転移性肝癌

出典: meddic

metastatic liver cancer, metastatic cancer of the liver
肝癌肝細胞癌

病理

  • 多発性転移が認められることが多い。
  • 胃、大腸癌、肺癌、乳癌が多い。

検査

腹部超音波検査

  • 多発性腫瘤が認められる。
  • 腫瘤の辺縁は低エコー、中心は高エコーを示すことが多い(bull's eye, pattern、target sign)
  • 高エコーの石灰化を認めることがある。

単純CT

  • 低吸収

造影CT

SRA.481

dynamic CT

SRA.481
  • 動脈相:辺縁造影効果あり。
  • 遅延相:辺縁(細胞成分が多い):造影効果なし、中心(線維性壊死組織):造影効果あり

MRI

  • T1:低信号
  • T2:リング状の高信号
  • 造影:リング状の造影効果


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和文文献

  • 手術症例報告 前区域切除,尾状葉切除,門脈合併切除を要した転移性肝癌の1切除例
  • 藤野 志季,清水 潤三,堂野 恵三 [他]
  • 手術 65(12), 1821-1826, 2011-11
  • NAID 40019056709
  • 肝悪性腫瘍に対する腹腔鏡下肝切除 (特集 消化器内視鏡外科手術手技の常識) -- (肝胆膵)
  • 土屋 勝,大塚 由一郎,金子 弘真
  • 手術 65(12), 1765-1770, 2011-11
  • NAID 40019056659
  • 臨床報告 きわめて短期間に肝転移から肝不全を呈した乳癌の1例
  • 平出 貴乗,谷口 正美,住吉 健一 [他]
  • 臨床外科 66(9), 1261-1266, 2011-09
  • NAID 40018967376

関連リンク

転移性肝癌は、体のどこかの部位に生じた癌が肝臓に広がったものです。 ... 化学療法薬と放射線療法は症状の軽減に役立ちますが、癌が治癒することはありません。
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関連画像

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★リンクテーブル★
先読み肝細胞癌
国試過去問105D021」「096A029」「105A026」「099A028」「095D027」「107I080」「073A059
リンク元フェリチン」「肝腫瘍」「癌臍
関連記事」「転移」「肝癌」「転移性

肝細胞癌」

  [★]

hepatocellular carcinoma, HCC, hepatocarcinoma, liver cell carcinoma
ヘパトーム hepatoma
肝腫瘍肝癌

特徴

  • 1. 発癌の予測が可能(高危険群を取り込める)
  • 肝炎ウイルス陽性者
  • 肝硬変患者
  • 血小板10万以下
  • AFPあるいはPIVKA-II陽性患者
  • 2. 多中心性発癌、肝内転移、再発が多い
  • 外科的治癒切除を行っても、5年以内の再発率は約70%以上  ←  他の癌より高い。3年で50-60%とも
  • リンパ節転移は少なく、肝内転移が多い  ←  経門脈
  • 多中心発癌が多い
  • 3. 肝予備能の低下を伴うことが多い
  • 肝細胞癌の約70-80%に肝硬変、10%前後に慢性肝炎を合併
  HCC CCC
腫瘍マーカー AFP, PIVKA-II CEA, CA19-9
画像検査 腫瘍濃染 胆管拡張
APシャント
腫瘍血栓
転移 肝内(門脈性) リンパ行性
予後(5年生存率) 切除例 52.3% 切除例 32.6%

疫学

  • 原発性肝癌のうち肝細胞癌は95%を占める
  • 男女比は3-4:1
  • 死因では男性では3位、女性では4位である。
  • 原発性肝癌の90%以上が肝炎ウイルス陽性である。
  • 原発性肝癌の解検例の84%に肝硬変を合併している。
  • 肝細胞癌の70-80%に肝硬変が認められ、10%前後に慢性肝炎の合併が見られる。
  • 肝硬変から肝癌が発生する年間発生率はB型肝炎で3%、C型肝炎で7%である。

病因

病因の90%が肝炎ウイルスである。
  • HCV(+) 75%HBV(+) 15%、HBV(+)&HCV(+) 3%、TTV(+) 1-3%、アルコール性 3-4% (YN)
  • その他

病理

  • 肝細胞類似の細胞からなる上皮性の悪性腫瘍。多くが皮膜を有する。(SSUR.595)
  • 多発性、多中心性
  • 胆汁のために肉眼的に緑色に見える
  • 壊死、出血しやすい。 → hemoperitoneum

