過塩素酸

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perchloric acid, perchlorate
塩素酸 HClO3, 亜塩素酸 HClO2, 次亜塩素酸 HClO
過塩素酸塩
HClO4


酸性 :過塩素酸塩素酸亜塩素酸次亜塩素酸
酸化力:次亜塩素酸亜塩素酸塩素酸過塩素酸
-perchlorate


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/09/05 00:10:59」(JST)

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和文文献

  • 大阪府の水道における過塩素酸イオン濃度とその浄水処理による消長
  • 高木 総吉,安達 史恵,宮野 啓一 [他]
  • 環境化学 21(3), 251-256, 2011-09
  • NAID 40019007647
  • 大容量注入イオンクロマトグラフィーを用いる水道水中過塩素酸の高感度定量 (若手研究者の初論文特集)
  • 前田 絵理,矢野 美穂,川元 達彦
  • 分析化学 60(8), 659-664, 2011-08
  • NAID 40018954812

関連リンク

第1類危険物(酸化性固体)に属する過塩素酸塩類について図解でわかりやすく解説します。過塩素酸カリウム、過塩素酸ナトリウム、過塩素酸アンモニウムについて詳説します。
安全衛生情報センターが提供する過塩素酸のGHSに対応したモデルSDS情報です。 ... 4.応急措置 吸入した場合: 被災者を新鮮な空気のある場所に移動し、呼吸しやすい姿勢で休息させること。 医師の診断、手当てを受けること。

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関連記事」「塩素」「塩素酸

次亜塩素酸」

  [★]

hypochlorous acid

次亜塩素酸(じあえんそさん、Hypochlorous acid)は塩素オキソ酸の1つで、塩素の酸化数は+1である。組成式では HClO と表わされるが、水素原子と塩素原子が酸素原子に結合した構造 H−O−Cl を持つ。不安定な物質であり水溶液中で徐々に分解する。次亜塩素酸および次亜塩素酸の塩類は酸化剤漂白剤、外用殺菌剤、消毒剤として利用される。

性質

実験室的には水酸化カリウム水溶液などに塩素を通じたりして調整した次亜塩素酸塩水溶液を硫酸で中和し、水蒸気蒸留して遊離酸の水溶液を得る。また、酸化水銀 の四塩化炭素懸濁液に塩素を通じた後に水で抽出したり、あるいは酸化ビスマスを水懸濁液中に塩素を通じることで遊離酸の水溶液を得る方法も知られている。

薄い水溶液としては存在するが、25%以上の濃度では一酸化二塩素に変化するので遊離酸を単離することはできない。濃厚水溶液は淡黄色である。また、遊離酸が弱酸 (pKa = 7.53)<ref>「次亜塩素酸」、『岩波理化学辞CD-ROM版』 第5版、岩波書店、1998年。</ref> のため、次亜塩素酸ナトリウムなどの次亜塩素酸塩水溶液はかなり強い塩基性を示す。

水溶液中でも不安定で、次のような不均化により塩化水素を放出しながら徐々に分解する。

<math>\rm 2 HClO \longrightarrow 2 HCl + O_{2}</math>
<math>\rm 3 HClO \longrightarrow 2 HCl + HClO_{3}</math>

次亜塩素酸やその塩の水溶液は、カルキ臭と呼ばれるプールの消毒槽のようなにおいを持つ。

また、塩素を水に溶かすと、次のような平衡により一部が塩酸と次亜塩素酸となる<ref>「次亜塩素酸」、『世界百科事典CD-ROM版』 V1.22、平凡社、1998年。</ref>。

<math>

{\rm Cl_2 + H_2O \ \overrightarrow\longleftarrow \ HCl + HClO} \quad K _{\rm w}=1.56 \times 10^{-4} </math> すなわち、中性~酸性条件ではこの反応はあまり進行しないが、アルカリ性条件では生成する遊離酸が次亜塩素酸塩となり平衡が右に偏るので、次亜塩素酸塩を製造する方法の1つとなる。

