風疹ウイルス

出典: meddic

rubella virus, RV
ウイルスワクチン風疹生ワクチン


ウイルス学

感染症


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/02/13 13:20:48」(JST)

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和文文献

  • 風疹ウイルス (今月の臨床 母子感染--新しい制御戦略) -- (胎内感染のリスクと対策)
  • ウイルス感染症 風疹ウイルス (広範囲 血液・尿化学検査 免疫学的検査(第7版・3)その数値をどう読むか) -- (免疫学的検査 感染症関連検査(抗原および抗体を含む))

関連リンク

正確には風疹抗体価検査という。血液検査(HI法、EIA法)で風疹ウイルスの抗体の有無と抗体価を調べる。検査結果は、HI法では8倍未満を陰性として8倍、16倍、32倍…というように、8の倍数で示される。8倍未満は免疫なし、8倍、16倍は ...
図1.週別風疹ウイルス分離・検出報告数、2012年第1週~2015年第27週 図2.都道府県別風疹ウイルス分離・検出報告状況、2012〜 2015年 図3.風疹ウイルス分離・検出例の性別年齢分布、2012年第1週~2015年第27週 図4.風疹 ...

関連画像

遠隔霊視と宇宙のネットワーク Rubella virus TEM B82-0203 lores.jpg心室中隔欠損症こちらは系統樹2 .都道府県別風疹ウイルス  風疹ウイルス 小児伝染病風疹


★リンクテーブル★
先読みRV」「風疹生ワクチン
国試過去問099G054」「095A055」「107D014」「100B070」「098G020」「106A002」「104E006」「108B033」「103A019」「096G067」「086B063
リンク元髄膜炎」「母子感染」「心筋炎」「ワクチン」「先天異常
関連記事風疹」「ウイルス

RV」

  [★]

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「Revised Version[of the Bible]」


風疹生ワクチン」

  [★]

-風疹ウイルス
rubellavirus


099G054」

  [★]

  • 6歳の女児。皮疹を主訴に母親に連れられて来院した。2日前から顔面に、今朝からは四肢にも皮疹が出現した。経過中、発熱はない。皮疹に痛みと痒みとはない。体温37.0℃。口腔内と頸部とに異常を認めない。顔面の写真と上肢の写真とを以下に示す。病原体はどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 099G053]←[国試_099]→[099G055

095A055」

  [★]

  • (1) 小児期に風疹予防接種を受けた妊婦からは発生が少ない。
  • (2) 妊婦が妊娠22週以後に風疹に罹患すると発生する。
  • (3) 出生直後から児に発疹が出現する。
  • (4) 児に難聴をきたすことが多い。
  • (5) 児の尿中に風疹ウイルスを検出する。
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 095A054]←[国試_095]→[095A056

107D014」

  [★]

  • 胎児期の感染が感音難聴の原因となるのはどれか。2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 107D013]←[国試_107]→[107D015

100B070」

  [★]

  • 胎児に高度の貧血を起こす可能性のある病原体はどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 100B069]←[国試_100]→[100B071

098G020」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 098G019]←[国試_098]→[098G021

106A002」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 106A001]←[国試_106]→[106A003

104E006」

  [★]

  • 風疹ウイルスの胎児感染と関連するのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 104E005]←[国試_104]→[104E007

108B033」

  [★]

  • 空気感染を起こす病原体はどれか。2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 108B032]←[国試_108]→[108B034

103A019」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 103A018]←[国試_103]→[103A020

096G067」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 096G066]←[国試_096]→[096G068

086B063」

  [★]

髄膜炎」

  [★]

meningitis
脳脊髄膜炎
蛋白細胞解離


病因

  • 感染症(細菌、ウイルス、真菌など)、悪性腫瘍の浸潤 → 髄膜の炎症

分類

病原体

  • 菌血症→脳脈絡叢→髄腔
  • 菌体成分(LPSなど)→BBB, 上衣細胞、脳細胞の障害。神経膠細胞による炎症サイトカインの分泌
  • 血行性、あるいは神経軸索によりウイルスが髄腔に波及。

