn 病 300 Crohn病 性结肠炎和隆氏病(crohn’s图片Crohn病のリンク crohn 病 224 300 10k jpg crohn 病 280


★リンクテーブル★
国試過去問105E051」「107A044」「111A028」「102B052」「108D048」「110A048」「099G026」「095D024」「112D006」「106G027」「109I013」「102E001」「102D012」「105I018」「111I019」「103I018」「105C008」「108A016」「099D104」「102G018
リンク元クローン病」「結節性紅斑」「血清反応陰性脊椎関節症」「性器ヘルペス」「短腸症候群
拡張検索結腸Crohn病
関連記事Crohn」「

105E051」

  [★]

  • 47歳の女性。下痢と体重減少とを主訴に来院した。Crohn病に対して6年前までに計3回の小腸部分切除術が施行され.約90cmの空腹と20cmの終末回腸が残存していた。カテーテルによる発熱を繰り返し、右鎖骨下静脈の血栓性狭窄も起こしたため、4年前から中心静脈栄養は行っていなかった。経腸栄養にて排便回数が5-6回/日程度に落ち着いてきたため、約2年前に本人の希望で経口食に変更した。薬物はメサラジンのみを内服していた。2週前から下痢が10回/日以上となり、体重も2週間で約3kg減少したため来院した。意識は清明。身長156cm、体重34kg。体温37.2℃。脈拍72/分、整。血圧90/52mmHg。腹部に圧痛を認めない。腸雑音は亢進している。血液所見:赤血球 323万、Hb 11.4g/dl、Ht 34%、白血球 5,200、血小板 17万。血液生化学所見:アルブミン 3.2g/dl、尿素窒素 20mg/dl、クレアチニン 0.8mg/dl、AST 26IU/l、ALT 38IU/l、ALP 863IU/l(基準115-359)、Na 138mEq/l、K 3.2mEq/l、Cl 108mEq/l、Ca 8.0mg/dl。CRP 0.6mg/dl。腹部造影CTで残存小腸の軽度拡張と回盲部近傍の小腸壁肥厚とを認める。本人は外来での治療を希望している。
  • まず行う栄養管理として適切なのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 105E050]←[国試_105]→[105E052

107A044」

  [★]

  • 24歳の女性。腹痛を主訴に来院した。昨日朝から心窩部不快感悪心とを自覚した。本日朝から右下腹部に痛みが出現し、一度嘔吐した。午後になって歩行時に腹部に響く痛みがあり、前かがみで歩行するようになったため受診した。昨日は排便があったが、本日はない。既往歴と家族歴とに特記すべきことはない。喫煙歴と飲酒歴とはない。最終月経は2週前。体温37.9℃。脈拍84/分。血圧120/80mmHg。身体所見で腹部はやや膨満し、腸雑音は聴取しない。触診で右下腹部は硬く、圧痛と反跳痛とを認める。血液所見:赤血球430万、Hb 12.9g/dl、Ht38%、白血球16,300(桿状核好中球10%、分葉核好中球72%、好酸球1%、単球3%、リンパ球14%)、血小板23万。血液生化学所見:AST 25IU/l、ALT 10IU/l、ALP 250IU/l(基準115~359)、アミラーゼ49IU/l(基準37~160)。CRP 8.9mg/dl。妊娠反応は陰性。腹部超音波検査では、下腹部は消化管ガスのため観察が困難である。腹部単純CT(別冊No.17)を別に示す。
  • 最も考えられる疾患はどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 107A043]←[国試_107]→[107A045

111A028」

  [★]

  • 20歳の女性。外陰部の強い疼痛を主訴に来院した。最終月経は20日前から5日間。月経周期は28日型、整。7日前に初めて性交渉を経験した。2日前から38.1℃の発熱があり、外陰部の疼痛が出現した。本日は疼痛がさらに増強し、排尿も困難となったため来院した。排尿時に外陰部の疼痛が強くなるため、水分を摂取していないという。皮膚と眼の所見に異常を認めない。口腔内アフタを認めない。両側の外鼠径リンパ節の腫大と圧痛とを認める。腹部は平坦、軟で、圧痛と自発痛とを認めない。外陰部両側に発赤を伴う小水疱が複数みられる。一部の水疱が破れて浅い潰瘍を形成している。外陰部の写真(別冊No. 8)を別に示す。
  • この患者で考えられるのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 111A027]←[国試_111]→[111A029

102B052」

  [★]

