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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2018/02/05 20:08:28」(JST)
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離出分泌(りしゅつぶんぴ、英:apocrine)とは組織学において外分泌腺の分類に用いられる用語の1つ。apocrine budに分類される細胞は原形質膜に包まれた内腔に分泌物を入れて分泌する。アポクリン腺の例として泌乳乳腺、外耳の耳垢が挙げられる。一般にアポクリン汗腺と呼ばれる構造は実際には部分分泌(merocrine)形式で分泌する。
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Japanese Journal
- ラット切歯象牙芽細胞における細胞内小器官の走査電子顕微鏡的観察 : 特に膜性小管状構造について
- 西村 三代子
- 歯科医学 58(3), g115-g116, 1995-06-25
- … 一方, 象牙芽細胞では分泌機能, 象牙基質の形成, 基質小胞の発芽(微離出分泌)による一次石灰化およびコラーゲン線維の二次石灰化, また, 糖・蛋白複合体の吸収および添加などが検討されている. … 2)象牙質基質の分泌はおもに漏出分泌とされており, 基質小胞の微離出分泌は象牙質の初期石灰化のみにみられる現象といわれていた. …
- NAID 110001723759
- 犬の汗腺の機能組織学的研究(III) : 薬物刺激によるapocrine汗腺の細胞学的変化および腺細胞内PAS陽性物質の定量的変動
- 高原 斉 [他],加藤 嘉太郎,Takahara Hitoshi,Kato Yoshitaro
- 九州大學農學部學藝雜誌 22(2), 207-215, 1966-03
- … 4) 腺細胞内粘液多糖類は発汗剤注射後,一時的に増量現象を示し,同15分後から急激に減少するが,それらについては粘液多糖類が短時間に細胞内で合成され,離出分泌にそなえるものと推察される.生理学的には本来の体温調節作用のほかにeccrine汗腺dark cellと同様の粘液多糖類分泌による体表面での外界の有害物質の侵入に対する防禦機能を有するものと推察する. …
- NAID 110001715015
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- 世界大百科事典 第2版 - 離出分泌の用語解説 - (3)分泌物の放出形式による分類 (a)全分泌(皮脂腺)は,分泌物が充満するため核は萎縮し,死んだ細胞が全体として分泌されることをいう。(b)離出分泌(離出汗腺,乳腺)では,分泌物が細胞の ...
- 詳細はアポクリンの項目にあります 離出分泌とは、アポクリンとも呼ばれる、細胞から物質が分泌されるときの形式のひとつ。細胞の一部が細胞膜に包まれた状態で、細胞からちぎれて離れていく分泌。分泌液には、 タンパク質?
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