遊離脂肪酸

出典: meddic

free fatty acid FFA free fatty acids


  • カルボキシル基が化学結合せずに脂肪酸として単独に存在しているもの。


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/01/09 18:58:39」(JST)

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和文文献

  • シンポジウム「統合医科学研究所(TIIMS)の紹介と今後の展望」(1)ゲノム研究にもとづく脂肪酸受容体の機能解析
  • 平澤 明/辻本 豪三
  • 東京女子医科大学雑誌 81(3), 190-197, 2011-06-25
  • 遊離脂肪酸(FFAs)は栄養素として不可欠なだけでなく、多くの細胞機能の調節に関与している。 … これまでに遊離脂肪酸の取り込み、分解、輸送などに関わる多数のタンパク質が知られているが、中でもPPARsを含む核内受容体は、生理学的・病態生理学的な状態において恒常性を維持する、脂肪酸"センサー" である。 …
  • NAID 110008585263
  • 妊娠糖尿病におけるインスリン抵抗性と脂質代謝
  • 本田 正志,茂木 瑞恵,高野 靖子,立川 恵美子,小宮 朋子,吉原 由貴,雨宮 照子,舟山 幸,黒島 淳子
  • 東京女子医科大学雑誌 81(E2), E221-E225, 2011-03-31
  • … 総コレステロール、HDL-コレステロール、LDL-コレステロール、遊離脂肪酸、β-リポ蛋白はC、GIGT、GDM群間で有意差は認められなかった。 …
  • NAID 110008441471

関連リンク

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 遊離脂肪酸の用語解説 - 血中に存在する脂肪酸のうち,コレステロールのようにエステルとなっていないものをさし,非エステル化脂肪酸ともいう。血液中ではほとんどが血清アルブミンと結合 ...
糖尿病の血液の検査項目の1つ、遊離脂肪酸について説明します。糖尿病になってインスリンの分泌が少なくなっていると、中性脂肪の分解を抑える働きが弱まり、遊離脂肪酸が増える=血中濃度が上昇します。
遊離脂肪酸(free fatty acid) 血漿中では、脂肪酸は、多くは、エステル結合した形、つまり、グリセロールエステル(トリグリセリドやリン脂質)、コレステロールエステルで、リポ蛋白中に存在している(リポ蛋白を構成している)。

関連画像

クリックで拡大した画像が なお これら の 遊離 脂肪酸 お客 様 の 声遊離 脂肪酸 は 脂質 や 糖質 の トランス 脂肪酸 と は 脂肪酸 は 遊離 して


★リンクテーブル★
リンク元検査値」「プロポフォール注入症候群」「インスリン」「非エステル型脂肪酸」「非エステル化脂肪酸
関連記事脂肪酸」「脂肪」「遊離」「

検査値」

  [★]

laboratory data
臨床検査

変動要因

食事

  • 影響ほとんどなし:総コレステロール( 肝臓で産生されるコレステロール >> 腸管から吸収されるコレステロール
  • 影響有り

運動

  • 運動後 > 運動前 : クレアチニンキナーゼ、遊離脂肪酸血糖

体位

個体間の変動

LAB.464
男性>女性 尿酸クレアチニンヘモグロビン
女性>男性 HDL-CクレアチンLHFSH
個体差 コリンエステラーゼアルカリホスファターゼコレステロールγGTPアミラーゼ
年齢 幼小児 アルカリホスファターゼリン
女性(閉経後) アルカリホスファターゼHDL-C

生活リズムによる変動

LAB.464
時間帯 日中 夜間
午前 午後
早朝   夕刻  
血清鉄 高値 低値    
カルシウム       低値
ACTH 高値   低値  
コルチゾール 高値   低値  
TSH 低値     高値
GH 低値     高値
プロラクチン 低値     高値
カテコラミン 高値     低値
レニン 高値   低値  
cAMP   高値    
尿アミラーゼ 低値   高値  

プロポフォール注入症候群」

  [★]

propofol infusion syndrome, PRIS
プロポフォール


概念

  • 集中治療分野における、長期間鎮静のためにプロポフォールが投与された患者の病態
  • 集中治療における人工呼吸中の鎮静の目的でプロポフォール投与中に代謝性アシドーシス横紋筋融解症高カリウム血症心不全が発現した症例が報告されており、このような病態をプロポフォール症候群と呼ぶ
  • 4mg/kg•hr(60kgで24ml/hr)以上の高用量プロポフォールを48時間以上使用している患者で代謝性アシドーシス、徐脈を伴うショック(徐脈性不整脈)、横紋筋融解症、高脂血症、腫大肝・脂肪肝を呈する疾患
  • 5mg/kg/hを48時間以上としている情報源あり

疫学

  • 死亡率が高い
  • 小児で多いが、成人でもまれならず
  • PRISはまれではあるが、致死性合併症

診断基準

Brayによる小児PRISの診断基準

  • 突発性もしくは比較的突発性に治療抵抗性の徐脈が発現し不全収縮(心静止)へ移行する
  • 以下のうち少なくとも1項目を含む
  • 脂質異常症の発現
  • 肝腫大または剖検による肝臓の脂肪浸潤
  • BE≦-10を呈する代謝性アシドーシス
  • 横紋筋融解もしくはミオグロビン尿を伴う筋症状