  • 次の文を読み、51~53の問いに答えよ。
  • 65歳の男性。血便を主訴に来院した。
  • 現病歴:2か月前から排便異常と便の細小化とが持続し、1週前から下血(鮮紅色)が出現している。
  • 既往歴:特記すべきことはない。
  • 現症:身長168cm、体重61kg。体温37.2℃。脈拍72/分、整。血圧120/62mmHg。眼瞼結膜に貧血を認める。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
  • 検査所見:血液所見:赤血球310万、Hb9.1g/dl、Ht27%、白血球9,200、血小板21万、血液生化学所見:総蛋白6.2g/dl、アルブミン3.3g/d/、AST25IU/l、ALT25IU/l。免疫学所見:CRP2.8mg/dl、CEA7.6ng/ml(基準5以下)。注腸造影写真を以下に示す。


  • 下血の原因はどれか
[正答]


※国試ナビ4※ 102B051]←[国試_102]→[102B053

108D048」

  [★]

  • 70歳の女性。 3週前に右大腿部の蜂窩織炎で入院した。セファゾリンの投与により軽快したが、 2日前から 38℃の発熱と 1日 10回の下痢が出現した。意識は清明。体温 38.5 ℃。脈拍 120/分、整。血圧 110/60 mmHg。呼吸数 20/分。血液所見:赤血球 320万、 Hb 10.3 g/dl、Ht 31%、白血球 19,300(分葉核好中球 72%、好酸球 2%、単球 10%、リンパ球 16% )、血小板 19万。血液生化学所見:アルブミン 2.8 g/dl、尿素窒素 50 mg/dl、クレアチニン 3.8 mg/dl(5日前は 0.8 mg/dl)、 Na 138 mEq/l、K4.7 mEq/l、Cl 109 mEq/l。下部消化管内視鏡像 (別冊 No. 23)を別に示す。
  • 最も考えられるのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 108D047]←[国試_108]→[108D049

110A048」

  [★]

  • 62歳の女性。腹痛と血便とを主訴に来院した。糖尿病と高血圧症とで自宅近くの診療所を定期受診していた。今朝から突然の左下腹部痛があり、その後、鮮血便を認めるようになったため救急外来を受診した。身長 150cm、体重 48kg。体温 37.2℃。脈拍 84/分、整。血圧 132/88mmHg。呼吸数 20/分。腹部は平坦、軟で、左下腹部に圧痛を認める。血液所見:赤血球 384万、Hb 12.2g/dL、Ht 35%、白血球 9,900、血小板 25万。CRP 2.3mg/dL。下部消化管内視鏡像(別冊No. 17)を別に示す。
  • 最も考えられるのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 110A047]←[国試_110]→[110A049

099G026」

  [★]

  • 68歳の男性。今朝突然、腹痛と下血とをきたしたため来院した。身長165cm、体重59kg。呼吸数24/分。脈拍76/分、整。血圧132/90mmHg。腹部は平坦、軟で、左下腹部に圧痛を認める。血液所見:赤血球385万、Hb12.2g/dl、Ht35%、白血球9,900、血小板26万。CRP2.2mg/dl。大腸内視鏡写真を以下に示す。最も考えられるのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 099G025]←[国試_099]→[099G027

095D024」

  [★]

  • 40歳の女性。健康診断で便潜血反応陽性を指摘され来院した。大腸内視鏡検査で粘膜病変を認める。その病変部生検組織H-E染色標本を以下に示す。
  • 最も考えられるのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 095D023]←[国試_095]→[095D025

112D006」

  [★]

  • ある患者に対して処置を行った後の腹部エックス線写真(別冊No. 2)を別に示す。
  • この患者の疾患として考えられるのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 112D005]←[国試_112]→[112D007

106G027」

  [★]

  • 発生母地病変と癌の組合せで誤っているのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 106G026]←[国試_106]→[106G028

109I013」

  [★]

  • 消化管疾患とその合併症の組合せで誤っているのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 109I012]←[国試_109]→[109I014

102E001」

  [★]

  • 吸収障害の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 102D060]←[国試_102]→[102E002

102D012」

  [★]

  • 組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 102D011]←[国試_102]→[102D013

105I018」

  [★]

  • 若年者の難治性痔瘻の原因で最も可能性が高いのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 105I017]←[国試_105]→[105I019

111I019」

  [★]

  • 大腸疾患のうち大腸癌の発生母地となるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 111I018]←[国試_111]→[111I020

103I018」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 103I017]←[国試_103]→[103I019

105C008」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 105C007]←[国試_105]→[105C009

108A016」

  [★]

