電位依存性カルシウムチャネル

出典: meddic

voltage-dependent calcium channel, VDCC
電位関門型カルシウムチャネル voltage-gated calcium channel VGCC電位作動型カルシウムチャネル voltage-operated calcium channel VOCC, 電位依存性Ca2+チャネル
イオンチャネル電位依存性イオンチャネル
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  • α1サブユニット単独でチャネルを形成できる (SP.93)
  • β, γ, α2/δの3種類の副サブユニットはチャネルの機能を修飾する

電位依存性カルシウムチャネルの分類 (SP.93)

α1サブユニット遺伝子 発現組織 阻害薬 閾電位 コンダクタンス
L型 Cav 1.1 骨格筋 ジヒドロピリジンベラパミルジルチアゼム
Cav 1.2 心臓、神経系、内分泌系
Cav 1.3 神経系、内分泌系、内有毛細胞
Cav 1.4 視細胞
P/Q型 Cav 2.1 神経系  
N型 Cav 2.2  
R型 Cav 2.3  
T型 Cav 3.1 神経系、心臓、平滑筋、腎臓、内分泌系  
Cav 3.2  
Cav 3.3  


UpToDate Contents

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和文文献

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  • 日本医療薬学会年会講演要旨集 18, 300, 2008-09-01
  • NAID 110006964068
  • 神経筋接合部の障害
  • 本村 政勝
  • 日本内科学会雑誌 97(8), 1778-1783, 2008-08-10
  • NAID 10021930834
  • ITB(髄腔内バクロフェン)療法 : 日本における新しい重度痙縮の治療
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  • 日本薬理学雑誌 131(2), 109-114, 2008-02-01
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  • NAID 10024186681

関連リンク

チャネルタイプ, 活性化閾値電位, チャネル分子, 遺伝子, 発現部位, 機能. L型, 高電位, Cav1.1. Cav1.2. Cav1.3. Cav1.4, CACNA1S CACNA1C CACNA1D CACNA1F, 骨格筋、骨芽細胞、心筋、皮質 ...
電位依存性 Ca チャネルの分子薬理学と Ca 拮抗薬の差異化 2010/01/15 1. [新目で みる循環器病シリーズ 21]『循環器病の薬物療法』. メジカルビュー社、2006 年 1 月 1 日、pp188-199. ISBN 4-7583-0143-3 C3347. II 循環器治療薬剤:分類・作用機序と ...

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Images (16)電位 依存 性 カルシウム 22 電位 依存 性 カルシウム 図 3 電位 依存 性 na チャネル 図 2 電位 依存 性 ナトリウム  依存 性 ca 2 チャネル 電位 依存


★リンクテーブル★
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関連記事カルシウム」「依存」「カルシウムチャネル」「電位」「電位依存性

イオンチャネル」

  [★]

ion channel
チャネル
  • イオンチャネルの構造→図:SP.77

種類 (SP.79-)

  • Na+チャネル
  • K+チャネル
  • Cl+チャネル
  • ニコチン性Ach受容体チャネル
  • 内向き整流性K+チャネル




voltage-gated calcium channel」

  [★]

voltage-dependent Ca2+ channelvoltage-dependent calcium channelvoltage-gated Ca2+ channel


電位依存性イオンチャネル」

  [★]

voltage-dependent ion channel
電位関門型イオンチャネル voltage-gated ion channel電位作動性イオンチャネル voltage-operated ion channel
チャネル


VOCC」

  [★] 電位作動型カルシウムチャネル

voltage-operated calcium channel」

  [★] 電位作動型カルシウムチャネル

voltage-dependent Ca2+ channel」

  [★]

Cav channelVDCCvoltage-dependent calcium channelvoltage-gated Ca2+ channelvoltage-gated calcium channel


電位依存性チャネル」

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voltage-dependent channel, voltage-gated channel
チャネル



VDCC」

  [★]

  • 電位依存性カルシウムチャネル
calcium channelCav channelvoltage-dependent Ca2+ channelvoltage-dependent calcium channel

Cav channel」

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VDCCvoltage-dependent Ca2+ channelvoltage-dependent calcium channel