臨床経過

宿主要因と髄膜炎に関わる病原体

頻度・年齢階層が資料によって異なるため混乱しないように注意。

YN.J-137改変

4ヶ月未満 B群溶連菌(50%) 大腸菌(25%) インフルエンザ菌(20%) リステリア菌(1%)  
4ヶ月~6歳未満 インフルエンザ菌(70%) 肺炎球菌(25%)      
6歳~50歳未満 肺炎球菌(65%) インフルエンザ菌(10%) 髄膜炎菌  
50歳以上 肺炎球菌(80%) 黄色ブドウ球菌      
免疫不全者 クレブシエラ 連鎖球菌 緑膿菌 黄色ブドウ球菌 真菌

first aid step1 2006 p.161

Newborn (0–6 mos) Children (6 mos–6 yrs) 6–60 yrs 60 yrs +
Streptococcus agalactiae Streptococcus pneumoniae Neisseria meningitidis Streptococcus pneumoniae
Escherichia coli Neisseria meningitidis Enteroviruses Gram-negative rods
Listeria Haemophilus influenzae type B Streptococcus pneumoniae Listeria
  Enteroviruses HSV  
incidence of H. influenzae meningitis has ↓ greatly with introduction of H. influenzae vaccine in last 10–15 years.

CBT QB vol2 p.562

  1位 2位 3位
新生児 大腸菌 B群溶連菌 リステリア菌
小児期(6歳以下) インフルエンザ菌 肺炎球菌  
成人 肺炎球菌 髄膜炎菌  

IMD.1042

年齢 病原体
3ヶ月未満 B群溶連菌 大腸菌 リステリア菌
3ヶ月以上の乳小児 インフルエンザ菌 肺炎球菌  
成人 肺炎球菌 髄膜炎菌  
高齢者 肺炎球菌 グラム陰性桿菌 リステリア菌

小児細菌性髄膜炎起炎菌(PED.606)

<3か月 3か月≦
グラム陽性 球菌 Streptococcus agalactiae
Streptococcus pneumoniae
Staphylococcus
Enterococcus faecalis
Streptococcus pneumoniae(PSSP/PISP/PRSP)
桿菌 Listeria monocytogenes Listeria monocytogenes
グラム陰性 球菌 Neisseria meningitidis Neisseria meningitidis
桿菌 Escherichia coli
Enterobacter cloacae
Serratia marcescens
Haemophilus influenzae type b

新生児

  • Streptococcus agalactiaeは産道感染
  • Escherichia coliもおそらく産道感染

新生児と老人

  • Listeria monocytogenesは産道感染するので新生児に多い。新生児と老人に多いのは通性細胞内寄生菌で細胞性免疫の弱い宿主に感染やすいため?

乳児~幼児

  • Haemophilus influenzae type B

乳児~大人

  • Enteroviruses
  • Neisseria meningitidis

小児~大人

  • Herpes simplex virus

乳児~老人

  • Streptococcus pneumoniae

老人

  • グラム陰性桿菌は老人

髄膜炎の鑑別

  細菌性髄膜炎 ウイルス性髄膜炎 結核性髄膜炎 真菌性髄膜炎 癌性髄膜炎
外観 混濁 clear 水様~
キサントクロミー
日光微塵
clear~
日光微塵
clear~
キサントクロミー

70-180
(mmH2O)
↑↑
200~800以上

200~300

200~800

200~800

200~300
細胞
0-5
(/mm3)
500~数百万 10~1,000 25~1,000 25~1,000 25~500
好中球 リンパ球 リンパ球 リンパ球 好中球
タンパク
15-45
mg/dl
↑↑
50~1,500

正常~100

50~500

100~500

50~500

50-80
mg/dl
↓↓
0~40

正常
↓↓
~40
↓↓
~40

~40

予後不良因子

  • 入院時の状態に依存する:痙攣、意識レベルの変化、低血圧 (IRE.407)