  • Crohn病に特徴的なのはどれか。2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 108A015]←[国試_108]→[108A017

099D104」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 099D103]←[国試_099]→[099D105

102G018」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 102G017]←[国試_102]→[102G019

クローン病」

  [★]

Crohn disease, Crohn's disease
Crohn病
限局性回腸炎 regional ileitis回腸末端炎終末回腸炎 terminal ileitis
潰瘍性大腸炎炎症性腸疾患 inflammatory bowel disease
  • first aid step1 2006 p.113,140,276,280,283,326,427
  • see also 消化器系チュートリアルの材料.xls

まとめ

  • 特定疾患治療研究事業に含まれる疾患である(特定疾患)。消化管のあらゆる部位に非連続性に起こる原因不明・全層性の慢性肉芽腫性炎症疾患である。10歳後半から20歳代の若年者に多く、また男性に多い(男女比2:1)。病因は不明であるが、炎症反応の亢進であるかもしれない。病理学的にはリンパ球、形質細胞浸潤を伴う全層性炎症像がみられる。また、非乾酪性類上皮細胞肉芽腫が特徴的である。症状は腹痛、下痢、発熱、体重減少などあり、肛門病変(痔瘻や裂肛)が初発することがある。血液検査では炎症所見(WBC,CRP上昇、赤沈亢進)が見られ、貧血、低栄養の所見、またα1アンチトリプシン試験で異常となる。画像検査では、非連続性の病変が認められ、またアフタ状潰瘍、腸間膜付着側の縦列潰瘍、敷石像、瘻孔形成、肛門病変が認められる。治療は内科的治療が中心である。絶食、栄養療法(成分栄養剤による経腸栄養療法、経静脈栄養。小腸ok)、薬物療法(サラゾスルファピリジン(大腸only)、メサラジン(小腸・大腸ok)。ステロイド(栄養療法・5-アミノサリチル酸不応例)、インフリキシマブ、免疫抑制薬、顆粒球吸着療法(GCAP)が行われる。外科療法は狭窄、膿瘍、肛門病変に対して行われる。(SSUR.535 YN A-62)

比較

Table 15-10. Distinctive Features of Crohn Disease and Ulcerative Colitis*
Feature Crohn Disease
(Small intestine)
Crohn Disease
(Colon)
Ulcerative Colitis
Macroscopic
Bowel region Ileum ± colon† Colon ± ileum Colon only
Distribution Skip lesions Skip lesions Diffuse
Stricture Early Variable Late/rare
Wall appearance Thickened Variable Thin
Dilation No Yes Yes
Microscopic
Pseudopolyps None to slight Marked Marked
Ulcers Deep, linear Deep, linear Superficial
Lymphoid reaction Marked Marked Mild
Fibrosis Marked Moderate Mild
Serositis Marked Variable Mild to none
Granulomas Yes (40% to 60%) Yes (40% to 60%) No
Fistulas/sinuses Yes Yes No
Clinical
Fat/vitamin malabsorption Yes Yes, if ileum No
Malignant potential Yes Yes Yes
Response to surgery‡ Poor Fair Good


概念

  • 原因不明の炎症性疾患
  • 腸壁全層に肉芽腫形成が見られる
  • 小腸や大腸に縦走潰瘍、敷石像、アフタの形成

病型

  • 病変の存在部位により分類(小腸型、小腸大腸型、大腸型、特殊型など)
頻度:小腸大腸型>小腸型>>大腸型

病理

  • 全層に及ぶ縦走潰瘍、敷石像、アフタの形成
クローン病 腸結核 腸管ベーチェット病
縦走潰瘍 輪状潰瘍 打ち抜き状潰瘍
敷石像 帯状潰瘍 下掘れ状潰瘍

病因

  • 遺伝的因子 + 環境因子(食餌抗原や細菌、ウイルス感染など) → 免疫異常 → 腸管に慢性炎症性変化

症状

  • 主要症状:腹痛、下痢、発熱、体重減少 ← 水様性下痢が一般的で血便が見られることは少ない(QB.A-142)
  • 腹痛(臍周囲部および回盲部痛)、間欠性発熱、下痢、嘔吐、肛門部病変。体重減少、貧血

