COPD

出典: meddic

chronic obstructive pulmonary disease, 慢性閉塞性肺疾患

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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/10/29 17:00:03」(JST)

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英文文献

  • Heme Oxygenase-1/CO as Protective Mediators in Cigarette Smoke-Induced Lung Cell Injury and Chronic Obstructive Pulmonary Disease.
  • Dolinay T, Choi AM, Ryter SW.SourceDepartment of Medicine, Division of Pulmonary and Critical Care Medicine, Brigham and Women's Hospital, 75 Francis Street, Boston, MA 02115, USA. sryter@partners.org.
  • Current pharmaceutical biotechnology.Curr Pharm Biotechnol.2012 Sep 1. [Epub ahead of print]
  • Chronic obstructive pulmonary disease (COPD) is a disease involving airways restriction, alveolar destruction, and loss of lung function, primarily due to cigarette smoke (CS) exposure. The inducible stress protein heme oxygenase-1 (HO-1) has been implicated in cytoprotection against the toxic actio
  • PMID 22201606
  • Successful grant writing.
  • Koppelman GH, Holloway JW.SourceDepartment of Paediatric Pulmonology and Paediatric Allergology, Beatrix Children's Hospital, Groningen Research Institute for Asthma and COPD, University Medical Center Groningen, University of Groningen, the Netherlands.
  • Paediatric respiratory reviews.Paediatr Respir Rev.2012 Mar;13(1):63-6. Epub 2011 Mar 9.
  • Obtaining research funding is central to the research process. However many (clinician-) scientists receive little, or no, training in the process of writing a successful grant application. In an era of reductions in research budgets and application success rates, the ability to construct a well pre
  • PMID 22208796
  • Hyperpolarized (3)he magnetic resonance functional imaging semiautomated segmentation.
  • Kirby M, Heydarian M, Svenningsen S, Wheatley A, McCormack DG, Etemad-Rezai R, Parraga G.SourceImaging Research Laboratories, Robarts Research Institute, 100 Perth Drive, London, Canada N6A 5K8; Department of Medical Biophysics, The University of Western Ontario, London, Canada.
  • Academic radiology.Acad Radiol.2012 Feb;19(2):141-52. Epub 2011 Nov 21.
  • RATIONALE AND OBJECTIVES: To improve intra- and interobserver variability and enable the use of functional magnetic resonance imaging (MRI) for multicenter, multiobserver studies, we generated a semiautomated segmentation method for hyperpolarized helium-3 ((3)He) MRI. Therefore the objective of thi
  • PMID 22104288

和文文献

  • Comparison of airway remodelling assessed by computed tomography in asthma and COPD
  • Shimizu Kaoruko,Hasegawa Masaru,Makita Hironi,Nasuhara Yasuyuki,Konno Satoshi,Nishimura Masaharu
  • Respiratory Medicine 105(9), 1275-1283, 2011-09
  • … Background: Few studies have directly compared airway remodelling assessed by computed tomography (CT) between asthma and chronic obstructive pulmonary disease (COPD). … Age- and sex-matched COPD patients (n = 28) who demonstrated similar airflow limitation as asthmatic patients and age-matched healthy non-smokers (n = 13) were recruited. … Results: FEV1% predicted and FEV1/FVC was similar between asthma and COPD (82.3 ± 3.3% vs. 77.6 ± 1.8% and 57.7 ± 1.6% vs. 57.9 ± 1.4%). …
  • NAID 120003295078
  • 慢性閉塞性肺疾患患者における動的肺過膨張の程度と呼吸機能・換気様式との関係
  • 野添 匡史,間瀬 教史,村上 茂史,荻野 智之,和田 智弘,眞渕 敏,寺山 修史,福田 能啓,道免 和久
  • 理学療法学 38(2), 74-83, 2011-04-20
  • … 【目的】慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者を対象に,動的肺過膨張の程度と呼吸機能や換気様式との関係を観察し,動的肺過膨張が生じやすい患者の特徴を検討する。 … 【方法】慢性安定期にある16例のCOPD患者を対象に,自転車エルゴメーター,もしくは歩行車を用いた歩行にて運動させ,その際の呼吸パターン,呼気流量制限,肺気量位変化を測定した。 …
  • NAID 110008608078

