錐体路

出典: meddic

pyramidal tract
tractus pyramidalis
錐体外路下行性伝導路錐体路徴候
皮質脊髄路corticospinal tract皮質核路 tractus corticonuclearis


  • 大脳の運動野にあるBetzの巨大錐体細胞などから起こり、内包の膝と後脚の前半部を通過し、大脳脚の中央1/3を通り、胸腹側部を経て脊髄腹側に錐体として出現。さらに下降する際は大部分の線維は錐体交叉で対側に写り脊髄側索の背側半を外側皮質脊髄路となって下降していく。

皮質核路

  • 中心前回→内包(膝)→大脳脚→交叉→脳神経核

皮質脊髄路

  • 中心前回→内包(後脚前部)→大脳脚→
錐体交叉→側索 (外側皮質脊髄路) 対側
→→→→→前索 (前皮質脊髄路)  同側



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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/08/19 22:51:30」(JST)

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和文文献

  • 術中MRIの現在と未来(<特集>21世紀のOperation Suite)
  • 藤井 正純,前澤 聡,林 雄一郎,中原 紀元,森 健策,吉田 純,若林 俊彦
  • 脳神経外科ジャーナル 20(4), 259-269, 2011-04-20
  • … われわれは2006年に2つの術中MRI手術室を導入し,現在まで500例を超える症例を経験した.56例の初発グリオブラストーマの検討では,全生存期間の有意な延長が観察されている.高磁場術中diffusion tensor imagingによる錐体路の位置と,白質刺激運動誘発電位の所見に良好な正の相関関係が得られた.現在までの成果の他に,近未来技術として変形フュージョンを用いた手術支援の可能性など,画像誘導手術の今後の課題と方向性につい …
  • NAID 110008593911
  • 拡散テンソル画像を用いた錐体路神経線維束の描出と機能温存手術への応用
  • 千葉 晃裕,村田 貴弘,酒井 圭一 [他]
  • 信州医学雑誌 59(3), 155-161, 2011
  • NAID 120003088111
  • ヒトの上肢運動に関連した脊髄固有ニューロンの機能解析
  • 佐野 秀仁,大木 紫,里見 和彦
  • 杏林医学会雑誌 41(4), 26-37, 2010
  • … (背景)ヒトの腕の運動指令を伝える経路には,錐体路から直接運動ニューロンにシナプス結合する経路とC3-4に存在するpropriospinal neuron(PN)等を介して間接的に伝える経路が存在すると言われている。 … 右利き正常被検者で促通効果に左右差がみられたのは,手の使用頻度によりPNに対する錐体路入力の強さが変わるためと考えられた。 …
  • NAID 130000441799

関連リンク

錐体路障害(すいたいろしょうがい、英語:pyramidal tract disorder)は、錐体路を含め た、主に上位の運動ニューロン障害のことを示す。 運動神経線維(ニューロン)の遠心性 経路で延髄の錐体を通る経路のことを錐体路という。随意運動の指令を伝える。
大脳皮質から延髄までの伝導路である皮質延髄路も、後述のように錐体を通らないが「 錐体路」のひとつと考えられている。皮質延髄路は脊髄ではなく脳幹にある脳神経の 運動神経核(運動ニューロンの細胞体が集合する神経核)に大脳からの信号を伝達して ...

関連画像

触覚の伝導路は、温痛覚の伝導 図9:随意運動の経路解剖生理から見る人間としての 444.錐体路に関する次の点 図507 ] 錐体路,三叉神経と 錐体路系の伝導路yn_mailmagazine130426_1


★リンクテーブル★
先読み錐体路徴候
国試過去問098C007」「099D051」「089A072
リンク元下行性伝導路」「中脳」「黒質」「錐体外路」「錐体外路症候群
拡張検索錐体路障害
関連記事錐体」「

錐体路徴候」

  [★]

pyramidal sign, pyramidal tract sign
錐体路症候群 pyramidal tract syndrome
錐体外路徴候 extrapyramidal sign



098C007」

  [★]

