鎮吐薬

出典: meddic

antiemetic drug, antiemetic,antiemetic drugs, antinauseant
制吐薬 "鎮吐"の方が一般的らしい
薬理学鎮吐薬一覧セロトニン受容体嘔吐


  • 語尾が"-setron"

鎮吐薬

中枢性鎮吐薬

フェノチアジン誘導体
抗ヒスタミン薬
その他

末梢性鎮吐薬

局所麻酔薬
抗コリン薬
抗セロトニン薬

UpToDate Contents

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抗セロトニン薬

GOO. 1000-
嘔吐が起こるのは
 ①嘔吐中枢
  延髄、網様体背外側部
 ②chemoreceptor trigger zone(CTz)
  第4脳室
  ジキタリスが刺激

 中枢性嘔吐:嘔吐中枢とCTzを刺激
 反射性嘔吐:消化管→求心路→嘔吐中枢

 抗ガン剤投与時に起きる吐き気の機序
 ①血中に入った抗ガン剤が直接CTzを刺激
 ②抗癌剤により腸管細胞(enterochromaffin cell)から化学神経伝達物質が生産され、CTzを経てあるいは直接嘔吐中枢に作用する。

 中枢神経終末にある5-HT3受容体を介して嘔吐が起こる


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和文文献

  • 鎮吐薬,止痢・整腸薬,下剤 (特集 エキスパートが教える研修医のための薬の使いかた)
  • 角田 文彦,虻川 大樹
  • 小児科診療 74(5), 771-774, 2011-05
  • NAID 40018804190
  • 鎮吐薬・止痢薬 (特集 子どもの薬--私なら今これをこう使う) -- (小児に日常よく使われる薬とその使い方)
  • 鎮吐薬・止痢薬の適正使用 (特集 小児のくすり最新情報)

関連リンク

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鎮吐剤・鎮暈剤で始まる薬の検索結果。イソダドール,イソメニール,コンベルミン,サタノロン,シュランダー,ジフェニドール塩酸塩,スズトロン,セファドール,ソブラリン,デアノサート - goo薬検索では、約7000の薬剤の成分や効能(効果 ...
発明の名称 鎮吐薬 発行国 日本国特許庁(JP) 公報種別 公開特許公報(A) 公開番号 特開平8-119864 公開日 平成8年(1996)5月14日 出願番号 特願平7-159228 出願日 平成7年(1995)6月26 ...

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★リンクテーブル★
先読みセロトニン受容体」「嘔吐」「薬理学
リンク元フェノチアジン」「化学受容器引金帯」「antiemetic」「アプレピタント」「プロクロルペラジン
関連記事」「鎮吐

セロトニン受容体」

  [★]

serotonin receptor
5-HT受容体
セロトニン


セロトニン受容体 (GOO.300)

サブタイプ シグナル 局在 機能 生体反応 選択的作動薬 選択的阻害薬
5-HT1A AC縫線核
海馬
自己受容体   8-OH-DPAT
tandospirone
 
5-HT1B AC鉤状回
黒質
自己受容体      
5-HT1C AC脳血管 血管収縮      
5-HT1D AC皮質
線条体
-   sumatriptan  
5-HT1E AC脳および末梢 -      
5-HT2A PLC血小板
平滑筋
大脳皮質
血小板凝集
収縮
神経興奮
  α-methtl-5-HT, DOI スピペロン
ketanserin
5-HT2B PLC胃底 収縮   α-methtl-5-HT, DOI  
5-HT2C PLC脈絡叢 -   α-methtl-5-HT, DOI  
5-HT3 ion channel 末梢神経 神経興奮   2-methyl-5-HT ondansetron
tropisetron
腸神経細胞 嘔吐
最後野
5-HT4 AC胃腸管 神経興奮   renzapride  
海馬 認知
5-HT5A AC         
5-HT5B ? 海馬      
5-HT6 AC線条体      
5-HT7 AC脳下垂体
小腸
     
  • 5-HT3受容体はリガンドの結合により開閉してNa+, K+の等価に関わる。ニコチン性受容体に似ている。(GOO.299)

セロトニン受容体

  • 5-HT1A
  • リガンドの結合に共役してK+チャネルを開口→過分極→電位依存性カルシウムチャネルを抑制
  • 脳幹縫線核、に局在
鎮静作用をしめすセロトニン作動性ニューロンが存在
  • somatodendritic 5-HT1A autoreceptors descrease raphe cell fireing when activated by 5-HT released from axon collaterals of the same or adjacent neurons. (GOO.301)
  • 5-HT1B
  • 5-HT1C
  • 5-HT1D
  • 5-HT1E
  • 5-HT2A
  • 5-HT2B
  • 5-HT2C
  • 5-HT5A
  • 5-HT5B
  • 5-HT6受容体
  • 5-HT7受容体