  • 水と一酸化二塩素の反応
<math>

\rm Cl_2O + H_2O \longrightarrow 2HClO </math>

<math>

\rm HClO + H_2O_2 \longrightarrow HCl + H_2O + O_2 </math>

  • ハロホルム反応により、アルカリ性条件下で次亜塩素酸(塩)はメチルケトンアルコール類を塩素化する。
  • 炭素二重結合に次亜塩素酸が付加すると、クロロヒドリン体を与える。

出典

<references />

参考文献

  • R・B・ヘスロップ、K・ジョーンズ 『ヘスロップ ジョーンズ無機化学(下)』 第1版、斎藤喜彦訳、東京化学同人、1977年。

関連項目


オキソ酸」

  [★]

oxo acidoxoacid

。]] オキソ酸(オキソさん、Oxoacid)とは、ある原子ヒドロキシル基 (-OH) とオキソ基 (=O) が結合しており、且つそのヒドロキシル基が酸性プロトンを与える化合物のことを指す<ref>IUPAC Gold Book - oxoacids</ref>。ただし、無機化学命名法IUPAC1990年勧告のオキソ酸の定義では、先述した化合物の他にアクア酸(aqua acid)<ref>中心金属イオンに配位した水分子に酸性プロトンが存在する酸。例:ヘキサアクア鉄(III)イオン</ref>、ヒドロキソ酸(hydroxoacid)<ref>隣接するオキソ基が存在しないヒドロキシル基に酸性プロトンが存在する酸。例:オルトケイ酸 (H4SiO4)</ref>もオキソ酸に含まれることになる。無機化合物のオキソ酸の例としては硫酸硝酸リン酸などが挙げられる。有機化合物で最も重要なオキソ酸はカルボン酸である。酸性の強弱は化合物の種類によりさまざまなものがある。一般に、オキソ酸は多原子イオンと水素イオンを与える。

オキソ酸が脱水縮合することで、ポリオキソ酸が生成する。例えば、リン酸では二リン酸、三リン酸である。酸無水物も同様に、オキソ酸の脱水縮合生成物にあたる。遷移金属元素のオキソ酸は金属オキソ酸(ポリ酸)と呼ぶ。

ポーリングの規則

単核オキソ酸の酸性度の強さを推定する2つの経験則としてポーリングの規則(Pauling's rules)が知られている。

1, 中心元素 E のオキソ酸の化学式が EOm(OH)n で表されるときに、酸解離定数 Ka は次の関係式で表される。
<math>\mbox{p}K_a = -\log K_a \approx 8 - 5m </math>
2, n>1の酸の逐次酸解離のpKa値はプロトン解離が1回起こる毎に5ずつ増加する。

ただし、この規則に従わないオキソ酸も存在する。例えば炭酸の推定値は3であるが実測値は6.4である。これは水溶液中に溶けている二酸化炭素が僅かしか炭酸にならないためである。このことを考慮に入れるとpKa値は規則通り約3.6となる。また、亜硫酸も規則に従わない。これは溶液中に亜硫酸分子は検出されず、さらにSO2が複雑な平衡を持っているからである。

<math>\rm CO_2 + H_2O \ \overrightarrow\longleftarrow \ H_2CO_3</math>
<math>\rm SO_2 + H_2O \ \overrightarrow\longleftarrow \ H^+ + HSO_3^-</math>

オキソ酸の一覧

脚注

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関連項目


perchlorate」

  [★]

過塩素酸、(化合物)過塩素酸塩

HClOperchloric acid

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「a salt of perchloric acid」


HClO」

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過塩素酸

perchlorateperchloric acid


perchloric acid」

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  • 過塩素酸
HClOperchlorate


過塩素酸塩放出試験」

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  • 甲状腺のヨードの有機化障害の有無を検査する甲状腺核医学検査法。


酸」

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chlorine
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