病態

  • 肝細胞癌の非癌部は80-90%が肝硬変である。

転移

  • 血行性(経門脈性転移)が多い。リンパ行性はまれ。

症状

検査

超音波エコー

  • 腫瘍周囲の被膜により低エコー帯が認められる。
[show details]

造影CT

  • ダイナミック造影CTでは動脈相で不均一な造影効果、門脈相、平衡相になるにつれ造影効果が低下する。(RNT.209) ⇔ 肝血管腫:造影効果が持続
[show details]
  • 被膜がある腫瘍に対しては造影効果が残存。(RNT.209)

前癌病変の造影CT

SRA.479
  • 肝細胞癌は多段階発癌により発生するという説が唱えられている。
  • 腺腫様過形成(adenomatous hyperplasia AH)は肝癌とは異なる結節病変を形成するものである。
  • 多段階発癌次の順に肝細胞癌に至るという;異型腺腫様過形成 → 肝細胞癌を内包する異型腺腫様過形成 → 高分化肝癌 → 中~低分化肝細胞癌(古典的肝癌)
  • 多段階発癌の初期には門脈血の支配が多いが次第に肝動脈からの新生血管により支配されるようになる。
  • すなわち、中~低分化肝細胞癌は肝動脈で支配される多血性肝細胞癌であり、高分化肝細胞癌は肝動脈の支配が比較的少ない。
  • 造影CTにおいてもこれを反映し、高分化細胞癌では動脈相では造影効果が弱い(文献によっては乏血性で濃染しないとも)が、中~低分化細胞癌では高い造影効果が認められることになる。

MRI

  • T1:等信号  低~高信号(YN.B-50)
  • T2:高信号  ⇔ 肝血管腫のような著しい高信号は呈しない?

血管造影

  • 選択的腹腔動脈造影で腫瘍が濃染される。

経動脈性門脈造影下CT CTAP

腫瘍マーカー

  • PIVKA-II:≦2cmの陽性率は25-30%
  • AFP:≦2cmの陽性率は30%。肝細胞癌、卵黄嚢腫瘍、肝芽腫の腫瘍マーカー、炎症性肝疾患における肝再生の指標

診断

  • 病歴、身体所見、血液検査所見(肝炎ウイルスマーカー、腫瘍マーカー、肝機能検査)、画像検査に基づいて判断する。
  • 画像で確定診断される場合は組織診断を行わないように勧められている。 → 針生検に伴う重篤な合併症として,針穿刺経路播種(needle tract seeding)と出血がある。前者の発生頻度は1.6~3.4%とされている(ガイドライン1)

治療

  • 肝予備能と進行度で決まる

治療アルゴリズム

局所療法

  • エタノール注入
  • 超音波焼灼術

手術療法

  • 肝機能A,Bであって、腫瘍の数が1,2個の場合は腫瘍切除が適応となる。
  • 再発肝癌であっても肝切除が標準治療となる(ガイドライン1 CQ19 再発肝細胞癌に対する有効な治療は?)

経カテーテル的肝動脈塞栓術 TAE/ 化学塞栓療法 transcatheter arterial chemoembolization TACE

推奨

ガイドライン1
  • TA(C)EはOkuda分類I、II、Child A、Bの進行肝細胞癌(手術不能で、かつ経皮的凝固療法の対象とならないもの)に対する治療として推奨される。
  • 化学塞栓される非癌部肝容積の非癌部全肝容積に占める割合と残肝予備能を考慮したTACEが推奨される。
  • 高ビリルビン血症のない肝細胞癌破裂症例の治療には救急TA(C)Eは有効な治療法である。

禁忌

ガイドライン1
  • 病態
  • 脈管内腫瘍塞栓(特に門脈内腫瘍塞栓)を有する症例

化学療法

  • 肝癌は抗癌剤に対する抵抗性が高い。肝癌患者は肝機能の低下が存在するため十分量の抗癌剤治療はできない。このようなこともあり、肝癌に有効な抗がん薬は少ない。

日本で使用できる薬剤

ガイドライン1
アルキル化剤 マスタード類 シクロホスファミド  
代謝拮抗薬 ピリミジン系 フルオロウラシル(5-FU) テガフール・ウラシル配合剤(UFTシタラビン
抗生物質 アントラサイクリン系 ドキソルビシン エピルビシン ミトキサントロン
その他 マイトマイシンC  
白金製剤 シスプラチン

