髄膜脳炎

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和文文献

  • Neurological CPC 肺炎球菌による髄膜脳炎を生じ,脳梁膨大部病変を認めた46歳男性例
  • 林 和美,福田 隆浩,遠藤 和郎 [他]
  • Brain and nerve 63(3), 271-281, 2011-03
  • NAID 40018741206
  • 症例報告 5カ月にわたって自発性低下,髄膜脳炎,高度の全身炎症所見が持続し,脳生検にて確定診断された神経好中球病の1例
  • 大江 康子,中里 良彦,石澤 圭介 [他]
  • 臨床神経学 51(1), 21-26, 2011-01
  • NAID 40017660391

関連リンク

gooヘルスケア 家庭の医学。髄膜炎・脳炎とは。どんな病気か 髄膜炎は持続する頭痛を 主な症状とし、発熱、項部(こうぶ)(うなじ)硬直などの髄膜刺激症状、髄液(ずいえき) 細胞増加などが認められます。脳炎は、脳実質の炎症を主体とし、発熱、意識障害、 ...

関連画像

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関連記事脳炎」「髄膜」「

伝染性単核球症」

  [★]

infectious mononucleosis
キス病 kissing disease伝染性単核症EBウイルス感染症 Epstein-Barr virus infection腺熱 glandular fever
単核球症EBウイルス

概念

疫学

  • 多く(90%以上)は幼児期に初感染し、無症状(不顕性感染)か軽症である。
  • 学童期から青年期(14-18歳)に多い。成人になってからの初感染では症状が出る。 → 肝炎様症状
  • 日本では成人の80%が既感染者。健常者咽頭粘液:10-20%陽性

潜伏期間

  • 一ヶ月? 4-14日? 4-6週(YN.H-75)

病原体

感染経路

  • 唾液感染、経口飛沫感染

病態

  • 飛沫感染 → 咽頭粘膜上皮細胞やリンパ組織で増殖 → Bリンパ球を介して全身に散布 → 増殖能を獲得したBリンパ球によるIgの産生(ポール・バンネル反応ペニシリンアレルギーと関連)・腫瘍化したBリンパ球対して活性化した細胞障害性T細胞(異型リンパ球)の増加
  • EBウイルスがB細胞に感染して癌化させる。ガン化にはEBウイルスが産生する核内抗原(EBNA)と表面抗原(LMA)が重要な役割りを果たす。ガン化したB細胞に対する傷害性T細胞が異型リンパ球として観察される

経過

  • 1-3週間で自然治癒
その後、EBウイルスは持続感染する

症候

  • 発熱、全身性リンパ節腫脹、絶対的リンパ球増加(10%以上の異型リンパ球)
  • 発熱(1-2週間持続,90%)、扁桃炎咽頭炎(咽頭痛・嚥下困難、発赤・腫脹)、全身性リンパ節腫脹(圧痛)、肝脾腫(10-50%)、結膜の充血、麻疹様・風疹様の発疹(10-40%)
  • 扁桃炎・咽頭炎は溶連菌による扁桃炎に似て発赤が強く膿苔を伴うことが多い (SPE.340) → 扁桃白苔とも表現される(滲出性扁桃炎の所見)


検査

血算

  • 末梢血白血球↑、単核球↑?:白血球分画のリンパ球・単核球?が60%以上となる。  ←  Bリンパ球で増殖するため減少、Tリンパ球は反応性に増殖
  • 末梢血異型リンパ球(~50%)
  • まれ:溶血性貧血、血小板減少症、再生不良性貧血、TTP、HUS、DIC (QB.H-196 参考1)  ← 時に見られる造血系の異常は、EBウイルスにたいする抗体との交差反応によるもの、らしい(参考1)

免疫血清検査

  • 1. ペア血清:VCA-IgM↑、VCA-IgG↑ ← VCA-IgMは一過性上昇  ←  急性期に上昇
  • VCAとはウイルスキャプシド抗原(virus capsid antigen)
  • 2. EBNA抗体:陰性   ←  慢性期に上昇
  • 陽性→潜伏感染
  • EBNA抗原はゆっくりと上昇し3ヶ月後に陽転する。

肝臓酵素

  • 肝逸脱酵素↑:AST、ALT、ALP、γ-GTP

診断

鑑別診断

治療

  • 特異的治療法無し
  • 対症療法:解熱薬や肝庇護薬の投与、輸液など

合併症

注意

  • ペニシリン系・セフェム系薬物の投与は禁忌:発疹などのアレルギー反応が起こる

予防

  • 困難

予後

参考

  • 1. [charged] Infectious mononucleosis in adults and adolescents - uptodate [1]

国試



流行性耳下腺炎」

  [★]

epidemic parotiditis
ムンプス mumpsおたふくかぜ
ムンプスウイルス

特徴

病原体

疫学

  • 幼稚園、保育所、小学校で流行
  • 晩秋-春
  • 5-10歳

潜伏期間

  • 18-21日

感染経路

  • 飛沫感染

症状

[show details]

合併症

YN.H-79改変 uptodate.1

経過

  • 耳下腺腫脹は両側性に一週間続く

検査

  • 確定診断:急性期と回復期のペア血清でHIが4倍以上

治療

  • なし

予防

免疫

  • 罹患すると終生免疫を獲得

妊娠との関連

  • 不明
  • 胎児の流産、死産、催奇形性、心疾患が示唆されている
  • ワクチンは打てない。

法令

学校感染症

  • 第二種学校感染症:耳下腺腫脹が消失するまで出席停止

感染症法

  • 五類感染症<定点>小児科定点(週)

参考

uptodate

  • 1. [charged] ムンプスの疫学、臨床症状、診断および管理 - uptodate [2]
  • 2. [charged] ムンプスウイルスワクチン - uptodate [3]

国試




原発性アメーバ性髄膜脳炎」

  [★]

primary amebic meningoencephalitis PAM


概念

病原体

疫学

症状

  • 突然の頭痛、発熱、嘔気・嘔吐 → 急激増悪で昏睡・痙攣   他の化膿性髄膜炎と鑑別が困難。ここ一週間、淡水で泳いでいないか問診が重要かも。

診断&診断

  • 炎症性中枢神経疾患の鑑別診断としてあげること。
  • 確定診断は病理組織学的診断(病理染色、免疫組織染色)、PCRなど。髄液からのアメーバー検出

治療

予後

予防

  • 水泳中に鼻から水を吸い込まないように注意(参考文献.1)  ←  無理無理
  • 怪しげな淡水で泳がないこと!!

参考

  • 1. アメーバ性脳炎
[display]http://idsc.nih.go.jp/iasr/31/369/kj3695.html


眼球クローヌス髄膜脳炎」

  [★]

opsoclonic meningoencephalitis
眼球クローヌス多発ミオクローヌス症候群


好酸球性髄膜脳炎」

  [★]

eosinophilic meningoencephalitis
広東住血線虫症、広東住血線虫


脳炎」

  [★]

encephalitis, cephalitis

脳炎

  • 急性
  • 遅発性



髄膜」

  [★]

meninx, meninges (M)
脳脊髄膜



炎」

  [★]

  • n.
  • comb form.
  • (炎症の接尾辞)itis
炎光炎症




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