関連リンク

タバコが原因のCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の診断と治療が受けられるお近くの医療機関を検索できます。一般向けと医療従事者向けの2つのサイトがあります。長引く咳、痰、息切れのある方は一度ご覧ください。
肺の生活習慣COPD(慢性閉塞性肺疾患)の治療薬であるスピリーバ吸入用カプセルとその専用の吸入器具(ハンディヘラー)の正しい使用方法を解説しています。
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関連画像

XANTHONEJUICE & COPDNation’s Fourth Leading Killer is a Lung COPD / LaminatedCOPD patients at risk for pneumonia after COPD & Asthma / Paper COPD is the chronic form of Asthma if


★リンクテーブル★
国試過去問104I012」「101F046」「103A016」「112E009」「105D008」「108B018」「108F011」「105H004」「107B030」「103I013」「105F009」「099B045」「101B075」「111E009」「099B010
リンク元骨粗鬆症」「慢性閉塞性肺疾患」「特発性肺線維症」「在宅酸素療法」「聴診
関連記事COP」「CO

104I012」

  [★]

  • 疾患と治療薬の組合せで正しいのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 104I011]←[国試_104]→[104I013

101F046」

  [★]

  • 病態と酸塩基平衡障害の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 101F045]←[国試_101]→[101F047

103A016」

  [★]

  • 組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ 103A015]←[国試_103]→[103A017

112E009」

  [★]

  • 異常呼吸と疾患の組合せで誤っているのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 112E008]←[国試_112]→[112E010

105D008」

  [★]

  • 病因と疾患の組合せで誤っているのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105D007]←[国試_105]→[105D009

108B018」

  [★]

  • 肝動脈化学塞栓療法の適用を決める際に最も注意すべき病歴はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 108B017]←[国試_108]→[108B019

108F011」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 108F010]←[国試_108]→[108F012

105H004」

  [★]

  • a 85%
  • b 80%
  • c 75%
  • d 70%
  • e 65%
[正答]


※国試ナビ4※ 105H003]←[国試_105]→[105H005

107B030」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 107B029]←[国試_107]→[107B031

103I013」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 103I012]←[国試_103]→[103I014

105F009」

  [★]

  • 二酸化炭素蓄積をきたさないのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 105F008]←[国試_105]→[105F010

099B045」

  [★]

  • 喫煙がリスクにならないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099B044]←[国試_099]→[099B046

101B075」

  [★]

  • 赤血球増加の原因とならないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 101B074]←[国試_101]→[101B076

111E009」

  [★]

  • 慢性透析患者の死因で最も多いのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 111E008]←[国試_111]→[111E010

099B010」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 099B009]←[国試_099]→[099B011

骨粗鬆症」

  [★]

osteoporosis
骨多孔症、オステオポローシス
骨軟化症くる病老人性骨粗鬆症若年性特発性骨粗鬆症糖質コルチコイド誘発骨粗鬆症


  • 骨の絶対量の減少を生じているが骨の質的な変化を伴わない状態をいう。
  • 骨はたえず吸収、形成されているものであり、したがって吸収率と形成率に差を生じ骨形成が負の平衡となれば骨粗鬆が起こる。

概念

  • 骨量の減少(≒骨密度の減少)と骨組織の微細構造の破錠(骨質の劣化)により骨強度が低下して、骨折をきたしやすくなった疾患

定義

  • WHO(1994)、骨量測定法,女性の骨粗鬆症:若年健常女性の平均骨量値から2.5SD以上減少したもの ⇔ 骨量減少:2.5<T-score<-1
  • 日本:骨量が30%以上減少したもの

リスクファクター

YN.D-156
ガイドライン2
  • 高齢、既存骨折(リスク1.9-4倍)、喫煙(リスク1.3-1.8倍)、飲酒(1日2単位以上でリスク1.2-1.7倍)、ステロイド使用(1日5mg以上の経口摂取でリスク2-4倍)、骨折家族歴(親の骨折でリスク1.2-2.3倍)、運動不足(大腿頚部骨折リスク1.3-1.7倍)、易転倒性


