除脳硬直

出典: meddic

decerebrate rigidity
除脳固縮
除皮質硬直除脳姿勢除脳肢位
γ運動ニューロンγ固縮中脳動物


  • 脳死では見られない ← 脳死はJCS III-300


参考

  • 1.
[display]http://www.fairwiki.org/images/1/19/Decerbrate_posturing_1.JPG


Wikipedia preview

出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/08/04 22:52:39」(JST)

wiki ja

[Wiki ja表示]

UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • 頭蓋内圧亢進症状のサインとアセスメント (頭蓋内圧のモニタリングと管理)
  • 脳室内ドレナージを留置した脳室内出血患者に対する早期リハビリテーションの経験
  • 横井 智子,長尾 徹
  • 神戸大学医学部保健学科紀要 22, 23-31, 2006
  • … 発症時の意識レベルはJapan Coma Scale(JCS)において3桁で、両側縮瞳および除脳硬直肢位を認めた。 …
  • NAID 110006483385
  • 両側テント上梗塞発症直後に除脳硬直を呈した1例
  • 河野 浩之,菅 智宏,寺崎 修司,橋本 洋一郎,丸田 佳代,山部 浩茂,内野 誠
  • 臨床神経学 : CLINICAL NEUROLOGY 44(8), 545-548, 2004-08-01
  • NAID 10013503472

関連リンク

移動: 案内、 検索. 除脳硬直(じょのうこうちょく、英: decerebrate posturing)は、中枢 神経の障害により、四肢の抗重力筋が収縮した際にみられる異常肢位のひとつ。除皮質 硬直よりも重症とされ、延髄よりも中枢側に病変はあり、中脳や橋の損傷によるものが ...
症状としては、内圧亢進の初期には脳に血液を送ろうと血圧が上昇し徐脈になる。この ためゆっくりとした大きな脈となる。脳ヘルニアが起こると、押される場所によって症状が 異なるが、最後は除脳硬直となりついで呼吸が停止する。 処置. 意識障害患者では詳細 ...

関連画像

注意 この 画像 の 本 サイト 外  除脳硬直」にまつわる症例を鑑別 aiueotips a alcohol 急性 心拍 再開 後 除 脳 硬直 を セーラームーン の 変身 シーン


★リンクテーブル★
先読み除脳姿勢
国試過去問099A055」「104C024」「095A067
リンク元クモ膜下出血」「日本昏睡尺度」「遅発性ウイルス性脳炎」「鉤ヘルニア」「除皮質硬直
関連記事除脳

除脳姿勢」

  [★]

decerebrate posturing, decerebrate posture
除脳固縮除皮質硬直、除脳硬直状態


099A055」

  [★]

  • 12歳の男児。半年前から、ボーッとして横になっていることが多くなり、家に引きこもるようになったため、母親に連れられて来院した。2歳時に麻疹に感染したという。診察時に、傾眠傾向にあり、ときおり右の上下肢にミオクローヌスを認める。脳波検査で周期性同期性放電を認める。髄液検査で、蛋白濃度の軽度上昇、麻疹ウイルス抗体価の上昇およびIgGの増加を認める。
  • この疾患でみられないのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099A054]←[国試_099]→[099A056

104C024」

  [★]

  • 73歳の男性。突然の意識消失のため搬入された。60歳時から毎年健康診断で高血圧を指摘されていたが、医療機関を受診していなかった。意識レベルはJCS III-300。脈拍64/分、整。血圧210/130mmHg。除脳硬直、左方向への共同偏視および左瞳孔散大がみられた。
  • 最も考えられるのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 104C023]←[国試_104]→[104C025

095A067」

  [★]

  • 脳死において認められるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 095A066]←[国試_095]→[095A068

クモ膜下出血」

  [★]

subarachnoid hemorrhage, SAH
(国試)くも膜下出血
[show details]

疫学

SCN.206
  • 発症率:6-29/10万人/年
  • 50-60歳が発症のピーク。
  • 加齢によって発生率が上昇
  • 動脈瘤破裂によるクモ膜下出血は女性に多い

リスク因子

参考1
  • 喫煙、高血圧、過度の飲酒

病因

外傷によるクモ膜下出血を除く

症状

  • 前駆症状なし
ただし、内頚動脈-後交通動脈分岐部動脈瘤による動眼神経麻痺(眼瞼下垂や複視)は動脈瘤サイズの拡大や限局した出血である可能性がある(SCN.207)。内頚動脈から眼動脈が分岐する部位での動脈瘤では視力障害をきたしうる。
  • 1. 突然の(これまで経験したことのないような)激しい頭痛。持続的。
  • 2. 悪心・嘔吐 ← 脳圧亢進症状
  • 3. 意識障害(半数の症例) ← 一過性
  • 4. 項部硬直 ← 硬膜刺激症状:初期には出現しないことがある(YN.J-91 NHB.603 )。 ← 発症初期には明らかでないことが多い(出典不明)。
発熱で気づかれることもあるらしい。