国試



母子感染」

  [★]

mother-to-child transmission MTCT
垂直感染, vertical disease transmission, vertical transmission周産期感染症


母子感染において重要なウイルス

資料より(http://www.jsog.or.jp/PDF/56/5609-541.pdf)

RV風疹ウイルス先天性風疹症候群
CMVサイトメガロウイルス巨細胞封入体症
HSV単純ヘルペスウイルス新生児ヘルペス
VZV水痘・帯状疱疹ウイルス先天性水痘帯状疱疹症候群
B19V:パルボウイルス非免疫性胎児水腫
HPVヒトパピローマウイルス:咽頭乳頭症

その他

HBV :B型肝炎ウイルス感染症
HCV :C型肝炎ウイルス感染症
HIV :ヒト免疫不全ウイルス感染
HTLV:ヒトT細胞白血病ウイルス感染症

TORCHS症候群

  • 古典的な母子感染
TO:トキソプラズマ
R :風疹ウイルス
C :サイトメガロウイルス
H :ヘルペスウイルス(単純ヘルペス水痘・帯状疱疹ウイルス
S :梅毒

母子感染の経路

資料2

1. 胎内感染

1. 母体が感染した場合,あるいは持続感染した微生物が再活性化した場合に,母体血を介し胎盤から臍帯を通じ児に感染
2. 胎盤に感染した微生物が増殖し児に感染
3. 子宮頸部や腟から上行性に羊膜や羊水を介し感染

2. 分娩時感染

1. 産道感染:
1. 子宮頸部,腟,外陰部などに感染している微生物が分娩時に産道内で児の粘膜などから感染
2. 産道内の母体血中の微生物が児の粘膜などから感染
2. placental leakage : B 型肝炎ウイルスやHIV の胎内感染率が切迫早産既往群に多いことから推定された.母体血の新生児血中への混入量を胎盤性アルカリフォスファターゼを指標として測定した場合,予定帝切群で0.8ml/kg(新生児体重)、経腟分娩群で1.2ml/kg と有意差があるという報告もある

3. 経母乳感染

母乳中の微生物や感染リンパ球が経口的に児に感染。
サイトメガロウイルスは経母乳感染をするが、成熟児はこの感染により自然免疫を得て,成人してから初感染することは防げる。
1,500g 未満の極低出生体重児では経母乳感染により,肝炎などを発症する可能性がある。

