誤嚥性肺炎

出典: meddic

ごえんせいはいえん
aspiration pneumonia
誤飲性肺炎嚥下性肺炎 deglutition pneumonia、吸引性肺炎

原因

  • 口腔内容物の気道侵入
  • 逆流胃内容の気道侵入

病原体

IRE.521
  • 口腔内嫌気性菌
QB.H-157

リスクファクター

IRE.520 QB.H-157 YN.I-48
  • 意識障害:脳血管障害
  • 食道疾患:食道通過障害、噴門部逆流
  • 嚥下障害:(高齢者)、中枢神経変性疾患(パーキンソン病?)
  • 鎮静薬の使用  ← 例えば、101E013
  • 口腔内環境の不衛生



UpToDate Contents

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和文文献

  • 同時性に脳転移およびVirchowリンパ節転移を認めた上行結腸癌の1例
  • 岡崎 充善,須藤 隆一郎,金山 靖代,野島 真治,善甫 宣哉
  • 山口医学 60(6), 231-235, 2011-12-31
  • … 意識障害改善目的に脳転移に対しラジオサージャリー施行し,術後意識清明となった.原発巣に対しては出血および閉塞予防目的に回盲部切除術を施行した.術後全身状態改善し,mFOLFOX6療法1クール施行したが,誤嚥性肺炎を合併し術後42日目(入院62日目)に永眠した.同時性脳転移・Virchowリンパ節転移の頻度はそれぞれ0.1%と稀であり,さらに肝・肺転移を伴わない脳転移を契機に発見された上行結腸癌の症例を経験した …
  • NAID 120003958775
  • 重症心身障害児(者) (特集 小児感染症2011 : 今どうなっているの?小児の感染症) -- (特殊な病態下における小児感染症の管理,最近の考え方は?)
  • 気管支鏡下に摘出した誤嚥薬剤による気管支異物の1例
  • 野崎 俊樹,青島 宏枝,池田 豊秀,前 昌宏,中野 清治
  • 気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 33(6), 431-434, 2011-11-25
  • … 物の報告は稀である.症例.78歳の男性で,潰瘍性大腸炎の治療目的に当院内科でプレドニゾロン,タクロリムス,メサラジン(アサコール^[○!R])の3剤による内服加療中であった.経過中,胸部X線にて浸潤影を認め,誤嚥性肺炎として抗生剤を投与した.翌日の胸部CT上,3つの異物を認め,緊急気管支鏡検査を施行した.薬剤(錠剤)は容易に観察可能であった.鰐口鉗子では把持困難であったが,スネア鉗子・バスケット鉗子により3錠全て …
  • NAID 110008896958

関連リンク

2009年6月16日 ... 誤嚥性肺炎は、脳卒中や全身麻痺、あるいは麻痺などの症状のない脳梗塞において、 神経伝達物質の欠乏によって、咳反射や嚥下反射の神経活動が低下して起こります( 資料1)。咳反射や嚥下反射が低下しますと、知らない間に細菌が唾液 ...
誤嚥性肺炎は,食物,液体,胃内容物または咽頭分泌物を誤嚥あるいは誤飲し,咳 反射などでこれを排除できないときに発生します. 嚥下障害の原因. 嚥下障害は,脳 血管障害,口腔・咽頭・喉頭疾患,食道疾患などにみられ,その結果,患者さんは低 栄養, ...

関連画像

図)誤嚥性肺炎の機序誤嚥性肺炎.png皆さんは「誤嚥性肺炎」って 誤嚥性肺炎goen-graph.gif誤嚥性肺炎一般的な誤嚥性肺炎発症の図


★リンクテーブル★
先読み吸引性肺炎
国試過去問101E013」「108F024」「105A005」「100B021
リンク元気管支肺炎」「嚥下性肺炎
関連記事肺炎」「誤嚥」「

吸引性肺炎」

  [★]

-誤嚥性肺炎
嚥下性肺炎


101E013」

  [★]

  • 次の文を読み、13~15の問いに答えよ。
  • 63歳の男性。意識障害のために搬入された。
  • 現病歴: 2か月前から表情がこわばり、口数が減り、動作も緩慢になった。食事量が減り、日本酒1合を毎晩飲む習慣がついた。休むと迷惑をかけると言って仕事には出ていたが、判断力が鈍り、効率が上がらず、ぐったりして帰宅する。妻が病院受診を勧めると、支払い額を気にしてためらう。20年前の仕事上での些細なミスを思い出して「取り返しのつかないことをしてしまった」とつぶやくことがあった。本日夕食後、妻が近くの親類宅まで出かけて1時間後に帰宅すると、奥の部屋で倒れていて、そばにビールの空き缶が1つと妻が時々用いる睡眠薬の空シート20錠分があった。シートの薬は長時間作用型のベンゾジアゼピン系睡眠薬であることが判明した。
  • 既往歴: 特記すべきことはない。
  • 生活歴: 高校卒業後、地方公務員としてまじめに勤務し、60歳で定年となってからは小企業で事務仕事に就き、同僚の信頼は篤かった。
  • 現症: 呼びかけに反応しないが、痛み刺激にかろうじて開眼する。体温36.9℃。脈拍64/分、整。血圧118/82mmHg。全身に外傷を認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部はほぼ平坦で、肝・脾を触知しない。
  • 生じる可能性が最も高いのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 101E012]←[国試_101]→[101E014