検査

  • 血液検査:白血球増加(頭蓋内出血による急性炎症反応が起こった場合 → 102C031)
  • 眼底
  • 硝子体下出血を認めることがある(CASES.194)
  • 画像
  • CT

その他

(研修医当直御法度 症例帳 p.8
  • 28%の例にCK上昇が見られる。
  • 90%の例に心電図異常が認められる。

重症度分類

SCN.207 参考1
Grade Hunt and Hess分類(1968) Hunt and Kosnik分類(1974) WFNS分類(1983)
GCS score 主要な局所神経症状(失語あるいは片麻痺
I 無症状か、最小限の頭痛および軽度の項部硬直をみる 15 なし
Ia 急性の髄膜あるいは脳症状をみないが、固定した神経学的失調のあるもの
II 中等度から強度の頭痛、項部硬直をみるが、脳神経麻痺以外の神経学的失調はみられない 14~13 なし
III 傾眠状態、錯乱状態、または軽度の巣症状を示すもの 14~13 あり
IV 昏迷状態で、中等度から重篤な片麻痺があり、早期除脳硬直および自律神経障害を伴うこともある 12~7 有無は不問
V 深昏睡状態で除脳硬直を示し、瀕死の様相を示すもの 6~3 有無は不問
    重篤な全身性疾患、たとえば
高血圧、糖尿病、著明な動脈硬化、
または慢性肺疾患、
または脳血管造影でみられる頭蓋内血管攣縮が
著明な場合には、重症度を1段階悪いほうに移す。
   

合併症

SCN.211 YN.J-92
  • 再出血:発症後24時間以内(6時間未満が最多(出典不明))。動脈瘤破裂によるSAHの場合、再発率は50-80%。初回死亡率50%、再発作死亡率50-70%
  • 脳血管攣縮
  • 脳血管攣縮により遅発性虚血脳神経脱落症状が出現することがある。出現は4-14日(SCN)/7-8日(YN)がピーク。早期(3日以内)や後期(21日以降)の発症もあり売る。脳血管上の攣縮は70%の症例で見られ、このうち36%で症状が出現する。予防は循環血液量を保ち、開頭術・コイル祖塞栓術を施行したのち、脳槽・脊髄ドレナージをおこない原因となる血性髄液を排出する。
  • 脳梗塞:血管攣縮による
  • 水頭症(クモ膜下出血後水頭症):数週~数ヶ月後(YN)。血性髄液によりクモ膜顆粒に炎症が生じ髄液の吸収障害をきたす。


治療

YN.J-92 SCN.209
治療方針:脳動脈瘤破裂の治療として再出血の防止を行う(24時間以内のクリッピング、脳血管内治療)。
  • 対症療法:
  • 降圧療法:120-150mmHg
  • 根治療法
  • 外科手術
  • 早期手術:Grade I-IIIの症例が対象。Grade IV-Vであっても意識回復の見込みがあれば行う。
  • 晩期手術:
  • 血管内手術:瘤内塞栓術、親動脈閉塞術

予後

  • 発症時に約20%が死亡
  • 発症後、2週間以内の死亡が多い。6か月以内に約半数は再出血して死亡することが多い。


参考

  • 1. 脳卒中治療ガイドライン2009
[display]http://www.jsts.gr.jp/jss08.html

国試

著名人

  • 2010/4/2 巨人・木村拓也コーチ




日本昏睡尺度」

  [★]