以下のリスクファクターを有する65歳未満か、65歳以上の女性は骨量測定によるスクリーニングの対象となる。
  • 高齢、低体重、骨折既往、骨粗鬆症による骨折の家族歴、白人・アジア人、アルコール(1日2杯以上)、カフェイン、喫煙、運動不足、カルシウム不足、ビタミンD不足、骨粗鬆症を起こす薬剤

原因による分類

原発性骨粗鬆症

続発性骨粗鬆症

内分泌性

栄養性

  • 壊血病
  • その他(蛋白質欠乏、ビタミンA過剰、ビタミンD過剰)
別ソース
  • アルコール、摂食障害、ビタミンD欠乏、胃切除

遺伝性

  • 骨形成不全症、
  • ホモシスチン尿症

薬物性

別ソース

不動性

  • 全身性:長期臥床、宇宙飛行、対麻痺
  • 局所性:骨折後

先天性

その他

別ソース

小児の骨粗鬆症

Dent CE:Osteoporosis in childhood.Postgrad Med J 53:450-456,1977
遺伝性症候群 骨形成不全症
特発性若年性骨粗鬆症  
慢性後天性症候群 胆道閉鎖症、チアノーゼ性心疾患
急性後天性症候群 身体の固定、体動制限
後天性代謝異常 甲状腺中毒、クッシング症候群カルシウム欠乏壊血病
新生物による 白血病、原発/転移性悪性腫瘍

男性の骨粗鬆症

原因

  • 多:クッシング症候群、アルコール多飲、ステロイド使用(5mg, 3ヶ月以上)、性腺機能低下、カルシウム摂取量減少、ビタミンD欠乏、喫煙、家族の中で骨折しやすい人がいる、男性ホルモン異常
  • 希:BMI<20, 運動不足、抗てんかん薬、甲状腺中毒症、副甲状腺機能亢進、慢性肝障害、慢性腎障害、吸収不良症候群、高カルシウム血症、リウマチ、脊椎関節炎、糖尿病、多発性骨髄腫、HIV、臓器移植、免疫抑制剤

病理

  • 皮質骨が薄くなる。海綿骨は骨梁が減少。

検査

  • 骨評価:骨量測定 + 胸椎/腰椎の単純X線撮影
  • 骨量測定
  • 躯幹骨DXA、末梢骨DXA、RA/MD、QUSなどで測定可能
  • 椎体DXAと大腿近位部DXAの両方を評価することが望ましい。できなければ橈骨DXAで代替する。
  • 胸椎/腰椎の単純X線撮影
  • 椎体の骨折/変形、退行性変化、骨粗鬆症に類維持した疾患(腰背部痛、円背や低骨量を呈する疾患)の鑑別に必要

治療

薬物治療

薬物治療開始基準

ガイドライン2
  • 以下のいずれかを満たす場合。
  • 1. 脆弱性既存骨折有り
  • 2. 脆弱性既存骨折無し
  • 1) 骨密度が若年成人平均値の70%未満
  • 2) 骨密度が若年成人平均値の70-80%で、かつ閉経後女性/50歳以上男性であって、次のいずれかを有する。
  • a) 過度のアルコール摂取:1日2単位以上
  • b) 現在の喫煙
  • c) 大腿骨頚部骨折の家族歴

治療開始のトリガー

別ソース
  • 骨粗鬆症による大腿骨骨折、椎骨骨折の既往
  • Tスコアが-2.5以下
  • Tスコアが-1~-2.5 FRAX
  • FRAXにて10年後の大腿骨折リスクが3%、主要な骨粗鬆症性骨折リスクが15-20%を超えるなら治療。

検診

スクリーニング

USPSTF
  • 65歳以上の女性、64歳以下で骨折リスクが高い女性(脆弱骨折の既往、ステロイド内服など)
  • 男性ではエビデンスがない

スクリーニング間隔

  • DEXA:1.0~-1.5→15年
  • DEXA:-1.5~-2.0→5年
  • DEXA:-2.0~-2.5→1年

ガイドライン

  • 1. 骨粗鬆症 - ガイドライン
[display]http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0046/1/0046_G0000129_GL.html