肝移植

  • ミラノ基準(1998)
  • 肝硬変に肝細胞癌を合併する場合は、多発最大径3cm・3個まで、単発5cmまで、遠隔転移・リンパ節転移・脈管侵襲なし
  • ミラノ基準によれば、他の両性疾患と同程度の移植成績
  • 肝機能不良でミラノ基準を満たすものは肝移植を考慮。

ガイドライン

http://minds.jcqhc.or.jp/stc/0018/0018_ContentsTop.html

国試




原発性肝細胞癌

primary hepatocellular carcinoma
[[]]



105D021」

  [★]

  • 68歳の男性。健康診断で肝障害を指摘され来院した。 20年前にB型肝炎ウイルス感染を指摘されたがそのままにしていた。意識は清明。身長165cm、体重61kg。体温36.2℃、脈拍76/分、整。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知せず、圧痛を認めない。血液所見:赤血球 408万、Hb 13.2g/dl、Ht 39%、白血球 6,700、血小板 16万。血堆生化学所見:総蛋白 7.2g/dl、アルブミン 4.1g/dl、総ビリルビン 0.5mg/dl、直接ビリルビン 0.2mg/dl, AST 59IU/l、 ALT 83IU/l、LD 275IU/l(基準176-353)、ALP 159IU/l(基準115-359)、γ-GTP 125IU/l(基準8-50)、Na 141mEq/l、K 3.7mEq/l、Cl 103mEq/l。腹部超音波写真(別冊No.3A)と腹部ダイナミックCT(別冊No.3B、C)とを別に示す。
  • 最も考えられるのはどれか。




[正答]


※国試ナビ4※ 105D020]←[国試_105]→[105D022

096A029」

  [★]

  • 67歳の男性。健康診断で肝機能異常を指摘され精査のため来院した。自覚症状はない。35歳時に胃潰瘍のため胃切除術を受け、この時輸血が行われた。肝は正中線上で3cm触れ、肺濁音界の拡大がある。下腿に浮腫を認める。血液所見:赤血球385万、Hb10.5g/dl、白血球4.200、血小板10万。血清生化学所見:総蛋白7.0g/dl、アルブミン3.1g/dl、ZTT16(基準4.0~14.5)、総ビリルビン0.9mg/dl、AST(GOT)97単位(基準40以下)、ALT(GPT)120単位(基準35以下)、アルカリホスファターゼ350単位(基準260以下)、γ-GTP75単位(基準8~50)。免疫学所見:HBs抗原陰性、HCV抗体陽性、AFP35ng/ml(基準20以下)、CA19-9 20U/ml(基準37以下)。腹部超音波写真を以下に示す。
  • 最も考えられるのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 096A028]←[国試_096]→[096A030

105A026」

  [★]

  • 32歳の女性。健康診断の腹部超音波検査で肝右葉背面の腫瘍性病変を指摘され来院した。既往歴に特記すべきことはない。身長159cm、体重57kg。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球 426万、 Hb 13.1g/dl、 Ht 39%、白血球 7,400、血小板 18万。血液生化学所見:血糖 98mg/dl、総蛋白 7.9g/dl、アルブミン 4.4g/dl、尿素窒素 9mg/dl、総コレステロール 125mg/dl、総ビリルビン 0.8mg/dl、 AST 12IU/l. ALT 15IU/l、 ALP 250IU/l(基準115-359)。免疫学所見 AFP 5ng/mL(基準20以下)、 CEA 1.4ng/ml(基準5以下)、CA19-9 22U/ml(基準37以下)。腹部ダイナミックCTの動脈相(別冊No.2A)と門脈相(別冊No.2B)とを別に示す。
  • 最も考えられる疾患はどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 105A025]←[国試_105]→[105A027

099A028」

  [★]

  • 58歳の男性。健康診断で肝の占拠性病変を指摘され来院した。毎年軽度の肝機能異常を指摘されていたが、無症状のため放置していた。30歳時に輸血を受けた。血液所見:赤血球375万、Hb12.0g/dl、Ht34%、白血球4,500、血小板13万、プロトロンビン時間73%(基準80~120)。血清生化学所見:総ビリルビン0.9mg/dl、AST73単位、ALT63単位。腹部超音波検査で、肝右葉に、周囲に低エコー帯を伴い内部がモザイク状の径5cmの腫瘤を認める。最も考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099A027]←[国試_099]→[099A029

