図：N.359
小陰唇の背側の構造である陰唇小帯というヒダは、膣前庭を囲むように両側性に前方にすすみ、2葉に分かれる。背側の葉は陰核の背側で合して陰核小帯となる。腹側の葉は陰核包皮となる。 (KH.255)

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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』「2015/07/10 21:49:32」(JST)

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陰核包皮（いんかくほうひ）とは、陰核の先端である陰核亀頭を被う皮膚のヒダ（包皮）。大陰唇の始まりのあたりから伸び、クリトリスを半分ほど覆うところで止まる、長い包皮で、小陰唇につながる部分でもある。女性が性的に興奮すると陰核の勃起が起きて、陰核亀頭が膨張するので陰核包皮が剥けて、陰核亀頭が露出する。露出によりさらに性的に外的刺激を受けやすくなる。

性的興奮により陰核が勃起しても陰核包皮から露出しない場合、または陰核亀頭が陰核包皮と癒着している場合を、陰核の真性包茎と言う。

参考文献

外部リンク

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2. 嵌頓包茎：定義、病態生理、および臨床的特徴 paraphimosis definition pathophysiology and clinical features
3. 成人における亀頭炎および亀頭包皮炎 balanitis and balanoposthitis in adults
4. 小児における亀頭包皮炎：臨床症状、診断、および治療 balanoposthitis in children clinical manifestations diagnosis and treatment
5. 嵌頓包茎整復術 paraphimosis reduction

Japanese Journal

陰核包皮に生じた Pilonidal Disease の1例

清野広人,堀内直美,今野宗昭,鳥谷部荘八,金山岳夫
日形会誌 : 日本形成外科学会会誌 = Journal of Japan Society of Plastic and Reconstructive Surgery 25(12), 811-814, 2005-12-20
NAID 10016942349

陰核肥大をきたした陰核包皮血管腫の1例

石津和彦,中村金弘,馬場良和,瀧原博史,酒徳治三郎,田中一成
泌尿器科紀要 37(11), 1563-1565, 1991
A 4-year-old girl visited with the chief complaint of clitoral enlargement which was first pointed out when she was one year old. She has received excision of the femoral tumor, which was histological …
NAID 120002158052