108F024」

  [★]

  • 89歳の女性。 1年前から Parkinson病のため療養病床に入院中である。 71歳でParkinson病を発症し、 86歳で Hoehn & Yahrの臨床重症度分類 5度となり、ベッド上の生活となった。 87歳で家族とのコミュニケーションも困難になった。 3か月前から食事量が減り誤嚥性肺炎を 2回起こしている。意思表示は困難であるが、家族の声かけにわずかに表情が緩むこともある。家族は献身的な介護を続けており、 1日でも長く生きてほしいと願っている。家族と今後の方針を話し合うことになった。胃瘻を含む経管栄養中心静脈栄養など人工的栄養補給の選択肢を説明した。
  • 家族が方針を決めるのを支援する際に、医師が伝える内容として適切なのはどれか。
  • a 「一旦方針を決定すると変更できません」
  • b 「これまでの本人の価値観を十分尊重してください」
  • c 「人工的栄養補給を行わないと安楽死とみなされます」
  • d 「最終的な方針決定には病院の倫理委員会の許可が必要です」
  • e 「いずれ死亡するので無駄な人工的栄養補給は行うべきではありません」


[正答]


※国試ナビ4※ 108F023]←[国試_108]→[108F025

105A005」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 105A004]←[国試_105]→[105A006

100B021」

  [★]

  • 呼吸器感染症と原因菌の組合せで誤っているのはどれか,
[正答]


※国試ナビ4※ 100B020]←[国試_100]→[100B022

気管支肺炎」

  [★]

bronchopneumonia
小葉性肺炎 lobular pneumonia、巣状肺炎 focal pneumonia
肺炎
  • 斑状、境界不明瞭な不透過陰影
  • 経気道的に気炎菌が侵入し、細気管支領域から肺胞を含む小葉領域に病巣を作る。


胸部のCT 第3版 p.327


嚥下性肺炎」

  [★]

aspiration pneumonia
誤嚥性肺炎

国試


肺炎」

  [★]

pneumonia pneumonitis

疫学

  • 日本の肺炎の受療率は人口10万対3、死亡率は人口10万対7。死因順位は第4位である。
  • 受療率・罹患率共に高齢になるに従い急激に増加し、85歳以上の男性では死因第2位、90歳以上の男性では死因第1位となる(ガイドライン1)。
  • 死亡者の95%以上が高齢者である。
年代と病原体
乳児 RSウイルス インフルエンザウイルス 肺炎球菌 インフルエンザ菌  
小児 RSウイルス インフルエンザウイルス 肺炎球菌 クラミジア・ニューモニエ マイコプラズマ・ニューモニエ
青年期 肺炎球菌 インフルエンザ菌 マイコプラズマ・ニューモニエ    
成人 肺炎球菌 インフルエンザ菌      
高齢者 肺炎球菌 インフルエンザ菌 レジオネラ・ニューモニエ インフルエンザウイルス  

日本における肺炎の年齢階級別受療率と死亡率(人口10 万対,2002 年)

ガイドライン1 2004 年「国民衛生の動向」 改変
  年齢階級 総数 15~ 25~ 35~ 45~ 55~ 65~ 75~ 85~ 90~
19 29 39 49 59 69 79 89  
受療率 外来 6 3 4 3 3 6 7 14 21 21
入院 19 2 3 2 3 7 21 86 309 489
死亡率 男性 76.4 0.5 0.5 1.5 4.6 15.2 69.2 339 2087 4317
女性 62.7 0.3 0.5 0.9 1.9 5.6 22.4 144 934 2291
総数 69.4 0.4 0.5 1.2 3.2 10.3 44.6 249 1291 2787

分類

発症の場

  • 市中肺炎:上気道のウイルス感染後に多い。

原因

病理

  • 上気道から連続的に下気道へ、あるいは、直接下気道に及んでいる。炎症は上皮に包まれた管腔内
  • 間質性肺炎は、肺の実質や間質に炎症が存在

ガイドライン

  • 1. 成人市中肺炎診療ガイドライン





誤嚥」

  [★]

accidental ingestion, foreign bodyaspiration, aspiration
誤飲


概念

  • 外来異物が気道に入ったもの。

症候

  • 咳込む、唾液が出る

参考

  • 1.
[display]http://www.jsps.gr.jp/05_disease/gi/frgnbdy.html
  • 2.
[display]http://www.dokkyomed.ac.jp/dep-k/ped_surg/texts/t_fb.htm
  • 3. 誤嚥性肺炎について
分かりやすい
[display]http://www.geocities.jp/pressure_ulcer/sub529.htm



炎」

  [★]

  • n.
  • comb form.
  • (炎症の接尾辞)itis
炎光炎症




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