食道静脈

出典: meddic

esophageal vein
食道静脈叢
  • 図:N.234

起始

終止

  • 奇静脈系(奇静脈、半奇静脈、副半奇静脈)

分布

臨床関連

UpToDate Contents

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和文文献

  • 食道静脈瘤の内視鏡的治療
  • 外科学の古典を読む(第49回)食道静脈瘤に対する杉浦手術(東大第二外科法)の原典
  • 國土 典宏
  • 外科 = Surgey : 臨床雑誌 77(1), 55-59, 2015-01
  • NAID 40020305224
  • 肝機能温存を目的とした集学的食道静脈瘤治療 (特集 門脈圧亢進症の治療法の選択とその成績)
  • 古市 好宏,森安 史典
  • 消化器内科 59(2), 171-175, 2014-08
  • NAID 40020195907

関連リンク

食道静脈瘤とはどんな病気か 肝硬変(かんこうへん)や慢性肝炎、あるいは門脈(もんみゃく)や肝静脈の狭窄(きょうさく)・閉鎖によって門脈圧が上昇し、その結果、食道の粘膜下層の静脈が太くなって、さらには破裂するものです。
食道静脈瘤 食道粘膜の下にある静脈の壁が膨れて、血管が瘤のようになる病気です。肝硬変などで肝臓から出ている門脈 という血管の圧力が亢進 している患者さんに多くみられます。原因となっている肝臓の病気が進行すると血管が ...

関連画像

肝硬変になると食道、胃に 食道静脈瘤肝硬変による食道静脈瘤食道静脈瘤食道静脈瘤の症状門脈圧亢進症・胃食道静脈瘤


★リンクテーブル★
拡張検索食道静脈瘤内視鏡所見記載基準」「食道静脈瘤破裂」「食道静脈瘤直達手術」「食道静脈瘤出血
関連記事食道」「静脈

食道静脈瘤内視鏡所見記載基準」

  [★]

食道静脈瘤胃静脈瘤静脈瘤

2. 形態 form, F

  • F0:治療後に静脈瘤が認められなくなったもの
  • F1:直線的な比較的細い静脈瘤
  • F2:連珠状の中等度の静脈瘤
  • F3:連節状あるいは腫瘤状の太い静脈瘤

4. 発赤所見 red color sign, RC

  • RC0:発赤所見を全く認めないもの
  • RC1:限局性に少数認めるもの
  • RC2:RC1とRC3の間
  • RC3:全周性に多数認めるもの
ミミズ腫れ red wale marking RWM
チェリーレッドスポット cherry-red spot CRS
血マメ hematocystic spot HCS

参考

フリーPDF有り
  • 食道静脈瘤内視鏡所見記載基準 (日本門脈圧亢進症研究会)
  • 井口 潔
  • 日本消化器外科学会雑誌 13(4), 338-340, 1980-04-01
  • NAID 110001359486


食道静脈瘤破裂」

  [★]

rupture of esophageal varices
食道静脈瘤

国試



食道静脈瘤直達手術」

  [★]

direct approach for esophageal varices



食道静脈瘤出血」

  [★]

esophageal varices hemorrhage


食道」

  [★]

esophagus (Z)
消化器系



解剖

  • 正中面付近を下行してくるが、横隔膜近傍で左側に寄り、背面で胸大動脈と交叉する。
  • L10椎体の高さで、食道裂孔を食道神経叢と共に通過して腹腔に入る

部位区分

SSUR.456
    O:食道入口部 esophageal orifice
Ce: 頚部食道 cervical esophagus    
  S: 胸骨上縁 margin of the sternum
Te: 胸部食道 thoracic esophagus Ut: 胸部上部食道 upper thoracic esophagus    
   
Mt: 胸部中部食道 middle thoracic esophagus B: 気管分岐部下縁 tracheal bifurcation
 
Lt: 胸部下部食道 lower thoracic esophagus  
  D: 横隔膜 diaphragm
  H: 食道裂孔 esophageal hiatus
Ae: 腹部食道 abdominal esophagus  
    EGJ: 食道胃接合部 esophagogastric junction

生理的狭窄部 (KL.283, KH. 139)

  • 第1狭窄部位:輪状軟骨狭窄部:cricopharyngeal constriction
    • 切歯から15cm
    • 食道の上端で、咽頭に連なる部位
    • 下咽頭収縮筋が食道を囲み、輪状軟骨に付き、この筋の緊張によると考えられる
  • 第2狭窄部位:大動脈狭窄部:bronchoaortic constriction
    • 切歯から25cm
    • 食道の中部で、大動脈弓と左気管支が交叉し、それによって圧される。つまり大動脈弓の
  • 第3狭窄部位:横隔膜狭窄部:diaphragmatic constriction
    • 切歯から38-40cm
    • 下部で横隔膜を貫く部位

運動 (SP.720)

部位 名称 筋肉 神経 運動性 シナプスする構造 最終的な伝達物質 運動
上部1/3 上食道括約部 UES 横紋筋 舌咽神経迷走神経(疑核) 随意性 運動終板のアセチルコリン受容体 アセチルコリン 弛緩
平滑筋 迷走神経 不随意性 壁内コリン作動性運動神経
下端部 下食道括約部 LES 平滑筋 迷走神経 不随意性 壁内非アドレナリン作動性抑制運動神経 NO, VIP 弛緩
交感神経 平滑筋α受容体 アドレナリン 収縮

組織

  • 食道腺は粘膜筋板の下に存在する。 ← 粘膜下組織に腺があるのは食道の固有食道腺と十二指腸のブルンネル腺だけ
  • 食道は横隔膜より上位では漿膜がなく、癌が周囲に浸潤しやすい

食道の上皮と上皮下の組織

      層構造 1 2 3 4 5 6
      器官 単層扁平上皮 単層立方上皮 単層円柱上皮 角化重層扁平上皮 非角化重層扁平上皮 上皮表層の構成細胞 粘膜固有層 腺の構成細胞 粘膜筋板 粘膜下組織
(大抵、粗結合組織)
筋層 漿膜(結合組織+単層扁平上皮)
外膜(結合組織のみ)
      食道           食道噴門腺
(咽頭付近と胃付近に局在)、粘液腺
粘液細胞
(スムーズに食べ物を流す)
縱層
(縦走筋のみ)
固有食道腺(粘液腺、管状胞状、ペプシノーゲン、リゾチーム) 内輪筋層
外縱筋層
(食道上1/3:骨格筋、食道中1/3:骨格筋、平滑筋、食道下1/3:平滑筋)
外膜(横隔膜まで)
漿膜

臨床関連

  • 食事の通過障害は生理的狭窄部でおこりやすい。特に第1狭窄部で異物が見られる (KH.141)
  • 生理的狭窄部は癌の好発部位であり、第2,第3狭窄部位に多い (KH.141)



静脈」

  [★]

vein (Z)
vena


  • 毛細血管から発生した静脈血を心臓に送るために使われる血管。





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