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Japanese Journal
- 症例 ラテックス凝集法とEIA法で血小板第4因子-ヘパリン複合体抗体の測定結果に乖離を生じたヘパリン起因性血小板減少症の1例
- 1P-082 一本鎖DNA 末端への効率的な酵素標識に向けた基礎検討(酵素学,酵素工学,一般講演)
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- 酵素標識 ELISAやウエスタンブロッティング、免疫染色で用います。 酵素を結合させた抗体に基質を反応させて発光または発色で検出します。 酵素標識の例:免疫組織染色 免疫組織染色の結果から、肝臓組織でオートファジーが起きていることが分かります。 酵素標識の例:ウエスタンブロッティング 一次抗体:マウス抗GFP抗体(Clone: 1E4, Code No. M048-3 ) 二次抗体:抗マウスIgG抗体(HRP標識、Code No. 330 ) ビオチン フローサイトメトリーや免疫蛍光染色、免疫組織染色などで用いられます。 ビオチンを標識した抗体に色素や酵素・蛍光物質を標識したアビジンを反応させて検出します。
- 酵素標識の種類 標識にはアルカリホスファターゼ (AP)と西洋わさびペルオキシダーゼ (HRP)が一般的に用いられます。 APは分子量140kDaのタンパク質で、HRPに比べ反応速度は遅くなりますが、反応速度が一定であり、反応時間の延長で検出感度が向上されることがあります。 HRPは40kDaのタンパク質で、APに比べ反応速度が速く、0℃以下でも安定に凍結保存できます。 APは定量アッセイに適した酵素とされますが、ハイスループット分析では測定時間を短縮できるHRPを使用することもあります。 また、HRPは比較的安価な酵素で、利用可能な基質が多いことも特長です。 ビオチン標識とは?
- 酵素タンパク質標識技術の使用には多くの利点があり、シグナルの増幅、多様なシグナルの出力が可能で、また酵素ごとに利用できる数多くの基質があります。 一般的なシグナルの出力には、蛍光、化学発光が含まれ、比色計で検出します。 このように多様なシグナル出力は、細胞および組織において、免疫組織染色(IHC)や免疫蛍光(IF)による検出法に適しています。 タンパク質標識技術の登場 現在、疾病研究や創薬の分野では、新たな薬剤ターゲットや可能性のある治療法を特定するため、研究者らは標的タンパク質の分解技術を精力的に研究しています。
★リンクテーブル★
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- 英
- enzyme, ferment
- 関
- 酵素反応
酵素の分類
- (a)酸化還元酵素(oxydoreductase) EC1:ある物質を酸化したり、還元したりします。脱水素酵素、ペルオキシダーゼなどを含みます。
- (b)転移酵素(transferase) EC2: アミノ基やリン酸基などをある物質から別の物質に転移する酵素です。アミノ基を転移する酵素はアミノトランスフェラーゼと呼ばれます。
- (c)加水分解酵素(hydrolase) EC3:ある物質(基質)に水(H2OのうちHとOH)を加えることにより、2つに分解します。多くの蛋白分解酵素が含まれます。
- (d)リアーゼ(lyase) EC4:ある物質を2つに分解します。
- (e)イソメラーゼ(isomerase) EC5:ある基質を異性体に変換します。
- (f)リガーゼ(ligase) EC6;ATPのエネルギーを使って2つの物質を結合します。
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- 英
- label、labeling、tag、marker、marking、landmark、label、mark
- 関
- 標識化、標識形質、表示、マーカー、マーク、ラベル、特徴づける、目印、タグ、タグをつける、マーキング、標識法