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- 【ふるえ(振戦)】:じっとしている時(安静時)に指先で丸薬を丸めるような、比較的ゆっくりとしたもの。左右どちらかの手か足から始まることが多い。 【筋肉のこわばり (固縮)】:筋肉が固くなって、動作がスムーズにできない。
- 各タイプの振戦の臨床上の特徴 診断名 臨床上の手がかり 本態性振戦 振戦が発現するのは,ほとんど姿勢保持時と動作時(運動時振戦) 少量の飲酒で改善する 家族歴があることが多い パーキンソン振戦 他のパーキンソン病の症状がある
- 概説 振戦は最も多い不随意運動で、相対する筋肉が律動的に収縮するために生じる規則的な「ふるえ」のことです。パーキンソン病では安静時に振戦が生じますが、本態性振戦では動作時や姿勢保持に際して振戦が出現します。
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[★]
- 英
- tremor
- 関
- 不随意運動
分類
動作状態による分類
- 膝の上に力を抜いて置いた手を観察
- 筋が活動していない状態で出現する振戦。3-6Hz。
- →パーキンソン病
- 上司を前方に伸展させ、手指を開くように命じる。
- 筋がある一定の強さの持続的な活動を行っているときに出現する振戦。4-12Hz
- →本態性振戦、甲状腺機能亢進症、尿毒症、CO2ナルコーシス
- 筋が随意的な活動を行っている状態で出現する振戦
- 小脳の障害
- →小脳障害、ウイルソン病、多発性硬化症
- 運動時に目標に近づくほど増強する振戦として運動時振戦と区別。
- 統一されていないらしい。intention tremor/postural tremor+intention tremor
原因による分類(BET.176)
心雑音
- 英
- thrill
- 心尖は心雑音の原因となる振動が大きくなると生じる(手技見えvol.1 p.92)
- 心尖の触診は聴診の4部位と同じ位置、手掌遠位部でおこなう
振戦が見られる領域 (手技見えvol.1 p.95)
血管雑音
- 英
- thrill
- 同
- 猫喘 purring thrill
[★]
- 英
- standing
- 関
- 静置、不変