赤痢

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dysentery, shigellosis
赤痢アメーバシゲラ属



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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/09/07 02:09:17」(JST)

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和文文献

  • 明治期における香川県下の市町村財政(7・完)
  • 西山 一郎
  • 尾道大学経済情報論集 11(1), 23-92, 2011-06
  • NAID 40018937364
  • 症例報告 遺伝子解析が有用であったHIV関連赤痢アメーバ性脳膿瘍の救命例
  • 宮地 康高,橋本 英樹,柳 富子 [他]
  • 日本エイズ学会誌 13(2), 92-98, 2011
  • NAID 40018936734

関連画像

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★リンクテーブル★
先読みシゲラ属
リンク元細菌」「性感染症」「腸内細菌科」「キノロン系抗菌薬
拡張検索細菌性赤痢」「赤痢アメーバ」「アメーバ赤痢

シゲラ属」

  [★]

Shigella
細菌
細菌性赤痢を引き起こす


細菌」

  [★]

bacterium,(pl.) bacteria
バクテリア
特殊な細菌 細菌の鑑別細菌の同定?、細菌の分類

細菌の命名

  • ラテン語であり、イタリックで表す。
  • 「属名 + 種名」で表現される。

グラム染色性と形状による分類と疾患

形状 グラム陽性菌 グラム陰性菌
球菌   スタフィロコッカス属 黄色ブドウ球菌 Staphylococcus aureus 多様     ナイセリア属 淋菌 Neisseria gonorrhoeae 淋病  
ストレプトコッカス属 化膿性連鎖球菌 Streptococcus pyogenes 多様 莢膜 髄膜炎菌 Neisseria meningitidis 多様  
肺炎球菌 Streptococcus pneumoniae     ベイヨネラ属   Veillonella    
エンテロコッカス属 (総称)腸球菌 Enterococcus faecalis     モラクセラ属/
ブランハメラ亜属
  Moraxella catarrhalis 肺炎  
Enterococcus faecium      
桿菌   バシラス属 炭疽菌 Bacillus anthracis 炭疽 好気性菌、有芽胞菌、莢膜 腸内細菌科 エンテロバクター属     肺炎、尿路感染  
  セレウス菌 Bacillus cereus 細菌性食中毒 好気性菌、有芽胞菌 エシェリキア属 大腸菌 Escherichia coli パラチフス 通性嫌気性
  クロストリジウム属 破傷風菌 Clostridium tetani 破傷風 嫌気性菌、有芽胞菌 クレブシエラ属     下痢、肺炎、尿路感染  
  ボツリヌス菌 Clostridium botulinum ボツリヌス中毒 プロテウス属     尿路感染  
  ウェルシュ菌 Clostridium perfringens 多様 サルモネラ属 パラチフス菌 Sallmonella serovar Paratyphi 腸チフス 通性嫌気性
  ディフィシル菌 Clostridium difficile 多様 チフス菌 Sallmonella serovar Typhi   通性嫌気性
    ガス壊疸菌群       セラチア属   Serratia 日和見感染 通性嫌気性
マイコバクテリウム科 マイコバクテリウム属 結核菌 Mycobacterium tuberculosis 結核 無芽胞菌 シゲラ属 赤痢菌 Shigella 赤痢 通性嫌気性
ライ菌 Mycobacterium leprae ライ病 エルシニア属 ペスト菌 Yersinia pestis ペスト 通性嫌気性
コリネバクテリウム科 コリネバクテリウム属 ジフテリア菌 Corynebacterium diphtheriae ジフテリア   Yersinia enterocolitica 多様 通性嫌気性
ノカルジア科 ノカルジア属 ノカルジア     ビブリオ科 ビブリオ属 コレラ菌 Vibrio cholerae コレラ 通性嫌気性
アクチノマイセス科 アクチノマイセス属(放線菌属) (総称)放線菌 Actinomyces   腸炎ビブリオ Vibrio parahaemolyticus 腸炎ビブリオ感染症 通性嫌気性
  リステリア属   Listeria monocytogenes リステリア症 嫌気性菌、無芽胞菌、人獣共通感染症、通性細胞内寄生菌 パスツレラ科 ヘモフィルス属 インフルエンザ菌 Haemophilis influenzae 多様  
  パスツレラ属 パスツレラ属菌 Pasteurella multocida 人獣共通感染症  
ストレプトバシラス属 ストレプトバシラス属菌 Streptobacillus moniliformis 鼠咬症  
  シュードモナス属 緑膿菌 Psudomonas aeruginosa 緑膿菌感染症 好気性、院内感染症
ボルデテラ属 百日咳菌 Bordetela pertussis 百日咳 好気性、短桿菌
ブルセラ属 ブルセラ Brucella ブルセラ症 好気性、細胞内増殖菌、短桿菌
フランシセラ属 野兎病菌 Francisella tularensis 野兎病 好気性、球桿菌
レジオネラ属   Legionella pneumophila ポンティアック熱/レジオネラ肺炎 好気性
バクテロイデス属   Bacteroides fragilis 嫌気性感染症 偏性嫌気性菌
らせん菌   スピロヘータ科 トレポネーマ属 梅毒トレポネーマ Treponema pallidum subspecies pallidum 梅毒  
ボレリア属 回帰熱ボレリア Borrelia recurrentis 回帰熱
ライム病ボレリア Borrelia burgdorferi ライム病
レプトスピラ科 レプトスピラ属 黄疸出血性レプトスピラ Leptospira interrogans serovar icterohaemorrhagiae 黄疸出血性レプトスピラ症(レプトスピラ症ワイル病、黄疸性ワイル病)
スピリルム 鼠咬症スピリルム   鼠咬症
カンピロバクター属 カンピロバクター属菌   カンピロバクター腸炎
ヘリコバクター属   Helicobacter pylori  