母子感染症

G10M.168
  胎内感染 分娩時感染 母乳時感染
経胎盤感染 上行性感染 経胎盤感染 産道感染 母乳感染
ウイルス 風疹ウイルス × × × ×
サイトメガロウイルス × ×
ヒトパルボウイルスB19 × × × ×
水痘・帯状疱疹ウイルス × × ×
単純ヘルペスウイルス × ×
B型肝炎ウイルス × ×
C型肝炎ウイルス × ×
成人T細胞白血病ウイルス1型 × × ×
ヒト免疫不全ウイルス
細菌 梅毒トレポネーマ × × ×
淋菌 × × × ×
B群連鎖球菌 × × × ×
真菌 カンジダ・アルビカンス × × × ×
原虫 トキソプラズマ × × × ×
クラミジア クラミジア・トラコマチス × × × ×
G10M.182改変
病原体 疾患 感染経路 問題となる感染時期 母体 胎児
ウイルス 風疹ウイルス 先天性風疹症候群 経胎盤感染 妊娠12週未満。18週未満は軽微 初感染妊婦  
サイトメガロウイルス 巨細胞封入体症 経胎盤感染 妊娠前半 初感染妊婦。感冒様症状 小頭症、脳内石灰化、精神遅滞、網脈絡膜炎、感音性難聴、貧血、黄疸、出血斑、低体重児、肝脾腫
ヒトパルボウイルスB19   経胎盤感染 妊娠20週未満 伝染性紅斑 非免疫性胎児水腫、胎児死亡
水痘・帯状疱疹ウイルス 先天性水痘症候群 産道感染 妊娠20週未満 初感染妊婦 精神遅滞、網脈絡膜炎、皮膚瘢痕、四肢低形成、低出生体重児
単純ヘルペスウイルス 新生児ヘルペス 産道感染   中枢神経:小頭症、眼:脈絡網膜炎角結膜炎、皮膚:水疱疹
B型肝炎ウイルス   産道感染   無症候キャリアー化
C型肝炎ウイルス   産道感染    
成人T細胞白血病ウイルス1型   母乳感染    
ヒト免疫不全ウイルス HIV感染症 産道感染 HIV感染症 HIV感染症
細菌 梅毒トレポネーマ 先天梅毒 経胎盤感染 妊娠14週以降 梅毒 水頭症、難聴、老人様顔貌、鼻炎、粘膜斑(梅毒性天疱瘡)、黄疸、貧血、点状出血、パロー仮性麻痺、肝脾腫、骨軟骨炎
晩発性梅毒ハッチンソン三徴
淋菌 淋疾 産道感染 産科合併症(流産・早産、前期破水、絨毛膜羊膜炎、子宮内膜炎) 化膿性結膜炎(膿漏眼)
B群連鎖球菌 B群連鎖球菌感染症 産道感染 常在菌 髄膜炎
真菌 カンジダ・アルビカンス   産道感染 常在菌。カンジダ膣炎 口腔内カンジダ症
原虫 トキソプラズマ 先天性トキソプラズマ症 経胎盤感染 妊娠中後期 初感染妊婦。無症状 脳室拡大、小頭症、脳内石灰化、髄膜炎、精神遅滞、脳性麻痺、けいれん、網脈絡膜炎、黄疸、発疹、貧血、リンパ節腫脹、肝脾腫、低出生体重児
クラミジア クラミジア・トラコマチス   産道感染 無症状。早産・流産 新生児結膜炎、新生児肺炎

感染時期と胎児影響

  • 妊娠初期:早産、先天性胎児奇形:風疹ウイルス、水痘ウイルス、麻疹ウイルス、HHV-6、パルボウイルスB19
  • 妊娠中期~末期:新生児ウイルス感染:単純ヘルペスウイルス、水痘ウイルス、サイトメガロウイルス、梅毒トレポネーマ(妊娠13週までは胎児感染しにくい)

資料

  • 1. 各種感染症の母子感染予防
[display]http://www.jsog.or.jp/PDF/58/5809-416.pdf
  • 2. 母子感染の経路と主な病原微生物
[display]http://www.jsog.or.jp/PDF/56/5609-535.pdf


心筋炎」

  [★]

myocarditis

概念

  • 種々の原因により心筋が局所的・びまん性に炎症性が生じた病態

分類

経過

病理学的

  • (特発性)巨細胞性心筋炎:心筋生検あるいは剖検による組織学的検索で、炎症巣に多核巨細胞を認める場合で、なおかつ心臓サルコイドーシスが除外されるもの。好酸球とリンパ球の浸潤が強く、心筋壊死が高度である。
  • 好酸球性心筋炎:心筋生検にて好酸球の浸潤・脱顆粒、心筋の破壊、末梢血における好酸球の増加が認められるもの。

類縁疾患

年齢

  • 小児心筋炎

ガイドラインによる分類

病因分類 組織分類 臨床病型分類
ウイルス リンパ球性 急性
細菌 巨細胞性 劇症型
真菌 好酸球性 慢性(遷延性/不顕性)
リケッチア 肉芽腫性  
スピロヘータ    
原虫,寄生虫    
その他の感染症    
薬物,化学物質    
アレルギー,自己免疫    
膠原病,川崎病    
サルコイドーシス    
放射線,熱射病    
原因不明,特発性    

疫学

  • 日本の剖検例では0.15%に見られる(IMD)