嘔吐」

  [★]

vomiting, emesis
vomitus
悪心嘔気 nausea悪心・嘔吐 nausea and vomiting

概念

  • 胃の内容物をはき出す現象。
  • 胃または腸内容が食道を経て口腔より吐出される現象。

嘔吐中枢

嘔吐中枢の近傍に存在するもの

  • 呼吸中枢、血管運動中枢、消化管運動中枢、唾液分泌中枢、前庭神経核

随伴症状

  • 発汗、唾液分泌、顔面蒼白、脈拍微弱、徐脈、頻脈、血圧の動揺、めまいなど

症状の出現形式と原因の所在

  • 突然の嘔吐:中枢性
  • 消化器症状を伴う:末梢性

嘔吐に関わる経路

IMD.351
  • 1. 嘔吐中枢(延髄網様体背側神経背側核近傍)への直接刺激(脳圧亢進、循環障害)
  • 2. 化学受容体誘発帯(CTZ; 第四脳室底)への刺激(代謝異常や中毒による化学物質の作用) → 1.
  • 3. 大脳皮質(中枢神経など高位中枢)からの入力 → 1.
  • 4. 求心性迷走神経や交感神経を介する入力 → 1.

原因

中枢性刺激 化学受容器引金帯刺激 薬物 アポモルヒネモルヒネジギタリス抗菌薬抗癌薬降圧薬アミノフイリンコルヒチンアルコール
毒物 重金属ガス
放射線 各種癌治療後
感染症 細菌毒素
内分泌疾患 肝性脳症糖尿病性ケトアシドーシス/ 高血糖高浸透圧症候群尿毒症妊娠悪阻妊娠高血圧症候群
代謝疾患 甲状腺クリーゼ副腎不全Addison病
直接刺激 脳圧亢進 頭部外傷脳腫瘍脳出血くも膜下出血髄膜炎、脳への放射線療法後
脳循環障害 ショック低酸素脳症脳梗塞片頭痛脳炎髄膜炎
上位中枢刺激 神経性食思不振症不快感てんかんヒステリー抑うつ状態うつ病、過度の嫌悪感、不快感、拘禁反応による恐怖ストレス視覚嗅覚味覚的刺激
末梢性刺激 消化管疾患 舌咽頭疾患 アデノイド咽頭炎
食道疾患 胃食道逆流症食道裂孔ヘルニア食道癌
胃腸疾患 急性胃炎、急性胃十二指腸粘膜病変、急性腸炎急性虫垂炎消化性潰瘍食中毒、消化管腫瘍、寄生虫食中毒Mallory-Weiss症候群
消化管通過障害 腸閉塞、胃幽門部狭窄、輸入脚症候群
腹膜疾患 腹膜炎
胆膵疾患 急性胆嚢炎急性胆管炎急性膵炎膵癌胆管癌
肝疾患 急性肝炎
循環器疾患   うっ血性心不全狭心症急性心筋梗塞
泌尿器科疾患 尿路結石腎結石急性腎炎腎盂腎炎腎不全
耳鼻咽喉科疾患 中耳炎Meniere病乗り物酔い
眼科疾患 緑内障
呼吸器科疾患 肺結核胸膜炎肺癌、咳嗽発作
婦人科疾患 子宮付属器炎、月経前症候群更年期障害
脊髄疾患 脊髄癆多発性硬化症
膠原病 結節性多発動脈炎強皮症側頭動脈炎

小児科で遭遇する嘔吐の原因

  新生児 乳児 幼児~学童
消化器疾患以外で見・落とさないよう注意する疾患 敗血症髄膜炎水頭症脳奇形尿路感染症 髄膜炎脳炎脳症虐待児尿路感染症呼吸器感染症心疾患薬物中毒誤嚥 脳炎脳症脳腫瘍肺炎中耳炎頭部外傷薬物中毒心筋炎不整脈
よくある消化器疾患 溢乳空気嚥下・哺乳過誤・初期嘔吐胃食道逆流現象・胃腸軸捻転・腸管感染症壊死性腸炎 食事過誤・空気嚥下便秘腸管感染症幽門狭窄症腸重積症胃食道逆流現象・胃長軸捻転・食事アレルギー 腸管感染症急性虫垂炎腹部外傷肝炎胆嚢炎膵炎腹部外傷・食事アレルギー・好酸球性胃腸症
主な代謝性疾患 先天性副腎過形成・ガラク卜ース血症 先天性副腎過形成Reye症候群 アセトン血性嘔吐症ケトン性低血糖症糖尿病性ケトアシドーシスReye症候群
その他     起立性調節障害神経性食思不振症
外科的疾患 食道閉鎖狭窄症胃軸捻転十二指腸閉鎖狭窄症腸回転異常捻転小腸閉鎖症Hirschsprung病胎便性イレウス・稀に腸重積肥厚性幽門狭窄・特発性腸管偽性閉鎖症 肥厚性幽門狭窄症腸重積腸回転異常捻転Hirschsprung病虫垂炎 虫垂炎腸重積腸回転異常捻転上腸間膜動脈症候群腫瘍嚢胞




