髄膜炎菌感染症

出典: meddic

meningococcal infection, meningococcal infections
髄膜炎菌 Neisseria meningitidis


髄膜炎菌感染症

  • 髄膜炎菌性脳炎 meningococcal encephalitis
  • 髄膜炎とは無関係に敗血症から起こる化膿性・細菌性心膜炎と、抗生物質治療後に発症する無菌性免疫性心膜炎がある。
  • 髄膜炎菌性心筋炎 meningococcal myocarditis
  • 髄膜炎菌性心内膜炎 meningococcal endocarditis
  • 髄膜炎菌性心膜炎 meningococcal pericarditis

病原体

疫学

潜伏期間

感染経路

症状

合併症

経過

治療

髄膜炎

検査

予防

Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/21 10:20:50」(JST)

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和文文献

  • 経験 高校男子寮における髄膜炎菌感染症の集団発生
  • 藤本 茂紘,永野 秀子,益留 真由美 [他]
  • 小児科 53(9), 1249-1255, 2012-08
  • NAID 40019410232
  • 診療 侵襲性髄膜炎菌感染症の最近の問題点
  • 感染症 寮・学校,医療,公衆衛生関係者は髄膜炎菌感染症への警戒を
  • 髄膜炎菌感染症-劇症化の分子機構-

関連リンク

感染症の話トップページへ 2001年第43週(10月22日~28日)掲載 髄膜炎菌性髄膜炎 化膿性髄膜炎のなかで髄膜炎菌を起炎菌とする疾患を髄膜炎菌性髄膜炎という。髄膜炎を起こす病原性細菌はいくつか知られているが、大規模な流行性 ...
髄膜炎菌性髄膜炎 Meningococcal infection 髄膜炎の流行を起こす唯一の細菌で、化膿性髄膜炎を起こします。人から人へ直接感染します。年間30万人の発症者に対して3万人が死に至る致死率の高い病気です。感染症法では5類に分類 ...
髄膜炎菌による感染症の90%以上は、脳と脊髄を覆う組織内の空間(髄膜炎—髄膜炎: 急性細菌性髄膜炎を参照)か血液(敗血症—菌血症、敗血症、敗血症性ショック: 菌血症を参照)で起こります。肺、関節、心臓への感染はあまり ...

関連画像


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★リンクテーブル★
リンク元Neisseria meningitidis
関連記事髄膜炎」「感染症」「感染」「髄膜」「菌感染症

Neisseria meningitidis」

  [★]

髄膜炎菌
meningococcus
細菌ナイセリア属

生物的特徴

感染経路

  • 飛沫感染
  • 上気道から感染し、鼻咽腔で増殖し、血行性に広がる

髄膜炎菌感染症

  • 髄膜炎
  • 菌血症、敗血症
  • 70%以上の症例で点状皮下出血や紫斑性皮下出血
  • 致命率:15-25%
  • Waterhouse-Friderichsen症候群:両側の副腎が侵され、ついにはDICによりショック死する。
  • 高頻度:関節炎
  • まれ :化膿性結膜炎、副鼻腔炎、心内膜炎、肺炎

培養(SMB.215)

  • 3-10%CO2存在下で24時間培養
  • 血液感染培地、チョコレート培地


髄膜炎」

  [★]

meningitis
脳脊髄膜炎
蛋白細胞解離


病因

  • 感染症(細菌、ウイルス、真菌など)、悪性腫瘍の浸潤 → 髄膜の炎症

分類

病原体

  • 菌血症→脳脈絡叢→髄腔
  • 菌体成分(LPSなど)→BBB, 上衣細胞、脳細胞の障害。神経膠細胞による炎症サイトカインの分泌
  • 血行性、あるいは神経軸索によりウイルスが髄腔に波及。

臨床経過

宿主要因と髄膜炎に関わる病原体

頻度・年齢階層が資料によって異なるため混乱しないように注意。

YN.J-137改変

4ヶ月未満 B群溶連菌(50%) 大腸菌(25%) インフルエンザ菌(20%) リステリア菌(1%)  
4ヶ月~6歳未満 インフルエンザ菌(70%) 肺炎球菌(25%)      
6歳~50歳未満 肺炎球菌(65%) インフルエンザ菌(10%) 髄膜炎菌  
50歳以上 肺炎球菌(80%) 黄色ブドウ球菌      
免疫不全者 クレブシエラ 連鎖球菌 緑膿菌 黄色ブドウ球菌 真菌

first aid step1 2006 p.161

Newborn (0–6 mos) Children (6 mos–6 yrs) 6–60 yrs 60 yrs +
Streptococcus agalactiae Streptococcus pneumoniae Neisseria meningitidis Streptococcus pneumoniae
Escherichia coli Neisseria meningitidis Enteroviruses Gram-negative rods
Listeria Haemophilus influenzae type B Streptococcus pneumoniae Listeria
  Enteroviruses HSV  
incidence of H. influenzae meningitis has ↓ greatly with introduction of H. influenzae vaccine in last 10–15 years.