病因

  • 感染性
参考1より
ウイルス科 ウイルス属
ピコルナウイルス コクサッキーA群
コクサッキーB群
エコーウイルス
ポリオウイルス
A型肝炎ウイルス
オルソミクソウイルス A型インフルエンザ
B型インフルエンザ
パラミクソウイルス RSウイルス
ムンプスウイルス
麻疹ウイルス
フラビウイルス C型肝炎ウイルス
デング熱ウイルス
黄熱病ウイルス
トガウイルス 風疹ウイルス
チクニングニアウイルス
ラブドウイルス 狂犬病ウイルス
レトロウイルス HIVウイルス
ポックスウイルス ワクチニアウイルス
ヘルペスウイルス 帯状庖疹ウイルス
サイトメガロウイルス
単純ヘルペスウイルス
EBウイルス
アデノウイルス アデノウイルス
パルボウイルス パルボウイルス
  • 薬物性
  • 続発性:全身性疾患(例えば血管炎)

YN.C-137

  • ウイルス(コクサッキーB、エコーウイルス、ヘルペスウイルス。風疹ウイルス、ムンプスウイルス、インフルエンザウイルスでも生じる)、細菌、心筋、原虫(シャーガス病)。
  • 化学物質、放射線、膠原病、特発性

病理

  • 実質性心筋炎 parenchymatous myocarditisと間質性心筋炎 interstitial myocarditisの像がみられる。
  • 心筋細胞の融解、間質浮腫、円形細胞浸潤、壊死巣形成

病態

  • ウイルス性の場合、免疫反応に基づき心筋を障害する。
  • 薬剤性の場合は、薬剤による心筋障害
  • 心筋の障害 → 伝導障害、不整脈、心不全、ショック

経過

  • 急性の場合、かぜ症状や消化器症状に続発。これらの初発症状から数時間から数日で心症状が出現(YN.C-137)。

身体所見

心臓

  • 心音:
  • (重症の場合)muffled first heart sound, along with a third heart sound (HIM.1486)
  • (心不全に至れば)奔馬調律(gallop rhythm) (YN.C-138)
  • 心雑音:(重症の場合)a murmur of mitral regurgitation (HIM.1486)
  • 心膜摩擦音:心膜炎を伴った場合に聴取

  • (心不全に至れば)ラ音の聴取

症状

  • 動悸、呼吸困難

検査

心電図、心エコー所見、単純胸部X線写真、及び症状がが短時間に変化していくのはacute myocarditisを示唆(IMD)
  • 心電図:(特異的な変化はない)非特異的ST-T変化、QRS低電位、異常Q、ST上昇(心膜炎があれば)、心室内伝導障害、房室ブロック
  • 血液検査:心筋障害、炎症を示唆する様な結果
  • CK-MB、LDH、AST上昇、CRP陽性、ESR亢進、WBC増加
  • ウイルス学的検査:
  • 心エコー:壁運動低下、(間質に浮腫が認められれば)壁肥厚、心室腔拡大(心不全)、心嚢液貯留(心膜炎)
  • 心筋生検:心臓への炎症細胞の浸潤。
  • 好酸球増加性心疾患による心筋炎:急性期に心内膜を中心とした好酸球の浸潤:*自己免疫疾患(劇症型心筋炎、重症筋無力症、潰瘍性大腸炎など)による心筋炎:多核巨細胞の出現
  • 核医学検査:67Ga,99Tc-ピロリン酸の心臓への集積。

診断

  • 心筋生検が確定診断

鑑別疾患

  • 心筋梗塞
  • 甲状腺機能低下症、心筋障害を伴うミオパチー
  • 膠原病
  • (慢性心筋症の鑑別)拡張型心筋症

治療

  • ウイルス性心筋炎では根治療法がなく、対症療法にとどまる。
  • 不整脈:(完全房室ブロック)体外式一時ペーシング、(頻脈性不整脈)除細動・抗不整脈薬
  • 心不全:SGカテーテルで血行動態を見ながら、利尿薬、血管拡張薬、カテコラミンを使用する。
  • 重症心不全・ショック:経皮的心肺補助(PCPS)、大動脈内バルーンパンピング(IABP)
  • ステロイド、免疫グロブリン:考慮されることがあるがエビデンスなし。

