錐体外路

出典: meddic

extrapyramidal tract
tractus extrapyramidalis
錐体路movement disorderextrapyramidal system




  • 錐体外路症候群は、大脳基底核から始まる錐体路以外の下行性伝達経路が傷害されることで生じると考えられてきた。
  • 大脳基底核からの下行性の線維はわずかであり、ほとんどが大脳皮質に投射する
  • 従って、錐体外路という概念は正しくない


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2012/12/20 10:44:20」(JST)

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和文文献

  • Premium Edition 知っていればピンとくる! 副作用症状のメカニズム(第14回)運動失調・錐体外路障害ほか めまい、手のふるえ、表情に着目
  • 大津 史子
  • 日経ドラッグインフォメーションpremium (169), PE5-7, 2011-11
  • 1983年、神戸女子薬科大学卒業。滋賀医科大学外科学第2講座勤務を経て、名城大学薬学部専攻科に入学。87年に同大学薬学部医薬情報センターに入職、同学部医薬品情報学講師などを経て、2008年から現職。症例 78歳女性。
  • NAID 40019060048
  • 3D-SSPを用いたSPECTによるパーキンソン症候群の鑑別診断 (脳疾患画像読影のコツとpitfall)
  • 鈴木 正彦
  • Monthly book medical rehabilitation (132), 169-175, 2011-06
  • NAID 40018889155
  • Perospironeへの切り替えが統合失調症の精神症状,心理社会的機能,錐体外路症状を改善する--22例の後方視的検討
  • 安部 博史,長友 慶子,安藤 一博 [他]
  • 精神科 18(4), 489-494, 2011-04
  • NAID 40018787964

関連リンク

錐体路と錐体外路は何が違うのでしょうか?簡潔に述べると錐体路も錐体外路も神経経路ですが支配する領域が異なります。錐体路と錐体外路を伝達する手段として経路が存在します。錐体路と錐体外路の経路の走行と作用をなるべく ...
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - 錐体外路の用語解説 - 大脳皮質から脊髄に向って下行する運動経路のうち,錐体路以外のものをいう。骨格筋の緊張と運動を反射的,不随意的に支配する働きをし,随意運動を支配する錐体路と ...
錐体外路と錐体外路障害運動障害は、損傷部位や損傷の仕方によって症状の出方が異なります。・・ということは、症状から損傷部位をある程度特定する事も損傷の状況から症状を予測することも可能です。

関連画像

錐体外路系疾患とは運動路と固有受容器反射4438運動症状解剖生理から見る人間としての


★リンクテーブル★
先読みmovement disorder
国試過去問098C007
リンク元下行性伝導路」「錐体路」「淡蒼球」「赤核」「皮質脊髄路
拡張検索錐体外路症候群」「錐体外路性筋強直」「錐体外路症状」「錐体外路系」「錐体外路障害
関連記事錐体」「

movement disorder」

  [★] 運動障害運動異常症

dyskinesiadyskinesisdyskineticdysmotilityoral dyskinesiaorofacial dyskinesia


098C007」

  [★]

  • 次の文を読み、7~9の問いに答えよ。
  • 65歳の女性。歩きにくさと手足のふるえとを訴えて来院した。
  • 現病歴 : 4年前からじっとしているときに左手がふるえることに気付いた。同じころから歩くのが遅くなり、話すときの声が小声で、メモを書くときに字が小さくなることを自覚するようになった。これらの症状は徐々に増悪する傾向にあり、最近左手だけでなく、右手と両足もじっとしているときにふるえるようになった。患者の写真を以下に示す。
  • 既往歴・家族歴 : 特記すべきことはない。
  • 現症 : 意識は清明。身長165cm、体重52kg。体温36.2℃。臥位で脈拍64/分、整。血圧120/80mmHg。顔面の表情は乏しい。眼瞼結膜と眼球結膜とに貧血と黄疸とを認めない。心雑音はない。呼吸音は清である。腹部は平坦で、肝・脾を触知せず、圧痛と抵抗とを認めない。構音障害、頚部と四肢との筋緊張異常および起立・歩行障害を認める。
  • 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。
  • 血液所見:赤血球410万、Hb13.0g/dl、Ht39%、白血球6,500、血小板25万。
  • 血清生化学所見:総蛋白6.9g/dl、アルブミン4.8g/dl、尿素窒素9.2mg/dl、クレアチニン0.9mg/dl、AST18単位(基準40以下)、ALT14単位(基準35以下)、LDH260単位(基準176~353)。
  • この患者で障害されている部位はどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 098C006]←[国試_098]→[098C008