参考

[display]http://www.richbone.com/kotsusoshosho/basic_shindan/tonyo.htm




慢性閉塞性肺疾患」

  [★]

chronic obstructive pulmonary disease, COPD
chronic obstructive lung disease COLD
慢性気道閉塞
  • 日本語訳としての「慢性閉塞性肺疾患」より「COPD」を使用することが勧められている

概念

  • 1.
  • 「COPD とは有毒な粒子やガスの吸入によって生じた肺の炎症反応に基づく進行性の気流制限を呈する疾患である.この気流制限には様々な程度の可逆性を認め、発症と経過が緩徐であり、労作性呼吸困難を生じる」疾患
  • 完全に可逆性ではない気流制限が特徴 ← 気管支喘息ではβ2受容体作動薬により気流制限の改善をみる。
  • 2. ICU.387
  • 慢性気管支炎や肺気腫により常に気道閉塞(一秒率:一秒量FEV1/努力肺活量FVC<70%)に陥っている病態で、気管支拡張薬に対する反応は乏しく、症状(呼吸困難)が恒常的・慢性的である。

疫学

  • 患者の9割が喫煙者

病因

参考1

臨床上のリスク因子

  • 喫煙
  • 気道の過敏性
  • 環境からの暴露
  • アトピー体質
  • 抗酸化物質の欠乏
  • 気管支肺低形成
  • 結核

遺伝形式

症状

身体所見

  • 視診
  • 打診上、鼓音
  • 聴診上、呼吸音減弱、呼気延長

検査

  • 血液ガス検査
  • PaO2:低下
  • PaCO2:上昇
  • A-aDO2:上昇
  • 呼吸機能検査
  • %VC:軽度の肺気腫においては時に正常より増えていることがあるが、進行した肺気腫においては低下する。(093E019)
  • %DLCO:肺胞領域の破壊により拡散能低下
  • 胸部単純X線写真:
  • 肺肝境界の下降、肺の過膨張、
  • 気管短縮(輪状軟骨上縁から胸骨上炎までが4-5cm未満に短縮していることがある、らしい)(出典不明、機序不明)
  • 胸部CT


診断

  • スパイロメータの結果による
呼吸器学会ガイドライン
  • 1. 気管支拡張薬投与後のスパイロ検査で、FEV1/FVC<70%
  • 2. 他の気流制限を来しうる疾患を除外する
  • 気管支拡張薬投与方法
  • 検査は原則として急性呼吸器感染症のない臨床安定期に行う
  • 短時間作用型気管支拡張薬は少なくとも 6 時間、長時間作用型気管支拡張薬は 24 時間中止したうえで検査を行う
  • 検査に用いる気管支拡張薬は、通常、短時間作用型吸入用 β2刺激薬を原則とするが、抗コリン薬あるいは両者の併用であってもよい
  • 投与方法はスペーサーを用いた β2刺激薬定量噴霧式吸入薬(MDI)吸入、ネブライザー吸入のいずれであってもよい
  • 気管支拡張薬吸入後の検査は吸入後 30~60 分後に行うべきものとする.
  • 気管支拡張薬吸入効果の評価は、吸入前の FEV1.0 と吸入後 FEV1.0 を比較して、200ml 以上の増加かつ前値に対して 12%以上の増加があったときに有意と判定

鑑別診断

評価法

  • mMRC(the Modified British Medical Research Council):日常生活に対する呼吸困難(息切れ)の影響を測定
  • CAT(COPD assessment test):COPDの症状やQOLに関する8項目を0〜40点で評価
  • IPAG(International Primary Care Airways Group):COPD 関連症状と危険因子を測定
  • BODE指数:予後評価
  • ADO指数:予後評価

治療

病期分類

ガイドライン1
  • 0期:リスク群:慢性症状(咳嗽・喀痰):(a) 禁煙、インフルエンザワクチン接種(肺炎球菌ワクチンはガイドライン上では推奨されていないが(COPD増悪予防に対する効果が証明されなかった?)、接種した方がよいとする意見がある)
  • I期:軽症:80%≦%FEV1:(a)。(b) 必要に応じ短時間作用型の気管支拡張薬を使用。
  • II期:中等症:50%≦%FEV1<80%:(a)。(b)。(c) 呼吸リハビリテーション、長時間作用型気管支拡張薬の定期的使用
  • III期:重症:30%≦%FEV1<50%:(a)。(b)。(c)。(d) 吸入ステロイド薬の考慮(増悪を繰り返す)
  • IV期:最重症:%FEV1<30%または%FEV1<50%かつ慢性呼吸不全あるいは右心不全合併:(a)。(b)。(c)。(d)。(e) 長期酸素療法、外科的治療の考慮