予後

  • 急性型は予後良好であるが、劇症型心筋炎、拡張型心筋症にいたる場合もある。

参考

  • 1. 急性および慢性心筋炎の診断・治療に関するガイドライン - 日本循環器学会



ワクチン」

  [★]

vaccine
予防接種 immunization感染症感染症予防法シードロット・システムimmunization

種類

  • 遺伝子組換えワクチン

副反応

風疹ワクチン

  • 発熱、発疹、関節痛、リンパ節腫脹

おたふくかぜワクチン

  • 2-3週間後、まれに、発熱、耳下腺腫脹、咳、鼻水
  • MMRの際に無菌性髄膜炎が数千人に一人
  • 髄膜炎の症状:発熱、頭痛、嘔吐

学校伝染病、予防接種、ワクチン (学校伝染病、予防接種、ワクチン.xls)

病原体 感染症 ワクチン 学校伝染病 ワクチンの形状 潜伏期間 季節性 年齢 出席停止解除条件
ジフテリア菌 Corynebacterium diphtheriae ジフテリア ジフテリア,破傷風,百目咳混合ワクチン    トキソイド        
百日咳菌 Bordetella pertussis 百日咳 不活化 6~14     咳の消失
結核菌 Mycobacterium tuberculosis 結核 BCG 不活化       伝染のおそれが無くなるまで
ポリオウイルス poliovirus ポリオ ポリオワクチン(経口)          
麻疹ウイルス measles virus 麻疹 麻疹・風疹混合ワクチン 10~12   0~2 解熱後3日
風疹ウイルス rubella virus 風疹 18 春~初夏 4~9 発疹消失
日本脳炎ウイルス Japanese encephalitis virus 日本脳炎 日本脳炎ワクチン   不活化        
インフルエンザウイルス influenza virus インフルエンザ インフルエンザワクチン 不活化 1~5 冬期   解熱後2日
インフルエンザ菌 Haemophilus influenzae  化膿性髄膜炎など Hibワクチン            
肺炎球菌 Streptococcus pneumoniae                
水痘・帯状疱疹ウイルス varicella zoster virus 水痘   11~21 冬(12, 1) 5~9 発疹の痂皮化
ムンプスウイルス mumps virus 流行性耳下腺炎   18~21     耳下腺腫脹消失
B型肝炎ウイルス hepatitis B virus B型肝炎     成分 60~160      
A型肝炎ウイルス hepatitis A virus A型肝炎     不活化 15~40      
狂犬病ウイルス rabies virus 狂犬病     不活化        
アデノウイルス adenovirus 咽頭結膜熱            
黄熱病ウイルス yellow fever virus 黄熱病            

日本で使われているワクチン

その他マイナーなワクチン

  • 1ヶ月に1回、6ヶ月続けて。
  • 適応は低体重児と免疫不全児だった気がする

接種間隔


参考

  • 1. 国立感染症研究所 感染症情報センター:予防接種のページ
[display]http://idsc.nih.go.jp/vaccine/vaccine-j.html
  • 2. 日本で接種可能なワクチンの種類 - 国立感染症研究所
[display]http://idsc.nih.go.jp/vaccine/atopics/atpcs003.html




先天異常」

  [★]

congenital anomaly, congenital abnormality
congenitalis anomalia
先天性異常
[[]]
[show details]




発生

  • 発生第3-8週(妊娠第5-11週)に器官原基形成(発生第3週に三胚葉性胚盤となり、第3週末に中枢神経の分化が始まり第8週までに主要な器官原基が確立される。

感受性の高い時期

妊娠区分 妊娠初期
胎齢     0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
妊娠週数 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
妊娠月数 第1月 第2月 第3月 第4月
  器官原基形成  

原因

NGY.512
  • 外因的因子
  • 感染因子
  • 物理的因子
  • X線:小頭症、二分脊椎、口蓋裂、四肢の異常
  • 高熱:無脳症
  • 化学的因子
  • 耐糖能異常合併妊娠:種々の奇形:心臓や神経管の異常
  • 内因的因子
  • 染色体異常
  • 遺伝子異常