CBT QB vol2 p.562

  1位 2位 3位
新生児 大腸菌 B群溶連菌 リステリア菌
小児期(6歳以下) インフルエンザ菌 肺炎球菌  
成人 肺炎球菌 髄膜炎菌  

IMD.1042

年齢 病原体
3ヶ月未満 B群溶連菌 大腸菌 リステリア菌
3ヶ月以上の乳小児 インフルエンザ菌 肺炎球菌  
成人 肺炎球菌 髄膜炎菌  
高齢者 肺炎球菌 グラム陰性桿菌 リステリア菌

小児細菌性髄膜炎起炎菌(PED.606)

<3か月 3か月≦
グラム陽性 球菌 Streptococcus agalactiae
Streptococcus pneumoniae
Staphylococcus
Enterococcus faecalis
Streptococcus pneumoniae(PSSP/PISP/PRSP)
桿菌 Listeria monocytogenes Listeria monocytogenes
グラム陰性 球菌 Neisseria meningitidis Neisseria meningitidis
桿菌 Escherichia coli
Enterobacter cloacae
Serratia marcescens
Haemophilus influenzae type b

新生児

  • Streptococcus agalactiaeは産道感染
  • Escherichia coliもおそらく産道感染

新生児と老人

  • Listeria monocytogenesは産道感染するので新生児に多い。新生児と老人に多いのは通性細胞内寄生菌で細胞性免疫の弱い宿主に感染やすいため?

乳児~幼児

  • Haemophilus influenzae type B

乳児~大人

  • Enteroviruses
  • Neisseria meningitidis

小児~大人

  • Herpes simplex virus

乳児~老人

  • Streptococcus pneumoniae

老人

  • グラム陰性桿菌は老人

髄膜炎の鑑別

  細菌性髄膜炎 ウイルス性髄膜炎 結核性髄膜炎 真菌性髄膜炎 癌性髄膜炎
外観 混濁 clear 水様~
キサントクロミー
日光微塵
clear~
日光微塵
clear~
キサントクロミー

70-180
(mmH2O)
↑↑
200~800以上

200~300

200~800

200~800

200~300
細胞
0-5
(/mm3)
500~数百万 10~1,000 25~1,000 25~1,000 25~500
好中球 リンパ球 リンパ球 リンパ球 好中球
タンパク
15-45
mg/dl
↑↑
50~1,500

正常~100

50~500

100~500

50~500

50-80
mg/dl
↓↓
0~40

正常
↓↓
~40
↓↓
~40

~40

予後不良因子

  • 入院時の状態に依存する:痙攣、意識レベルの変化、低血圧 (IRE.407)

国試




感染症」

  [★]

infectious disease
感染定着感染症法


  • 病原体から引き起こされる疾患
  • 感染が成立して、宿主に病気が発症した状態
→宿主が病原体を追い出そうとしている状態

新興感染症

再興感染症

地域別の感染症

参考になるリンク

  • 厚生労働省検疫所 - 感染症別情報トップ
  • 厚生労働省検疫所 - 国別感染症情報トップ
http://www.forth.go.jp/tourist/worldinfo/index.html
  • Centers for Disease Control and Prevention
http://www.cdc.gov/



感染」

  [★]

infection
定着感染症不顕性感染顕性感染サブクリニカル感染
  • 細菌が宿主の体表面、体内や組織内に付着して増殖し、定着している状態。
  • 感染の成立には微生物(定着能、増殖能、細胞内進入能、毒素産生能などを総合した病原性)と宿主(排除能、殺菌能などの生体防御機構)の力関係が崩れたときに生じる




髄膜」

  [★]

meninx, meninges (M)
脳脊髄膜




菌感染症」

  [★]

bacterial infection
細菌感染細菌感染症細菌性感染症




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