安定期の治療

治療のmodality:薬物療法、包括的呼吸リハビリテーション、患者教育、栄養管理、酸素療法、換気補助療法、肺容量減量手術、肺移植、在宅管理

急性増悪

  • COPDの急性増悪や重症度の分類には定説はない (ガイドライン1)
  • COPDの急性増悪とは「病態が日内変動を超えて悪化し、日常施行していた治療内容を変更せざるを得ない状態」(呼吸器疾患最新の治療2004-2006 p.267)
  • 原因:気道感染と大気汚染が最多。1/3は原因不明。

COPDの急性増悪

定義

  • COPDの自然の進行の中で起きる現象で、呼吸困難、咳嗽、喀痰といった症状が日常の変動を超えて増悪したもの

入院適応

  • 突然の安静時呼吸器困難の出現など、症状の顕著な増悪
  • 基盤にあるCOPDが重症(III度,IV度)
  • 新たな身体所見の発言
  • 増悪に対する初期治療に反応しない
  • 重大な合併症の存在
  • 頻回の増悪
  • 新たに発生した不整脈
  • 診断が不確実な例
  • 高齢者
  • 不十分な住宅サポート


modality (ガイドライン1)
  • 気管支拡張薬吸入の容量/回数の増加(例えば、短期間作用型β2刺激薬が用いられる)
  • ステロイドの全身投与(経口/静脈注射):増悪からの回復、肺機能の回復までの時間を短縮する
  • (喀痰から感染症が疑われる場合)抗菌薬の投与
  • 外来 :経口ペニシリン系薬、ニューキノロン系薬
  • 入院例:注射用β-ラクタム系薬/β-ラクタマーゼ阻害薬、第3,4世代セフェム系薬、カルバペネム系薬、ニューキノロン系薬

病原体

予後

参考

  • 1. [charged] Chronic obstructive pulmonary disease: Risk factors and risk reduction - uptodate [1]

ガイドライン

  • 1. COPD診断と治療のためのガイドライン第2版
http://www.jrs.or.jp/quicklink/glsm/guideline/nopass_pdf/copd_summary.pdf

国試




特発性肺線維症」

  [★]

idiopathic pulmonary fibrosis, IPF
特発性間質性肺炎


特徴

臨床診断名 IPF NSIP BOOP/COP
病理組織像 UIP OP
発症様式 慢性 慢性/亜急性 亜急性
BALF所見 リンパ球± CD8↑ CD8↑
予後 不良 良好(時に不良) 良好
分布 斑状,不均質, 胸膜下・小葉辺縁 びまん性,均質 小葉中心性
時相 多様 均質 均質
間質への細胞浸潤 少ない 通常多い やや多い
胞隔の炎症 軽度,斑状 びまん性,多彩 軽度
線維芽細胞巣 多数 まれ なし
肺胞内マクロファージ集積 巣状 巣状 なし
肺胞腔内線維化 まれ しばしば 多数
顕微鏡的蜂巣肺(肺胞虚説) 高頻度 通常なし(一部に認める) なし
硝子膜 なし なし なし

概念

  • 特発性間質性肺炎の一型で、慢性型の肺線維症。特発性間質性肺炎の中で最も多い。

疫学

  • 罹患率:3-4/10万人 (SPU.274)
  • 中高年以降に発症。男性に多い。
  • 喫煙との関連性なし。

症状

  • 労作時呼吸困難で初発し、次第に増強
  • 乾性咳嗽:伴うことが多い

身体所見

  • 肺:
  • (聴診)捻髪音:ほぼ全症例。両側肺底部、吸気後半
  • 30%の症例で軽度の配向血圧
  • 手指:バチ指(2/3の症例。病変の進展と相関はない(SPU.276))