リスク因子

PRIS発症に関する危険因子

  • 高容量(>5mg/kg/h)、長時間(>48時間)のプロポフォール投与
  • 乳幼児
  • 上気道感染
  • 多発外傷、頭部外傷
  • 内因性ストレスの存在、カテコラミンやグルココルチコイドの投与
  • 糖摂取の不足

PRIS発症時の所見


病態生理

検査

治療

  • プロポフォールの中止
  • 対症療法
  • 血液浄化など

予防

  • プロポフォールを使用する際は4mg/kg•hrを越えないようにする
  • 48時間以内でも除外しない。疑えば中止を考える。
  • 使用中は心電図(徐脈に注意、ブルガダ変化も)、pH、CK、TGをモニタリング
  • プロポフォールを漫然と長期投与しないように、鎮静レベルはRASSなどで評価


インスリン」

  [★]

insulin (Z)
immunoreactive insulin IRI ← ELISAを利用して定量されるインスリン(臨床検査医学)
インスリン製剤インスリン受容体
レギュラーインスリン1型インスリン

分類

  • ペプチド

性状

産生組織

プレプロインスリンの生合成@粗面小胞体 → プレプロインスリン -(切断@小胞体)→ プロインスリンはゴルジ体に輸送 -(切断@ゴルジ体小胞体)→ インスリン

標的組織

作用

  • 全般的な傾向として、同化作用↑、異化作用↓(糖新生↓)
  • インスリン受容体→ GLUTの細胞膜上への移動
  • K+の細胞内取り込み↑
  • 肝細胞でグリコーゲン合成↑
  • アミノ酸取り込み↑→タンパク質合成↑
  • 脂肪合成↑
  • 脂肪分解↓

分泌の調節

  • インスリン分泌↑
  • 細胞外K濃度↑→膵臓β細胞脱分極→インスリン分泌↑
  • インスリン分泌↓
  • 細胞外K濃度↓→膵臓β細胞再分極→インスリン分泌↓

分泌機構

  • 1. グルコース→解糖系→ATP↑→KATP閉鎖→脱分極→VDCC解放→[Ca2+]i↑→インスリン開口分泌*2a. ペプチドホルモン→Gsα活性化→AC↑→cAMP↑→PKA↑→インスリン開口分泌
  • 2b. ノルアドレナリン→Giα活性化→AC↓→cAMP↓→PKA↓→インスリン分泌抑制
  • 3. アセチルコリン→PLC活性化→

   →IP3↑→[Ca2+]i↑→インスリン開口分泌
   →DAG↑→PKC活性化→インスリン開口分泌

作用機序

  • 受容体型チロシンキナーゼ

臨床関連

インスリン作用不足による代謝障害
血漿中:ブドウ糖↑、アミノ酸↑、遊離脂肪酸↑、ケトン体
  • 高血圧とインスリン抵抗性の関連
インスリン抵抗性



非エステル型脂肪酸」

  [★]

nonesterified fatty acidNEFA
遊離脂肪酸 free fatty acid


非エステル化脂肪酸」

  [★]

non esterified fatty acid NEFA
遊離脂肪酸


脂肪酸」

  [★]

fatty acid, fatty acids
脂酸



  • 長鎖の酸素鎖を持つカルボン酸

脂肪酸の酸化 FB.383-389

  • 脂肪酸の活性化@細胞質
  • アシルCoAはミトコンドリア内膜を通過できないので、カルニチンにアシル基を転移してもらい、ミトコンドリア内膜でアシルCoAに戻される。
  • 不飽和脂肪酸の酸化
  • β酸化(偶数炭素脂肪酸(C-C2n-CO-ScoA)@ミトコンドリア
  • 奇数炭素脂肪酸(C2n-CO-ScoA))@ミトコンドリア
  • β酸化@ペルオキシソーム:鎖長C22以上の長い脂肪酸は拡散でペルオキシソームに移動して酸化される。
  炭素数 不飽和結合   融点
ラミバス
ラウリン酸 12 0 C12飽和脂肪酸 44.2
ミリスチン酸 14 0 C14飽和脂肪酸 53.9
パルミチン酸 16 0 C16飽和脂肪酸  
ステアリン酸 18 0 C18飽和脂肪酸  
バスオリレン
パルミチン酸 16 0   63.1
ステアリン酸 18 0   69.6
オレイン酸 18 1 n-9 動物油 14.0
リノール酸 18 2 n-6 植物油 -5.0
α-リノレン酸 18 3 n-3 シソ油 -11.3
 
パルミトレイン酸 16 1   0.5
アラキドン酸 20 4     -49.5
  • 脂肪酸の融点:炭素鎖が長い方が分子間の相互作用が多く、強固に配列できる。不飽和結合が少なければ立体的に障害が少なく強固に配列できる → 炭素数が長く、飽和度が低いほど融点が高い。0

参考

  • Wikipedia - 脂肪酸


脂肪」

  [★]

fat
トリアシルグリセロール脂肪酸



遊離」

  [★]

releaseliberationreleaseliberatedisengagefree
解放、自由取り除く放出無料遊離型離脱含まない自由にするフリーリリース


酸」

  [★]

acid
塩基


ブランステッド-ローリーの定義

ルイスの定義



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