合併症

  • 1. 消化管合併症:狭窄、瘻孔、痔瘻、肛門周囲膿瘍
  • 2. 消化管外合併症

続発症

検査

  • 腹部単純X線写真:イレウスを疑う症例ではニボーの確認のために重要。クローン病の確定診断にはやくにたたない。
  • 上部消化管内視鏡
  • 下部消化管内視鏡
  • 小腸造影:小腸病変の評価。特に回腸末端の病変、程度、潰瘍、狭窄、瘻孔
  • 腹部造影CT:TNFα阻害薬やステロイドを用いる際には、腹部から触知下腫瘤が腸管の癒着か、膿瘍の合併によるものかを評価する必要がある(QB.A-144)
  • 注腸造影:大腸病変の描出
[show details] [show details]

診断

[show details]

鑑別診断

IMD

治療

YN.A-66

  クローン病 潰瘍性大腸炎
病因??? 炎症反応亢進 免疫応答の異常
寛解導入 栄養療法  
5-アミノサリチル酸(大: サラゾスルファピリジン、小: メサラジン) 5-アミノサリチル酸(大: サラゾスルファピリジン、小: メサラジン)
ステロイド ステロイド
抗TNF-α抗体  
シプロフロキサシンメトロニダゾール ATM療法
顆粒球吸着療法(白血球除去療法) 顆粒球吸着療法(白血球除去療法)
  免疫抑制薬
緩解維持 在宅経腸栄養法 無治療~5-アミノサリチル酸(大: サラゾスルファピリジン)
5-アミノサリチル酸  
免疫抑制薬  
外科 狭窄、難治性痔瘻 大出血、狭窄、穿孔、中毒性巨大結腸症、癌化

外科療法

  • 狭窄、瘻孔形成、痔瘻の場合に適応となる。
  • 腸切除の後遺症:吸収障害(脂肪>蛋白>糖)、[回盲部切除]胆汁酸ビタミンB12の吸収不良、小腸内細菌異常増殖(結腸からの侵入?)

USMLE

  • Q book p.290


参考

  • 1.
  • [display]http://homepage3.nifty.com/mickeym/No.101_200/163kuro.html
  • 2. 病理学コア UC
[display]http://jsp.umin.ac.jp/corepictures2007/09/c01/index.html
  • 3. 株式会社JIMRO IBDの診断と治療
[display]http://www.jimro.co.jp/ibd/index_ibd.htm
  • 4. クローン病の治療指針 活動期の治療2010
[display]http://mimibukuro.org/cd/medical-guideline08/2
  • 5. クローン病 注腸造影
アフタ病変
[display]http://www.ajronline.org/content/179/4/1029/F14.expansion
縦走潰瘍
[display]http://www.ajronline.org/content/179/4/1029/F12.expansion
偽ポリープ
[display]http://rfs.acr.org/gamuts/data/images/ID1143.htm

国試



結節性紅斑」

  [★]

erythema nodosum EN

概念ツリー

  • 皮下脂肪組織疾患

疫学

  • 成人女性に多い
  • 上気道感染が先行することがある

病理

  • 皮下脂肪隔壁への炎症細胞浸潤(septal panniculitis)がみられ、小葉は保たれる(小葉が冒されるのは硬結性紅斑)。通常は血管炎を伴わない。
[display]http://dermatology.cdlib.org/144/drugs/erythemanodosum/3.jpg

症状

  • 下腿伸側を中心、左右対称性、境界不明瞭な淡紅色の紅斑
  • 大きさは1-10cm
  • わずかから盛り上がる硬結、熱覚、圧痛・自発痛、潰瘍は形成しない。

原因

  • 細菌、真菌、ウイルスによる感染アレルギー

NDE.307

疾患 所見
細菌,真菌,ウイルスによる感染アレルギー 各種感染症の他症状
ベーチェット病 ほかの所見の存在(口腔内アフタ、眼ぶどう膜炎、外陰部潰瘍)、針反応
結核 ツ反、組織にて結核性肉芽腫、胸部Xp
サルコイドーシス 胸部XpにてBHL、眼ぶどう膜炎、血中Ca・ACEリゾチームの高値、ツ反陰性化
薬疹 薬剤内服歴の調査
潰瘍性大腸炎Crohn病 便潜血、消化管検査
骨髄異形成症候群 骨髄および末梢血の血球像の異型性、染色体異常
Hansen病 組織所見、レプロミン反応、神経学的所見

結節性紅斑硬結性紅斑

NDE.305
  結節性紅斑 硬結性紅斑
圧痛 ×
潰瘍 ×
病理 皮下脂肪組織隔壁の炎症 小葉性脂肪織炎
病因 感染アレルギー
ベーチェット病
結核
サルコイドーシス
薬疹
潰瘍性大腸炎クローン病
骨髄異形成症候群
ハンセン病
結核によるアレルギー(結核疹)