風疹」

  [★]

rubella
三日はしか
風疹ウイルス感染症法

特徴

感染経路

  • 経気道感染(SMB.455)←つまり飛沫感染?。別の資料:飛沫経気道感染

疫学

  • 好発年齢:5~15歳。 別の資料:4-9歳が先体の60%を占める(ウイルス学授業プリント)
  • 季節性:春から初夏
  • 不顕性感染率は約25%
  • 終生免疫あり

潜伏期

  • 18日 (ウイルス学授業プリント)。別の資料:16~18日間が多い

症状

  • 丘疹:紅斑状の発疹が顔面に出現し、次第に体幹、四肢に広がる。発疹は癒合しない (⇔麻疹)。発疹消退後、色素沈着無し
  • 軽度の発熱(38℃)、耳後、後頭部のリンパ節の腫脹、結膜炎、咽頭痛を呈する。

3大主症状

  • 発疹、発熱、 リンパ節腫脹(耳介後部リンパ節)

合併症

  • 関節炎 (成人女性に多い)
  • 血小板減少性紫斑病 (3000例に1例)
  • 脳炎(6000例に1例)
  • 溶血性貧血(まれ)

経過

  • 病期:6-7日
  • 発症前(発疹出現前)から伝染力有り。大体、感染時より10日後(SMB.455)
このころには口腔、咽頭、気道分泌液中にウイルスが存在(SMB.455)
発症7日前からウイルス血症
  • 発疹より先立って頚部のリンパ節が腫脹し、発疹消失後数週間に渡って持続
  • 発疹出現-3~5日-発疹消失
  • 発疹と共に発熱-2~3日-解熱 →三日はしか

検査

  • HI:(陽性)血清8倍未満
  • CF:(陽性)血清4倍未満
  • EIA
  • IgG(陰性)2.0未満
  • IgN(陰性)0.8未満

治療

予防

米ではMMRワクチンを12-15月、4-6歳の2回接種
  • 風疹のγグロブリン製剤は少なくとも日本にはない

出席停止の解除(学校保険法)

先天性風疹症候群

  • 妊娠初期(妊娠3ヶ月以内)の妊婦に感染した場合は、胎児の多くが先天性異常を持って生まれてくる

先天性異常

  • 聴覚障害:神経知覚性難聴
  • 眼症状:白内障緑内障、小眼症、網膜症
  • 心疾患:動脈管開存肺動脈狭窄中隔欠損
  • その他:小頭症、身体発育遅滞、骨透明症、肝脾種、血小板減少性紫斑病

発生率

  • 妊娠4週まで :50%以上
  • 妊娠 5~ 8週:35%
  • 妊娠 9~12週:15%
  • 妊娠13~16週: 8%
  • 妊娠20週以降:まれ==ウイルス学==

鑑別




ウイルス」

  [★]

virus
ウイルス粒子 virus particleビリオン virion
微生物学抗ウイルス薬国試に出がちなウイルス

ウイルス一覧

感染経路による分類 SMB.374

呼吸器粘膜の局所感染 ライノウイルス
アデノウイルス
コロナウイルス
RSウイルス
インフルエンザウイルス
全身感染 ムンプスウイルス
麻疹ウイルス
風疹ウイルス
ハンタウイルス
水痘・帯状疱疹ウイルス
ラッサウイルス
天然痘ウイルス

学名

目(order, -virales), 科(family, -viridae), 亜科(subfamily, -virinae), 属(genus, -virus), 種(species)

増殖過程

  • 吸着 absorption
  • 侵入 penetration
  • 脱殻 uncoating
  • ゲノムの複製 replication、遺伝子発現 transcription
  • ウイルス粒子の組み立て assembly
  • 放出 release

感染の分類

持続時間

  • 急性感染
  • 慢性感染

ゲノム

  • 一本鎖RNA(-)をゲノムとするウイルスはウイルス粒子内にRNA依存性RNA合成酵素を有する。







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