  • 次の文を読み、7~9の問いに答えよ。
  • 65歳の女性。歩きにくさと手足のふるえとを訴えて来院した。
  • 現病歴 : 4年前からじっとしているときに左手がふるえることに気付いた。同じころから歩くのが遅くなり、話すときの声が小声で、メモを書くときに字が小さくなることを自覚するようになった。これらの症状は徐々に増悪する傾向にあり、最近左手だけでなく、右手と両足もじっとしているときにふるえるようになった。患者の写真を以下に示す。
  • 既往歴・家族歴 : 特記すべきことはない。
  • 現症 : 意識は清明。身長165cm、体重52kg。体温36.2℃。臥位で脈拍64/分、整。血圧120/80mmHg。顔面の表情は乏しい。眼瞼結膜と眼球結膜とに貧血と黄疸とを認めない。心雑音はない。呼吸音は清である。腹部は平坦で、肝・脾を触知せず、圧痛と抵抗とを認めない。構音障害、頚部と四肢との筋緊張異常および起立・歩行障害を認める。
  • 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。
  • 血液所見:赤血球410万、Hb13.0g/dl、Ht39%、白血球6,500、血小板25万。
  • 血清生化学所見:総蛋白6.9g/dl、アルブミン4.8g/dl、尿素窒素9.2mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、AST18単位(基準40以下)、ALT14単位(基準35以下)、LDH260単位(基準176~353)。
  • この患者で障害されている部位はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 098C006]←[国試_098]→[098C008

099D051」

  [★]

[正答]
※国試ナビ4※ 099D050]←[国試_099]→[099D052

089A072」

  [★]

  • 錐体路障害でみられるもの

下行性伝導路」

  [★]

descending tract (B)
伝導路上行性伝導路

下行性伝導路

  1. 皮質延髄路
  2. 皮質脊髄路
    1. 前皮質脊髄路
    2. 外側皮質脊髄路
  3. 皮質赤核脊髄路
  4. 皮質網様体脊髄路
  5. 視蓋延髄路 視蓋脊髄路
  6. 前庭脊髄路
  7. オリーブ脊髄路

外側路と内側路

SP.363
  外側路 内側路
錐体路 外側皮質脊髄路 前皮質脊髄路
錐体外路 皮質赤核脊髄路 皮質網様体脊髄路

伝導路 (TP.101)

伝導路 起始 停止 経路 支配 機能
前庭脊髄路 vestibulospinal tract 前庭神経核 脊髄 腹内側経路 伸筋興奮、屈筋抑制 平衡覚受容器からの入力による前庭脊髄反射
視蓋脊髄路 tectospinal tract 視蓋 腹内側経路   頭と眼の協調運動
橋網様体脊髄路 pontine reticulospinal tract 前庭神経核 腹内側経路よりやや背側 伸筋 姿勢の維持
延髄網様体脊髄路 bulboreticulospinal tract   脊髄のやや外側 屈筋 屈筋反射。姿勢の維持
赤核脊髄路 rubrospinal tract 赤核 脊髄の後外側 遠位の屈筋 屈筋反射


中脳」

  [★]

midbrain
mesencephalon
, 一次脳胞

解剖

  • 中心管は、細い中脳水道となっている
  • 中脳は3つの領域に分けられる。
  • 中脳水道より背側にある領域は中脳蓋
  • 腹外側に突出した部分は大脳脚
  • 両者の間の領域が中脳被蓋である

発生

  • 一次脳胞の中脳

脳神経の神経細胞


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.

中脳とは(医学大事典)

臨床関連

神経内科



黒質」

  [★]

substantia nigra (KH)
黒核 intercalatum, nucleus nigra
錐体路

概念

解剖


臨床関連

  • ドーパミン作動性ニューロンの脱落により発病


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.




錐体外路」

  [★]

extrapyramidal tract
tractus extrapyramidalis
錐体路movement disorderextrapyramidal system



  • 錐体外路症候群は、大脳基底核から始まる錐体路以外の下行性伝達経路が傷害されることで生じると考えられてきた。
  • 大脳基底核からの下行性の線維はわずかであり、ほとんどが大脳皮質に投射する
  • 従って、錐体外路という概念は正しくない



錐体外路症候群」

  [★]

extrapyramidal syndrome, extrapyramidal tract syndrome (SP)
大脳基底核疾患
  • 注意:錐体外路症候群だからと言って、錐体路とか錐体外路のどちらかが関係しなくなることはない。両方とも関わっている。

錐体路障害」

  [★]

pyramidal tract lesion
仮性クローヌス
  • 痙縮 spasticity
  • 腱反射亢進
  • 病的反射出現
  • 痙性麻痺


錐体」

  [★]


側頭骨の錐体

pyramid (KH)
pyramis



延髄の錐体、延髄錐体

pyramis
  • 図:N.108
  • 錐体の高まりの下層に縦走する白い神経線維の束が存在し、これが錐体束である。
  • 延髄の前正中裂と前外側溝に挟まれた高まり


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.


網膜の錐体

cone, cone cell, retinal cone
conus
錐状体
網膜桿状体 桿体 杆体



路」

  [★]

tract
tractus




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