参考

  • 1. [charged] 結節性紅斑 - uptodate [1]
  • 2. 皮膚写真
[display]http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/bb/ENlegs.JPG/230px-ENlegs.JPG
[display]http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e0/A_single_EN.JPG/220px-A_single_EN.JPG
  • 3.
[display]http://medicalpicturesinfo.com/erythema-nodosum

国試



血清反応陰性脊椎関節症」

  [★]

seronegative spondyloarthropathy SNSA
血清反応陰性関節炎 seronegative arthritis ← こちらの方がよく使われている印象がある
脊椎炎仙腸関節疾患
[show details]
  • 強直性脊椎炎:リウマトイド因子陰性で脊椎と仙腸関節が侵される疾患。HLA-B27は95%前後陽性。若年男性に好発。骨性強直をきたす。ぶどう膜炎や大動脈弁閉鎖不全症を合併しうる。
  • 乾癬性関節炎:リウマトイド因子陰性で乾癬と様々な多関節炎を呈する疾患。HLA-B27陽性が多く、性差はなく若~中年に好発。手指ではDIP関節を冒し、脊椎炎、仙腸関節炎もきたしうる。
  • Reiter症候群 反応性関節炎:泌尿生殖器(尿道炎)ではクラミジア、消化管(細菌性下痢)ではサルモネラ、赤痢菌、エルシニア、カンピロバクターによる感染後、1-3週間で関節炎を生じる。HLA-B27陽性が多い。1-3の関節(大関節に多い)が非対称性に侵され、仙腸関節炎、脊椎炎、腱付着部炎を伴う。関節炎、結膜炎、尿道炎はライター三徴と呼ばれる。


  • Crohn病:消化管のあらゆる部位に非連続性に起こる原因不明・全層性の慢性肉芽腫性炎症疾患である。10歳後半から20歳代の若年者に多く、また男性に多い。消化管外症状として関節炎、強直脊椎炎をきたしうる。
  強直性脊椎炎 反応性関節炎 乾癬性関節炎 クローン病
性差 男>女 男>女 男≧女 男=女
発症年齢 20歳以上 20歳以上 無関係 無関係
関節症状発症部位 大関節(脊椎、仙腸関節、股・肩) 大関節(膝、足) DIP関節 下肢関節
特徴 大動脈閉鎖不全
虹彩毛様体炎
房室ブロック
尿道炎
結膜炎
乾癬 腸管全層炎
HLA-27陽性率(%) 90 90 20 5?


性器ヘルペス」

  [★]

genital herpes, genital herpes simplex
herpes genitalis
陰部疱疹陰部ヘルペス
単純ヘルペス単純ヘルペスウイルス
[show details]


  • 単純ヘルペスの感染症の一型

病原体

  • HSV-2が原因であることが多い。HSV-1が原因であることもある。
  • 日本女性の初感染はHSV-1(やや多い)、HSV-2。再感染はほとんどがHSV-2。(出典不明)

疫学

  • 思春期以降に発生することがある

潜伏期

  • 4-7日(IRE.944)

症候

  • 感染部位:(男性)陰茎。(女性)陰唇、陰裂。尿道にも起こりうる。
NDE. 425
初感染型と再発型がある
  • (初感染)発熱、倦怠感、髄膜炎(HSV-2)、腎不全  ←  初感染では重症化しやすい
  • 鼡径リンパ節の有痛性腫大
  • 感染部位(外陰部):小水疱→ 小潰瘍 → 疼痛
  • 男子:亀頭、包皮
  • 女子:陰唇、会陰部
  • 排尿困難

検査

  • 水疱、海洋底から検体を採取してツァンク法による塗沫標本を作成し、ライト染色、ギムザ染色により多核巨細胞を証明する。

治療

経過

  • 2-4週間で治癒

後遺症

  • 排尿障害
  • 仙骨神経叢の障害

予後

  • 再発がありうる。再発は1年以内に発症し、1-4ヶ月以内が多い。再発の頻度は個人差が多いが4-7回/年である。

鑑別



短腸症候群」

  [★]

short-gut syndrome, short bowel syndrome, short-bowel syndrome
短小腸症候群
吸収不良症候群
[show details]



結腸Crohn病」

  [★]

Crohn's colitis
結腸クローン病


Crohn」

  [★]

WordNet   license wordnet

「United States physician who specialized in diseases of the intestines; he was the first to describe regional ileitis which is now known as Crohn''s disease (1884-1983)」
Burrill Bernard Crohn


病」

  [★]

diseasesickness
疾病不調病害病気疾患




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