病因

  • 不明
  • リスク因子は下記のように上げられているが、IPFの病態を説明できるものはない。おそらく素因のある者において、肺胞上皮のバリヤーと肺の間質がこれらのリスク因子などによる非特異的な損傷を与えることで発症のきっかけとなるのであろう。(参考2)

リスク因子

  • 喫煙、感染、大気汚染、慢性の吸引、薬物

検査

血液検査

赤沈、γグロブリン、RF、抗核抗体は病期と共に高値になる傾向はない(SPU.276)
  • LDH:↑
  • CRP:↑
  • KL-6:↑
  • SP-A, SP-D:↑
  • 赤沈:軽度~中等度亢進
  • γグロブリン:増加
  • RF因子:陽性(1/3の症例)
  • 抗核抗体:陽性(1/3の症例)

胸部単純X線写真・胸部CT写真

  • 両側のびまん性陰影 (SPU.276)
  • 下肺野、特に拝呈に始まる線状網状影の増加・拡大、肺野の縮小所見を認めることが多い (SPU.276)
  • 胸膜直下の蜂巣肺所見は特徴的 (SPU.276)

BALF所見

  • 健常者とかわらない所見が特徴的 (SPU.277)
  • 細胞数%↑(見られる場合がある) (SPU.277)
  • 好中球、好酸球の若干の増加が見られる事がある (SPU.277)
  • リンパ球%の増加のみ見られることは少ない (SPU.277)

肺機能検査

  • 拘束性換気障害(%VCの低下):初期から
  • 拡散障害(DLCO%低下):初期から
  • 低酸素血症:病変のかなり進行した後。初期には労作負荷による動脈血酸素分圧の低下が、IPFを示唆する。
  • VC:↓
  • RV:↓
  • FEV1.0は正常 → 細気管支レベルで閉塞性換気障害があるわけではないから

診断

臨床診断

  • 呼吸困難 + 捻髪音 + 胸部X線・CT所見、肺機能検査、BALF所見

確定診断

  • 病理組織学的診断による。外科的肺生検により肺の線維化病変、UIPあるいはDIP病変の存在を証明する。(SPU.277)
  • 両側びまん性に線維化病変が認められる + 線維化を来す病院物質あるいは線維化の穿孔病変である肉芽腫などの病変が認められない

鑑別診断

  • サルコイドーシス、石綿肺、膠原病などの肺野病変先行例

合併症

  • 男性の場合、高い頻度(20-25%)で悪性病変が合併(SPU.277)

治療

  • 1. 原因療法
  • なし
  • 2. 対症療法
  • 抗炎症
  • 線維化進展抑制(線維化阻止薬)
  • 安静時の動脈血酸素分圧を改善する効果があり、QOLの改善や肺高血圧症の進展の予防が期待される。
  • 3. 根治療法
  • 肺移植
  • 4. 生活療法
  • 適度な運動(筋力低下の予防 → つまり呼吸補助筋の維持とかってこと?)
  • 感染症対策:気道感染を起こすと病態的にARDSになって急性増悪しやすいとか。
  • 禁煙 → COPDを合併することを防いだり、気管上皮の炎症・障害を予防するために禁煙した方がよいのであろう、か?

予後

  • 病変は次第に拡大・進展して呼吸不全に陥り予後不良
  • 死因は肺性心を伴う呼吸不全が多い
  • 死因:呼吸不全(死亡の1/3)、右心不全(死亡の1/3)、肺癌の合併(死亡の1/3)
  • 5年生存率40-50%、10年生存率20~30% (SPU.278)

参考

  • 1. 特発性間質性肺炎 認定基準
[display]http://www.nanbyou.or.jp/pdf/076_s.pdf
  • 2. [charged] Pathogenesis of idiopathic pulmonary fibrosis - uptodate [2]


在宅酸素療法」

  [★]

home oxygen therapy, HOT、(欧米)long-term oxygen therapy LTOT
家庭酸素療法
[[]]

概念

  • 1985年に医療保険の適用
  • HOTを導入されている患者:約10万人(2002年)、約13万人(2008年?)
  • 疾患別HOT導入患者数:COPD(約半数) > 肺結核後遺症 > 肺線維症 > 肺癌