095D027」

  [★]

  • 44歳の女性。上腹部不快感を主訴に来院した。心窩部に肝を1cm触知する。血液所見:赤血球350万、Hb 10.0 g/dl、白血球4,400。血清生化学所見:GOT38単位(基準40以下)、GPT32単位(基準35以下)、γ-GTP48単位(基準8~50)。AFP18ng/ml(基準20以下)、CEA4ng/ml(基準5以下)、CA19-9 25 U/ml(基準37以下)。腹部ダイナミックCTを以下に示す。考えられる疾患はどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 095D026]←[国試_095]→[095D028

107I080」

  [★]

  • 健康診断の腹部超音波検査で肝に異常を指摘されたため、精査目的で撮影されたダイナミックCTの動脈相(別冊No.29A)と後期相(別冊No.29B)とを別に示す。①と②の病変の診断で正しいのはどれか。
  • ①-②



[正答]


※国試ナビ4※ 107I079]←[国試_107]→[ ]

073A059」

  [★]

  • 癌転移について正しいのはどれか
  • a. 肺癌のうちで、扁平上皮癌が最も高率に遠隔転移を起こす。
  • b. 骨形成性骨転移を起こしやすいのは、原発性肝癌である。
  • c. 転移性肝癌では、びまん性浸潤型が腫瘤形成型よりも多い。
  • d. 肺癌の脳転移は、一般的に多発性である。
  • e. 膵癌は、しばしばVirchowリンパ節に転移する。

フェリチン」

  [★]

ferritin
血清フェリチン ← 血液検査の時に用いる用語?
アポフェリチン、血清フェリチン

概念

  • フェリチンは、H鎖とL鎖からなるサブユニットからなるヘテロダイマーであり、これが組み合わさってアポフェリチンとなる。アポフェリチンは細胞内で鉄イオンと結合してフェリチンとなる。フェリチンは鉄を生体内に貯蔵し、鉄による組織障害を防ぐのに貢献している。細胞内のフェリチンはわずかに血中に漏れだしており、漏れ出た血清中のフェリチンは(血清フェリチン)は貯蔵鉄の量と相関するので臨床検査に用いられる。

体内分布

  • 網内系:肝細胞、脾臓、骨髄 ← 多い
  • その他:肺、心臓、骨、腸管など広く存在

解釈

LAB.488
  • 低下
  • 上昇
  • 貯蔵増加
  • その他

臨床

  • フェリチン低値(≦12ng/ml)のみで診断可能(感度59%,特異度99%)なので、フェリチン単体で提出されることがある(内科外来マニュアル.394)。
  • フェリチンは女性で<10ng/ml, 男性で<20ng/mlであれば、鉄貯蔵欠乏と診断する特異度が高い(ワシントンマニュアル33.742)。
  • フェリチンが100ng/ml以上では鉄欠乏の可能性は低いとされる(内科外来マニュアル.394)。
  • 血清フェリチンが>200ng/ml以上では鉄欠乏性貧血は除外できる(ワシントンマニュアル33.742)。
  • 腎透析や機能的鉄欠乏状態では500ng/mlまでの高値を示すことがある。
  • 健常な成人では15ng/ml未満、小児では12ng/ml未満が絶対的な鉄欠乏を示唆。(臨床透析 vol.24 no.1 2008 p.38)



肝腫瘍」

  [★]

liver tumor, hepatic tumor, hepatic neoplasm, liver neoplasm, tumor of the liver
肝癌肝臓癌

分類

SRA.472
  • 転移性肝癌

肝細胞癌の鑑別疾患となる良性腫瘍

SSUR.594

検査

  • 超音波エコー:(肝細胞癌)線維性被膜を有する境界明瞭な腫瘤でモザイクパターンを呈する。(転移性肝癌)低エコーの結節病変の中心に高エコーを有するbull's eye signを認める。