Japan Coma Scale, JCS
3-3-9度方式ジャパン・コーマ・スケール
意識障害の評価法。グラスゴー・コーマ・スケール GCS


  • 脳血管障害にはJCS
  • 外傷にはGCS

JCS

  • 1.覚醒している(confusion, senselessness, delirium)
  • 1 だいたい意識清明だが、今ひとつはっきりしない
  • 2 見当識障害あり
  • 3 名前、生年月日がいえない
  • 2.刺激すると覚醒する(stupor, lethargy, hypersomnia, somnolence, drowsiness)
  • 10 呼びかけで容易に開眼する
  • 20 大きな声、または体をゆさぶることにより開眼する
  • 30 痛み刺激で辛うじて開眼する
  • 3.刺激しても覚醒しない(deep coma, coma, semicoma)
  • 100 はらいのける動作をする
  • 200 手足を少し動かしたり顔をしかめたりする(除脳硬直を含む) → 除皮質硬直も200らしい(出典不明)
  • 300 全く動かない
1.覚醒している(confusion, senselessness, delirium)
  1 だいたい意識清明だが、今ひとつはっきりしない
2 見当識障害あり
3 名前、生年月日がいえない
2.刺激すると覚醒する(stupor, lethargy, hypersomnia, somnolence, drowsiness)
  10 呼びかけで容易に開眼する
 合目的的な運動(例えば、右手を握れ、離せ)をするし、言葉も出るが、間違いが多い
20 大きな声、または体をゆさぶることにより開眼する
 簡単な命令に応ずる(例えば、何らかの理由で開眼できない場合の離握手)
30 痛み刺激で辛うじて開眼する
 痛み刺激をくわえつつ呼びかけを繰り返すとかろうじて開眼する
3.刺激しても覚醒しない(deep coma, coma, semicoma)
  100 はらいのける動作をする
200 手足を少し動かしたり顔をしかめたりする(除脳硬直を含む)
300 全く動かない

付記する記号

以下に当てはまれば、xxx-RIAのように表記する

JCS補足 IMD.41

  • 10:合目的的な運動(例えば、右手を握れ、離せ)をするし、言葉も出るが、間違いが多い
  • 20:簡単な命令に応ずる(例えば、何らかの理由で開眼できない場合の離握手)
  • 30:痛み刺激をくわえつつ呼びかけを繰り返すとかろうじて開眼する


遅発性ウイルス性脳炎」

  [★]

slow viral encephalitis


遅発性ウイルス性脳炎の分類 IMD.1048

  病名 病原体 頻度

ウイルス
SSPE 麻疹ウイルス 100万人に1人
PML JCウイルス 100万人に1人
PRP 風疹ウイルス 世界で20例程度
プリオン病 CJD プリオン蛋白:? 100万人に1人
変異型CJD プリオン蛋白:? 主に英国
Kuru病 プリオン蛋白:? はぽ消滅
GSS プリオン蛋白:? CJDの数%

PRPとSSPEの臨床的特徴 IMD.1048

  PRP SSPE
病因ウイルス 風疹 麻疹
感染時期 子宮内 2歳未満
発症年鈴 10-12歳 5-15歳
性差 男性 男性>女性
臨床症状 認知症、小脳失調 認知症、除脳硬直ミオクローヌス
臨床経過 慢性進行性 亜急性進行性
発症~死亡 約10年 約5年
脳病変の強度 小脳>大脳 小脳<大脳


鉤ヘルニア」

  [★]

uncal herniation
鉤回ヘルニア
テント切痕ヘルニア transtentorial herniation, incisural herniation脳ヘルニア

概念

  • テント切痕ヘルニアの一つ。病巣が片側であり、外側から内側に向かう圧迫が生じると、一側側頭葉鉤回、海馬回がテント切痕下部にヘルニアを起こす。これにより病側の動眼神経、中脳、後大脳動脈が圧迫される。(SCN.142)

鉤ヘルニアの三徴候

  • 意識障害、病側の瞳孔拡大、対側の除脳硬直肢位

進展の段階

SCN.143
  • 初期症状:病側の瞳孔拡大と対光反射減弱、ヘルニアによる意識障害、麻痺は軽微で呼吸障害無し。
  • 中脳期:意識障害、昏睡、散大、外眼筋麻痺、対側麻痺、除脳硬直様肢位。さらに、同側麻痺、瞳孔散大、四肢の除脳硬直位、前庭眼球反射の消失
  • 橋期:過呼吸パターン減少、浅く速い呼吸、瞳孔固定、対光反射前庭眼球反射消失、弛緩性麻痺
  • 延髄期:呼吸は遅く不規則、無呼吸、瞳孔散大、低血圧、脳死


除皮質硬直」

  [★]

decorticate rigidity
除皮質固縮
除脳硬直除皮質姿勢除皮質肢位
  • 大脳の広汎な障害による。内包から大脳脚にかけての皮質脊髄路の障害を示す。
  • Mann-Wernickeの姿勢である。
  • 頸部付近に刺激を加えたときに、上肢が屈曲し、かつ、下肢が伸展又は内旋することをいう。(臓器の移植に関する法律施行規則#第二条の2)
  • 上肢:屈曲
  • 肩 :内転
  • 肘 :屈曲
  • 手首:屈曲
  • 下肢:伸展、内転、内旋
  • JCSでは200になるらしい。
  • GCSではM3に相当。


除皮質硬直 → 除脳硬直 たのしそー


除脳」

  [★]

decerebrationdecerebrate




★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