目的

  • 生命予後改善、運動耐容能の改善、QOLの向上
  • 低酸素血症の持続による全身的な臓器障害の予防、生存期間の延長
  • 呼吸困難感の軽減や運動耐容能の改善および入院回数の減少 → QOL改善

対象疾患

  • 慢性閉塞性肺疾患、肺結核後遺症など

保険上の適応

  • 種々の原因による呼吸不全症例であって(慢性呼吸不全で少なくとも1か月以上病態が安定していること)、(1)もしくは(2)であるもの。

装置

  • 酸素供給装置
  • 酸素濃縮装置/酸素濃縮器(膜型・吸着型):空気から酸素を取り出す方式 ← 9割以上の症例で
  • 液体酸素:外出の機会の多い活動度の高い症例のみ
  • 酸素ボンベ
  • その他:(外出用)携帯用酸素ボンベ、(長時間利用できるタイプ:吸気時にのみ酸素を供給)節約装置

導入

  • 在宅酸素療法の導入には入院でおこない、酸素流量の決定と患者さんの学習が行われる。

治療目標

  • 酸素流量の決定:動脈血酸素飽和度により低酸素状態を評価。デバイスとしてパルスオキシメーターが許容されているが、動脈血液ガス検査を施行することが好ましい。
  • 在宅酸素療法で用いる機械をベットサイドに用意、3つの状況(安静時、睡眠時、労作時)毎に酸素流量を決定する。
  • 安静時:(1)高CO2血症を伴わない症例:PaO2 80-100Torr。高CO2血症を伴う症例:PaO2 70Torr前後。
  • 睡眠時:睡眠中SpO2が90%以上。REM睡眠期に低酸素の著しい症例では高CO2血症に陥ることがある。
  • 労作時:6分間歩行テストがSpO2が90%以上。目安:「COPD・肺結核後遺症」安静時の1-2L/分増し。「肺線維症」安静時の3倍

ガイドライン

  • 酸素療法ガイドライン:有料

参考

  • 1. rockymuku
[display]http://rockymuku.sakura.ne.jp/kokyuukinaika/zaitakusannsoryouhounotekiyou.pdf
  • 2. 在宅酸素療法.com
[display]http://www.zaitakusansoryoho.com/hot/h04.html
  • 3.
[display]http://nsleep.com/hp/home-care/ho-hot/ho-hot.htm
  • 4. 在宅呼吸ケア白書2010【要約版】
http://www.jrs.or.jp/home/modules/glsm/index.php?content_id=48




聴診」

  [★]

auscultation


  • 頚部:総頚動脈、甲状腺
  • 胸部:肺、心臓
  • 腹部:腸蠕動音、大動脈雑音
  • 下肢:大腿動脈雑音

肺音の聴診

連続性 吸気時 strider       気道狭窄音 気道狭窄音
連続性 低調整 呼気時 rhonchi   ≦200Hz >250ms   COPD気管支喘息気管支拡張症びまん性汎細気管支炎
連続性 高調性 呼気時 wheeze   ≧400Hz >250ms 気管壁がフラッタリングすることで発生 COPD気管支喘息気管支拡張症びまん性汎細気管支炎気管支喘息では複数の様々な音声が発生し、random polyphonic wheezes
連続性/断続性 高調性 吸気時 squawk     ≦100ms 吸気により細い気管支が再開放する時に、気管支壁が短時間共振し発生 間質性肺炎肺線維症びまん性汎細気管支炎過敏性肺臓炎ウェゲナー肉芽腫症気管支拡張症石綿肺
断続性 低調整 吸気時 coarse crackle early inspiratory crackle 250-500Hz 10~25ms 太い気道内の分泌液の膜の前後に、吸気時の圧較差が生じ、それが破れるときに発生。個々の音はfine crackleより長め 気管支拡張症COPDびまん性汎細気管支炎、進行した肺水腫
断続性 高調性 吸気時 fine crackle late inspiratory crackle 500~1000Hz ≦5ms 呼気時に閉塞した末梢気道が吸気時に再開放されるときに発生 特発性間質性肺炎特発性肺線維症石綿肺過敏性肺炎、肺水腫初期


  • 腹部



COP」

  [★]


CO」

  [★]


PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「Colorado」


"http://meddic.jp/COPD" より作成


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