参考

  • 1. Fat-containing lesions of the liver: radiologic-pathologic correlation.
  • Prasad SR, Wang H, Rosas H, Menias CO, Narra VR, Middleton WD, Heiken JP.SourceDepartment of Radiology, University of Texas Health Science Center at San Antonio, USA.
  • Radiographics : a review publication of the Radiological Society of North America, Inc.Radiographics.2005 Mar-Apr;25(2):321-31.
  • Fat-containing tumors of the liver are a heterogeneous group of tumors with characteristic histologic features, variable biologic profiles, and variable imaging findings. Benign liver lesions that contain fat include focal or geographic fatty change (steatosis), pseudolesions due to postoperative pa
  • PMID 15798052
脂肪を含む肝腫瘍は画像検査で鑑別診断を狭めることが可能である。



癌臍」

  [★]

cancer navel cancer umbilicus umbilication
肝細胞癌転移性肝癌


癌」

  [★]

cancer
悪性腫瘍


種類

  • 癌腫(carcinoma):上皮性
  • 肉腫(sarcoma):間葉系
  • carcinoma:腺癌(adenocarcinma)、扁平上皮癌(squamous cell carcinoma)、移行上皮癌(transitional cell carcinoma)
  • sarcoma:骨肉腫、横紋筋肉腫、平滑筋肉腫、脂肪肉腫、線維肉腫

Neoplasm Causes Effect
Small cell lung carcinoma ACTH or ACTH-like peptide Cushing’s syndrome
Small cell lung carcinoma and intracranial neoplasms ADH SIADH
Squamous cell lung carcinoma, renal cell carcinoma, breast carcinoma, multiple myeloma, and bone metastasis (lysed bone) PTH-related peptide, TGF-β, TNF-α, IL-1 Hypercalcemia
Renal cell carcinoma, hemangioblastoma Erythropoietin Polycythemia
Thymoma, small cell lung carcinoma Antibodies against presynaptic Ca2+ channels at neuromuscular junction Lambert-Eaton syndrome (muscle weakness)
Leukemias and lymphomas Hyperuricemia due to excess nucleic acid turnover (i.e., cytotoxic therapy) Gout, urate nephropathy
  • 最新癌統計
http://ganjoho.ncc.go.jp/public/statistics/pub/statistics01.html
●2005年の死亡数が多い部位は順に
  1位 2位 3位 4位 5位  
男性 肝臓 結腸 膵臓 結腸と直腸を合わせた大腸は4位
女性 結腸 肝臓 乳房 結腸と直腸を合わせた大腸は1位
男女計 肝臓 結腸 膵臓 結腸と直腸を合わせた大腸は3位
 
●2001年の罹患数が多い部位は順に
  1位 2位 3位 4位 5位  
男性 結腸 肝臓 前立腺 結腸と直腸を合わせた大腸は2位
女性 乳房*1 結腸 子宮*1 結腸と直腸を合わせた大腸は1位
男女計 結腸 乳房*1 肝臓 結腸と直腸を合わせた大腸は2位
*1上皮内がんを含む。


癌の素因となる遺伝子

HIM.494
Table 79-1 Cancer Predisposition Syndromes and Associated Genes
Syndrome Gene Chromosome Inheritance Tumors
ataxia telangiectasia ATM  11q22-q23 AR breast cancer
autoimmune lymphoproliferative syndrome FAS 10q24 AD lymphomas
FASL 1q23  
Bloom syndrome BLM  15q26.1 AR cancer of all types
Cowden syndrome PTEN  10q23 AD breast, thyroid
familial adenomatous polyposis APC  5q21 AD intestinal adenoma, colorectal cancer
familial melanoma p16INK4  9p21 AD melanoma, pancreatic cancer
familial Wilms tumor WT1  11p13 AD pediatric kidney cancer
hereditary breast/ovarian cancer BRCA1 17q21 AD breast, ovarian, colon, prostate
BRCA2 13q12.3  
hereditary diffuse gastric cancer CDH1  16q22 AD stomach cancers
hereditary multiple exostoses EXT1 8q24 AD exostoses, chondrosarcoma
EXT2 11p11-12  
hereditary prostate cancer HPC1  1q24-25 AD prostate carcinoma
hereditary retinoblastoma RB1  13q14.2 AD retinoblastoma, osteosarcoma
hereditary nonpolyposis colon cancer (HNPCC) MSH2 2p16 AD colon, endometrial, ovarian, stomach, small bowel, ureter carcinoma
MLH1 3p21.3  
MSH6 2p16  
PMS2 7p22  
hereditary papillary renal carcinoma MET  7q31 AD papillary renal tumor
juvenile polyposis SMAD4  18q21 AD gastrointestinal, pancreatic cancers
Li-Fraumeni TP53  17p13.1 AD sarcoma, breast cancer
multiple endocrine neoplasia type 1 MEN1  11q13 AD parathyroid, endocrine, pancreas, and pituitary
multiple endocrine neoplasia type 2a RET  10q11.2 AD medullary thyroid carcinoma, pheochromocytoma
neurofibromatosis type 1 NF1  17q11.2 AD neurofibroma, neurofibrosarcoma, brain tumor
neurofibromatosis type 2 NF2  22q12.2 AD vestibular schwannoma, meningioma, spine
nevoid basal cell carcinoma syndrome (Gorlin's syndrome) PTCH  9q22.3 AD basal cell carcinoma, medulloblastoma, jaw cysts
tuberous sclerosis TSC1 9q34 AD angiofibroma, renal angiomyolipoma
TSC2 16p13.3  
von Hippel–Lindau VHL  3p25-26 AD kidney, cerebellum, pheochromocytoma
癌遺伝子癌抑制遺伝子