薬理学」

  [★]

pharmacology
drug entries


定義

  • 生物系と化学物質の選択的な相互作用を研究する学問 (SPC.2)

生物系と薬の相互作用

  • 薬の生物系に対する相互作用:薬理作用 <-化学の視点
  • 生物系の薬に対する相互作用:薬物動態 <-生物の視点

関連分野

  • 薬物学 materia medica
  • 生薬学
  • 実験薬理学
  • 臨床薬理学
  • 動物薬理学
  • 人体薬理学
  • 比較薬理学
  • 薬理作用学(薬力学)
  • 薬物動態学
  • 中毒学、毒科学
  • 薬物治療学
  • 処方学

薬品の命名

Ending of the drug name Category Example
~afil Erectile dysfunction sildenafil
~ane Inhalatinal general anesthetic halothane
~azepam Benzodiaizepine diazepam
~azine Phenothiazine (neuroleptic, antiemetic) chlorpromazine
~azole Ailtifungal ketoconazole
~barbital Barbiturate phenobarbital
~caine Local anesthetic lidocaine
~cillin Penicillin methicillin
~cycline Antibiotic, protein syntlesis inhibitor tetracycline
~ipramine TCA iimipramine
~navir Protease inhibitor saquinavir
~olol β-antagonist propranolol
~operidol Butyrophenone ( neuroleptic ) haloperidol
~oxin Cardiac glycoside ( inotropic agent ) digoxin
~phylline Methylxanthine theophylline
~pril ACE inhibitor captopril
~terol β2 agonist albuterol
~tidine H2 antagonist cimtidine
~triptyline TCA amitriptyline
~tropine Pituitary hormone somatotropine
~zosin a1 antagonist prazosin

薬一覧

薬物代謝

薬理動態

神経伝達物質

神経筋接合部遮断薬(筋弛緩薬)

交感神経作動薬

アドレナリン受容体

交感神経遮断薬

アドレナリン受容体

副交感神経作動薬

アセチルコリン受容体

副交感神経遮断薬

アセチルコリン受容体

貧血治療薬

甲状腺関連物質

痛風治療薬

  • 痛風発作予防薬
  • 尿酸排泄促進薬
  • 尿酸生成抑制薬


フェノチアジン」

  [★]

phenothiazine
フェノチアジン系


概念

  • フェノチアジン系抗精神病薬の基本薬物
  • 鎮吐薬(D2受容体アンタゴニスト)の基本薬物
  • 抗ヒスタミン薬に由来する
  • D2受容体遮断作用がある。

作用機序

  伝達物質 局在
A15 ドーパミン 嗅球糸球体周囲細胞
A14 視床下部前部
A13 不確帯
A12 弓状核(漏斗核)
A11 視床下部後部
A10 中脳腹側被蓋野
A9 黒質緻密部
A8 赤核後核

薬理作用

化学受容器引金帯」

  [★]

chemoreceptor trigger zone, CTZ
嘔吐嘔吐中枢催吐薬鎮吐薬
[show details]



概念

  • 化学物質による刺激の入力を受け、延髄外側網様体に存在する嘔吐中枢を興奮させる
  • 血液脳関門が存在しないので、血液中の化学物質(薬物、重金属、代謝産物)をモニターして化学受容器引金帯が興奮する。
  • ドパミン受容体を持ち、受容体刺激により嘔吐が引き起こされる。
apomorphine, ergotalkaloide, morphine
中枢性鎮吐薬はドパミン受容体を遮断する。

解剖


antiemetic」

  [★]

  • adj.
  • 制吐の
  • n.
antiemesisantiemetic agentantiemetic drugantiemetics
specific agen ts

WordNet   license wordnet

「a drug that prevents or alleviates nausea and vomiting」
antiemetic drug

アプレピタント」

  [★]

aprepitant
イメンド Emendプロイメンド
鎮吐薬
  • 選択的ニューロキニン1(NK1)受容体拮抗型制吐剤
  • 制吐薬;NK-1拮抗


参考

[display]http://medical.radionikkei.jp/suzuken/final/091224html/index.html


プロクロルペラジン」

  [★]

prochlorperazine
マレイン酸プロクロルペラジン prochlorperazine maleate, メシル酸プロクロルペラジン prochlorperazine mesilate
ノバミン
Compazine




薬」

  [★]

drug, agent
薬物
作用薬ドラッグ媒介物病原体麻薬薬剤薬物代理人薬品



鎮吐」

  [★]

antiemesis
制吐制吐作用




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