VGCC」

  [★] 電位依存性カルシウムチャネル電位関門型カルシウムチャネル voltage-gated calcium channel

L型電位依存性カルシウムチャネル」

  [★]

L-type voltage-dependent calcium channel
ジヒドロピリジン受容体L型カルシウムチャネル


N型電位依存性カルシウムチャネル」

  [★]

N-type voltage-dependent calcium channel
N型カルシウムチャネル

α1A電位依存性カルシウムチャネル」

  [★]

α1A-voltage-dependent calcium channel, CACNL1A


P/Q型電位依存性カルシウムチャネル」

  [★]

P/Q-type voltage-gated calcium channel

カルシウム」

  [★]

calcium
カルシウムイオンリン
calcium channel blockers, calcium channels

基準値

  • 血清総Ca 8.6-10.1 mg/dl(臨床検査法提要第32版)
  • 8.6-10.2 mg/dL (QB)   だいたい  9.4 ± 0.8
  • 血清Caイオン 1.15-1.30 mmmol/l(臨床検査法提要第32版), 4.6-5.1 mg/dl

血液ガス

  • 血液ガスでは (mEq/l)で出されるが 4倍すれば (mg/dl)に変換できる  原子量が約40ゆえ

溶解度積

リン酸カルシウム 366x10-6 (30℃)
リン酸カルシウム 0.35x10-6 (38℃)
炭酸カルシウム 0.0087x10-6 (25℃)
酒石酸カルシウム 0.0077x10-6 (25℃)
シュウ酸カルシウム 0.00257x10-6 (25℃)
オレイン酸カルシウム 0.000291x10-6 (25℃)
パルチミン酸カルシウム 0.000000161x10-6 (23℃)

カルシウムの吸収(SP.744)

  • +健康成人の1日あたりの食物Ca摂取0.6g
  • +消化管分泌物と脱落上皮細胞のCa 0.6g
  • -吸収されるCa          0.7g
  • -そのまま排泄          0.5g
  • 正味吸収されるCa 0.1g

カルシウムの吸収部位

  • 十二指腸

カルシウム代謝の調節機構

副甲状腺ホルモン

  • 血中Ca上昇+血中P低下を行う。
  • 1. 破骨細胞に作用してCa,Pが血中へ。
  • 2. 腎の遠位尿細管に作用してCa再吸収の亢進、近位尿細管でのP再吸収の抑制。
  • 3. 近位尿細管に作用して酵素を活性化し、1,25水酸化ビタミンD3の産生亢進。

1,25(OH)2D3

  • 血中Ca上昇+血中P上昇
  • 1. 空腸からのCaとPの吸収。
  • 2. 骨形成促進。
  • 3. 遠位尿細管でのCaとPの再吸収促進。
  • 4. 副甲状腺ホルモンの合成を抑制

尿細管における部位別カルシウム輸送

  • 糸球体で濾過されるのはイオン化Caと陰イオン複合型Ca(蛋白結合型Caは濾過されない)
  • 濾過されたカルシウムのうち95%が再吸収される。
  • 近位尿細管:60-70%
  • ヘンレループ:20-25%
  • 遠位尿細管、集合管:10-15%

近位尿細管

  • Na+依存的に再吸収。受動輸送80%、能動輸送20%
  • 基底側のCa2+ ATPase, 3Na+-Ca2+逆輸送系

ヘンレループ

  • 太いヘンレループ上行脚で
  • 受動輸送:管腔内電位が正であるため
  • 基底側のCa2+ ATPase

遠位尿細管~集合管

  • 糸球体濾過量の10-15%が再吸収されている → 量としては少ないが能動的に吸収が行われる部位。
  • 能動輸送:管腔内電位が負であるため。
  • PTHカルシトニンに調節されている
  • チアジド系利尿薬により細胞内Na↓となるとCa再吸収↑となる!!!! ← ループ利尿薬と違う点。よって高カルシウム血症が起こることがある。

接合尿細管

  • 管腔側:Ca2+チャネル/非選択的カチオンチャネル
  • 基底側:Na+-K+ ATPase, 3Na+-Ca2+交換系

尿細管におけるカルシウムの輸送の調節 SP.796

  • 循環血漿量
  • Ca2+の尿中排泄量はNa+の尿中排泄量と比例。循環血漿量が増加するとCa2+排泄も増加
  • 血漿電解質濃度
  • Ca2+の尿中排泄量は血漿Ca2+濃度と比例する。
  • 酸塩基平衡