癌の危険因子

生活習慣病#生活習慣病などのリスクファクターを改変
疾患 危険因子 防御因子
悪性腫瘍 胃癌 塩辛い食品、喫煙、くん製製品、ニトロソアミン土壌、腸上皮化生Helicobacter pyroli ビタミンC、野菜、果実
食道癌 喫煙飲酒、熱い飲食物 野菜、果実
結腸癌 高脂肪食、肉食、低い身体活動、腸内細菌叢の変化、遺伝(家族性大腸腺腫症)  
肝癌 HBVキャリア・HCVキャリア、アフラトキシン住血吸虫飲酒  
肺癌 喫煙(特に扁平上皮癌)、大気汚染、職業的暴露(石綿(扁平上皮癌悪性中皮腫)、クロム) 野菜、果実
膵癌 高脂肪食喫煙  
口腔癌 喫煙(口唇・舌-パイプ)、ビンロウ樹の実(口腔)、飲酒  
咽頭癌 EBウイルス(上咽頭癌)、飲酒  
喉頭癌 喫煙男性アルコール  
乳癌 高年初産、乳癌の家族歴、肥満、未婚で妊娠回数少ない、無授乳、脂肪の過剰摂取、低年齢初経、高年齢閉経 母乳授乳
子宮頚癌 初交年齢若い、早婚、多産、性交回数が多い(売春)、貧困、不潔]、HSV-2HPV流産、人工妊娠中絶回数が多い  
子宮体癌 肥満糖尿病ピルエストロゲン常用、未婚、妊娠回数少ない、乳癌後のタモキシフエン内服  
膀胱癌 喫煙鎮痛剤乱用、ビルハルツ住血吸虫サッカリン防腐剤  
皮膚癌 日光(紫外線)、ヒ素(Bowen病)  
白血病 放射線ベンゼン、地域集積性(ATL)、ダウン症(小児白血病)  
骨腫瘍 電離放射線  
甲状腺癌 ヨード欠乏または過剰  



転移」

  [★]

腫瘍の転移

metastasis
metastatic potentialskip metastasismetastatic disease


原発 転移
リンパ節が最多。肝臓、胸膜、対側肺、副腎、心膜、骨(肋骨、椎骨)、大脳(圧迫症状出現)
遠隔転移:肺内>骨>脳>肝>副腎
小細胞癌が最も転移しやすい。
分化型:血行性に肝臓、未分化型:腹膜播種
大腸 肝臓、肺
卵巣 腹腔内播種、リンパ性転移(後腹膜)。血行性は希
腎臓 肺>骨>肝。副腎もありうる。能は多くない。
骨肉腫 肺>骨
発見時に10-20%の症例で肺転移。
  • 転移性脳腫瘍は原発巣が肺であることが最も多い、らしい。
  • 転移性の硬膜外腫瘍は原発巣が肺癌>乳癌>リンパ腫



精神医学

transference
感情転移

分子遺伝学の転移(トランスポゾン)

transposition



肝癌」

  [★]

liver cancer, cancer of liver, hepatoma
肝腫瘍肝細胞癌


分類 (肝腫瘍より引用)

  • 転移性肝癌


転移性」

  [★]

metastatic phenotypemetastaticmetastasizing
転移性形質




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