性感染症」

  [★]

sexually transmitted disease, STD, STI
性行為感染症
性病

定義

  • 性行為を介して、ヒトからヒトへ病原微生物が直接伝播する感染症の総称
  • 性行為は性交のみに限らず、また異性間の場合も同性間の場合も含まれ,性器以外の性交に類似した行為も該当する。

疫学

♂:淋菌性尿道炎 > クラミジア性尿道炎 > 性器ヘルペス > 尖圭コンジローマ ♀:クラミジア性尿道炎 > 性器ヘルペス > 尖圭コンジローマ > 淋菌性尿道炎

性感染症

病原体 感染症 原因ウイルス
ウイルス 性器ヘルペス 単純ヘルペスウイルス
尖圭コンジローマ子宮頚癌 ヒト乳頭腫ウイルス
B型肝炎 B型肝炎ウイルス
C型肝炎 C型肝炎ウイルス
エイズ ヒト免疫不全ウイルス
成人T細胞白血病 ヒトTリンパ球向性ウイルス
サイトメガロウイルス感染症 サイトメガロウイルス
伝染性軟属腫 伝染性軟属腫ウイルス
伝染性単核症 EBウイルス
細菌 梅毒 梅毒トレポネーマ
性器クラミジア感染症 クラミジア・トラコマチス
淋病 淋菌
軟性下疳 ヘモフィルス・デュクレイ
鼠径部肉芽腫 肉芽腫カリマトバクテリウム
赤痢 赤痢菌
非淋菌性尿道炎 クラミジア・トラコマチスマイコプラズマウレアプラズマ
真菌 口腔カンジダ症 カンジダ
非淋菌性尿道炎 カンジダ
寄生虫、
原虫
いろいろ トリコモナス
非淋菌性尿道炎 腟トリコモナス
アメーバ赤痢 赤痢アメーバ
毛ジラミ症 Phthirus pubis
疥癬 疥癬虫
白癬 Trichophyton rubrum, Trichophyton mentagrophytes
ランブル鞭毛虫下痢症 ランブル鞭毛虫

治療薬

QB.Q-265
淋疾 淋菌 ペニシリン、セフェム(セフトリアキソン)
非淋菌性尿道炎 クラミジア・トラコマティスなど テトラサイクリンマクロライド
外陰ヘルペス 単純ヘルペス アシクロビル
梅毒 梅毒スピロヘータ ペニシリン
鼡径リンパ肉芽腫症 クラミジア・トラコマティス テトラサイクリンマクロライド
軟性下疳 ヘモフィルス・デュクレイ マクロライドテトラサイクリン
疥癬 疥癬虫 安息香酸ベンジル
伝染性単核球症 EBウイルス  

URL

  • 性感染症
http://sks.oriaca.net/
  • STDの現状と取り扱い
http://www.jsog.or.jp/PDF/51/5109-203.pdf




腸内細菌科」

  [★]

Enterobacteriaceae
細菌
  • 代表的なもの8つを覚ておく!
エンテロバクター属 Enterobacter
エシェリキア属  Escherichia
クレブシエラ属 Klebsiella
プロテウス属 Proteus
サルモネラ属 Salmonella
セラチア属 Serratia
シゲラ属 Shigella
エルシニア属 Yersinia

腸内細菌科 (SMB.163)