血清カルシウム濃度

  • 血液中でCa2+は調節を受けて一定に保たれるが、蛋白と結合しているCaはアルブミンの量によって増減する。
血清アルブミン濃度 4 g/dl、血清Ca濃度 9mg/dl。補正Ca濃度 9mg/dl → 正常
血清アルブミン濃度 2 g/dl、血清Ca濃度 7mg/dl。 → 大変!!低カルシウム血症!! → ホント? ってことになる。アルブミンの量が減ってAlb-Caが減っただけで生理的に重要なCa2+は保たれているのではないか。 → こんな時に補正Ca濃度を用いるのである
                       →補正Ca濃度 9mg/dl → 正常
つまり、低アルブミン血症ではCa2+は保たれているにもかかわらず、血清Caは低値となりそのままでは評価できないために補正を行う。
補正Ca濃度(mg/dl)=Ca実測値(mg/dl)+(4-血清アルブミン濃度(g/dl)) ・・・Payneの式
アルブミンのpIは7より小さく、アシデミアでは負に帯電しているアルブミンが減少、アルカレミアでは負に帯電しているアルブミンが増加する。すなわち、pHが下がるとアルブミンとくっつなくなったCaが増加するので、血液pH0.1の低下につきfreeイオン化Ca(Ca2+)は0.12mg/dl増加する???????????

循環血液量

  • 循環血液量↑→尿中Na排泄↑、尿中Ca排泄↑

血清Ca濃度

  • 血清Ca濃度↑→PTH↓
  • 生理活性のあるのはイオン化Ca(Ca2+)のみ
血清Ca濃度=イオン化Ca(45%) + 蛋白結合型Ca(40%) + 陰イオン複合型Ca(15%)
イオン化Caは一定に保たれる

pH

アシドーシス :pHが小さくなると負電荷減少:蛋白のCa結合能↓、イオン化Ca↑
アルカローシス:pHが大きくなると負電荷増加:蛋白Caの結合能↑、イオン化Ca↓→Ca欠乏(低カルシウム血症)

低蛋白血症

  • 低蛋白血症の際、蛋白結合型Caは減少するが、イオン化Ca一定。

尿中カルシウム

血中カルシウムと尿中カルシウム

  • 薬剤などの影響がなければ、血中カルシウムと尿中カルシウムは相関がありそうである → 副甲状腺ホルモン

血清カルシウムと心電図

  • QT時間と血清カルシウムは負の相関関係にある

元素

  • 金属元素。周期表第2族アルカリ土類金属元素
  • 原子番号:20
  • 元素記号:Ca
  • 原子量 40.078  g/mol

臨床関連

参考

  • カルシウム製剤の特徴
[display]http://www.orth.or.jp/osteoporose/caseizai.html







依存」

  [★]

dependence
薬物依存麻薬中毒


依存の3要素

  • 1. 身体依存:精神作用物質が長時間体内にあり、効果を発現し続ける結果、生体がその物質に適応して正常に近い機能を営むようになった状態。身体依存が生じる薬物は抑制性の薬物で、離脱症状は興奮性となる
  • 2. 精神依存:精神作用物質を使用したいというしばしば強く、時には抵抗できない欲求
  • 3. 耐性  :精神作用物質の効果が長期の摂取のために減弱し、初期の効果を得るためにより大量の摂取が必要となった状態


カルシウムチャネル」

  [★]

calcium channel calcium channel
カルシウムチャンネルCaチャネル, Ca channel、Ca2+チャネル, Ca2+ channelカルシウムイオンチャネル, calcium ion channel
電位依存性カルシウムチャネル, voltage-dependent calcium channel, VDCC


  • Ca2+を透過するイオンチャネルの一群


電位」

  [★]

voltagepotentialelectrical potentialelectric potential
可能可能性潜在的ボルテージポテンシャル有望電圧

電位依存性」

  [★]

voltage dependencevoltage dependencyvoltage-dependent
電位依存的膜電位依存性電位依存




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