下行性伝導路」

  [★]

descending tract (B)
伝導路上行性伝導路

下行性伝導路

  1. 皮質延髄路
  2. 皮質脊髄路
    1. 前皮質脊髄路
    2. 外側皮質脊髄路
  3. 皮質赤核脊髄路
  4. 皮質網様体脊髄路
  5. 視蓋延髄路 視蓋脊髄路
  6. 前庭脊髄路
  7. オリーブ脊髄路

外側路と内側路

SP.363
  外側路 内側路
錐体路 外側皮質脊髄路 前皮質脊髄路
錐体外路 皮質赤核脊髄路 皮質網様体脊髄路

伝導路 (TP.101)

伝導路 起始 停止 経路 支配 機能
前庭脊髄路 vestibulospinal tract 前庭神経核 脊髄 腹内側経路 伸筋興奮、屈筋抑制 平衡覚受容器からの入力による前庭脊髄反射
視蓋脊髄路 tectospinal tract 視蓋 腹内側経路   頭と眼の協調運動
橋網様体脊髄路 pontine reticulospinal tract 前庭神経核 腹内側経路よりやや背側 伸筋 姿勢の維持
延髄網様体脊髄路 bulboreticulospinal tract   脊髄のやや外側 屈筋 屈筋反射。姿勢の維持
赤核脊髄路 rubrospinal tract 赤核 脊髄の後外側 遠位の屈筋 屈筋反射


錐体路」

  [★]

pyramidal tract
tractus pyramidalis
錐体外路下行性伝導路錐体路徴候
皮質脊髄路corticospinal tract皮質核路 tractus corticonuclearis
  • 大脳の運動野にあるBetzの巨大錐体細胞などから起こり、内包の膝と後脚の前半部を通過し、大脳脚の中央1/3を通り、胸腹側部を経て脊髄腹側に錐体として出現。さらに下降する際は大部分の線維は錐体交叉で対側に写り脊髄側索の背側半を外側皮質脊髄路となって下降していく。

皮質核路

  • 中心前回→内包(膝)→大脳脚→交叉→脳神経核

皮質脊髄路

  • 中心前回→内包(後脚前部)→大脳脚→
錐体交叉→側索 (外側皮質脊髄路) 対側
→→→→→前索 (前皮質脊髄路)  同側



淡蒼球」

  [★]

globus pallidus (KH), pallidum
レンズ核淡蒼部 pars pallida nuclei lentiformis
レンズ核被殻内包錐体外路線条体


解剖 (KL.753)

神経連絡 (KL.754)

入力線維

出力線維


-globus pallidus


赤核」

  [★]

red nucleus (B), red nuclei
nucleus ruber
不随意運動錐体外路


  • 図:KA.102,117
  • 中脳の上部に位置する神経核
  • 核は直径約5mmの卵円系
  • 錐体外路の中継核

入力

出力

  • 脊髄の前角

機能

  • 骨格筋の緊張を調節

臨床関連



皮質脊髄路」

  [★]

corticospinal tract
tractus corticospinalis
皮質椎体路?
錐体路錐体外路皮質延髄路

錐体前索路錐体側索路




錐体外路症候群」

  [★]

extrapyramidal syndrome, extrapyramidal tract syndrome (SP)
大脳基底核疾患
  • 注意:錐体外路症候群だからと言って、錐体路とか錐体外路のどちらかが関係しなくなることはない。両方とも関わっている。


錐体外路性筋強直」

  [★]

extrapyramidal rigidity
筋強剛項部硬直歯車様固縮ゲーゲンハルテン


錐体外路症状」

  [★]

extrapyramidal symptom
錐体外路徴候 extrapyramidal sign



錐体外路系」

  [★]

extrapyramidal system
錐体外路運動系


錐体外路障害」

  [★]

extrapyramidal disorder


錐体」

  [★]


側頭骨の錐体

pyramid (KH)
pyramis



延髄の錐体、延髄錐体

pyramis
  • 図:N.108
  • 錐体の高まりの下層に縦走する白い神経線維の束が存在し、これが錐体束である。
  • 延髄の前正中裂と前外側溝に挟まれた高まり


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.


網膜の錐体

cone, cone cell, retinal cone
conus
錐状体
網膜桿状体 桿体 杆体



路」

  [★]

tract
tractus




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