菌種 日和見
感染菌
感染症
Citrobacter Citrobacter freundii   尿路感染、骨髄炎、下痢
Edwardsiella Edwardsiella tarda 腸管外感染症
Enterobacter Enterobacter aerogenes 肺炎、尿路感染
Enterobacter cloacae
Enterobacter gergoviae
Enterobacter sakazakii   新生児敗血症、髄膜炎
Escherichia Escherichia coli   下痢、腸炎、腸管外感染症(尿路感染症、骨髄炎)
Hafnia Hafnia alvei   腸管外感染症
Klebsiella Klebsiella oxytoca   下痢
Klebsiella pneumoniae 肺炎、尿路感染
Kluyvera Kluyvera ascorbata  
Kluyvera cryocrescens  
Morganella Morganella morganii   尿路感染症
Proteus Proteus mirabilis 尿路感染症
Proteus vulgaris
Providencia Providencia alcalifaciens   尿路感染症、下痢
Providencia rettgeri   尿路感染症、下痢
Providencia stuartii   尿路感染症
Salmonella Salmonella enterica   腸チフス、急性胃腸炎(食中毒)
Serratia Serratia liquefaciens  
Serratia marcescens  
Shigella Shigella boydii   細菌性赤痢
Shigella dysenteriae  
Shigella flexneri  
Shigella sonnei  
Yersinia Yersinia enterocolitica   急性胃腸炎(食中毒)、回腸末端炎、結節性紅斑
Yersinia pestis   ペスト
Yersinia pseudotuberculosis   腸間膜リンパ節炎、関節炎



キノロン系抗菌薬」

  [★]

quinolone antibacterial agent, quinolone
ピリドンカルボン酸系抗菌薬 pyridone carboxylic acid anti-microbials pyridone carboxylic acid antibacterial agent
抗菌薬ニューキノロン

キノロン系抗菌薬

概念

  • クロロキンを改良してつくられた抗菌薬をキノロン系抗菌薬と呼ぶ。
  • 超らせん構造の維持に関わる酵素とDNAの複合体を安定化し、DNA鎖を切断したままにしておくことにより、生存・細胞分裂を障害する。
  • キノロン系抗菌薬にフッ素を導入して改良した抗菌薬がニューキノロン系抗菌薬である。
  • ニューキノロン系抗菌薬はグラム陰性菌とグラム陽性菌に対して強い抗菌力を有する。

作用機序

副作用

  • 消化器症状:(5-10%)
  • 発疹:(1-2%)
  • 中枢神経症状:(5%)頭痛・浮動性眩暈
  • 軟骨毒性:幼弱な動物で軟骨に異常をきたす → 18歳未満は注意。妊婦には使用しない。 (ABM.106)
  • 日光過敏症
  • 低血糖

適応

第一選択となる適応(IRE.158)




細菌性赤痢」

  [★]

dysentery
bacillary dysentery, shigellosis
赤痢アメーバ赤痢感染症法

概念

  • 汚染された飲食もつなどを介して感染し(糞口感染)、志賀毒素により消化管を障害する。

特徴

病原体

  • Shigella属 ← 鞭毛を持たない

潜伏期間

  • 1-5日

感染経路

  • 糞口感染

病態

  • 菌体数10個程度で感染が成立。
  • 赤痢菌は腸管上皮細胞に進入して炎症を惹起し、表層粘膜の破壊と粘膜潰瘍を起こさせる → 細胞質内に進入してアクチンの重合を利用して動き回る →腸管上皮の潰瘍を伴った急性炎症症状(粘膜下層よりも深く拡散することはごくまれ → 敗血症とならない(⇔サルモネラ属) ))
  • 大腸(特にS状結腸)(ときに、回盲部末端):粘膜の出血性化膿炎、次いで潰瘍、壊死を来す

症状

  • 腹痛を伴うテネスムス、膿・粘血便の排泄
  • 悪寒・発熱、腹痛、テネスムス、粘血・脳性下痢便。

身体所見

  • 腹部陥没、S状結腸を圧痛性索状物として触知する。

治療

  • 薬物療法



赤痢アメーバ」

  [★]

Entamoeba histolytica
amoeba dysenteriae
根足虫類原虫微生物学amebiasis


分類

感染症

  • 大腸粘膜下組織を破壊して広がり腸アメーバー症を起こす。大腸壁の栄養型が血行性に肝、肺、脳に広がり膿瘍を形成する。最も多いのが肝膿瘍。


アメーバ赤痢」

  [★]

amebic dysentery, amebiasis
アメーバ性赤痢アメーバ性大腸炎 amebic colitis
赤痢アメーバ腸アメーバ症






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