被殻

出典: meddic

putamen (KH)
内包錐体路



臨床関連


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/03/07 20:42:50」(JST)

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和文文献

  • パーキンソン病に対する遺伝子治療(<特集>最新のニューロモデュレーション)
  • 藤本 健一
  • 脳神経外科ジャーナル 20(2), 87-92, 2011-02-20
  • … 試験で安全性が確認され, 第II相試験が開始された.次に神経栄養因子(GDNF)に類似したneurturin遺伝子を被殻に導入し, ドパミン細胞の変性予防が試みられた.第I相試験では著効したが, 第II相試験ではプラセボとの間に優位差が認められなかった.残り2つはドパミン合成酵素(TH, AADC, GCH)の酵素遺伝子を被殻に導入してドパミンを合成させる方法である.3つの遺伝子を導入すれば自動的にドパミンが合成され …
  • NAID 110008441005
  • 症例報告 来院時に両側被殻,左視床出血,右中大脳動脈領域の梗塞の合併が判明した1例
  • 柳川 洋一,藤田 基資,西 紘一郎
  • 防衛衛生 58(1・2), 13-16, 2011
  • NAID 40018771855

関連リンク

線条体という名称は、ヒト線条体の尾状核と被殻が内包(大脳新皮質や視床からの軸索線維の束であり白質)によって分断される場所で、互いに連絡している部分が線条 として見えることから命名されました 。 線条体は、運動系機能 ...
※前のページ「脳出血の種類と症状①」の続きです↓ 脳出血は、脳の出血する場所により、「被殻出血(ひかく しゅっけつ)」、「視床出血(ししょう しゅっけつ)」、「皮質下出血(ひしつか しゅっけつ)」、「脳幹出血(のう ...
世界大百科事典 第2版 - 被殻の用語解説 - 尾状核,被殻,淡蒼球,扁桃体,前障の総称名。大脳の灰白質は表層の大脳皮質と深部の大脳基底核とに大別される。

関連画像

被殻出血 ( 水色 の部分:最も 被殻 (putamen)高血圧性脳出血に好発部位が


★リンクテーブル★
先読み内包」「錐体路
国試過去問103B005」「108B009」「078B050
リンク元不随意運動」「尾状核」「線条体」「大脳基底核」「前外側中心動脈
拡張検索被殻出血
関連記事

内包」

  [★]

internal capsule (KH)
capsula interna
内嚢


  • 図:KL.751(体部位局在)

内包

  • 尾状核と被殻+淡蒼球の間を、白質からなる包みである内包が隔てている (PT.112)
  • 内包は外側のレンズ核と内側の尾状核および視床との間にある、大きい線維束の集団で、その大部分は下方に集まって大脳脚に移行する。内包は大脳半球の水平断は広く開いたV字形を呈し、その尖端が内側方に向かう。これに前脚、膝および後脚の3部が区別される。内包では種々の長い上行性ならびに下行性の投射路が密集して通過し、しかもここはしばしば出血を起こしやすい所である(脳出血) (http://web.sc.itc.keio.ac.jp/~funatoka/cerebrum/cerebrum8c.html)

体性局在

  • 内包には体性局在があり、内包膝から内包後脚に向かって、頭、上肢、下肢の順に皮質延髄・脊髄路が配列している。(B L-18 CNUR.296)

血管



錐体路」

  [★]

pyramidal tract
tractus pyramidalis
錐体外路下行性伝導路、錐体路徴候
皮質脊髄路corticospinal tract皮質核路 tractus corticonuclearis
  • 大脳の運動野にあるBetzの巨大錐体細胞などから起こり、内包の膝と後脚の前半部を通過し、大脳脚の中央1/3を通り、胸腹側部を経て脊髄腹側に錐体として出現。さらに下降する際は大部分の線維は錐体交叉で対側に写り脊髄側索の背側半を外側皮質脊髄路となって下降していく。

皮質核路

  • 中心前回→内包(膝)→大脳脚→交叉→脳神経核

皮質脊髄路

  • 中心前回→内包(後脚前部)→大脳脚→
錐体交叉→側索 (外側皮質脊髄路) 対側
→→→→→前索 (前皮質脊髄路)  同側



103B005」

  [★]

  • 頭部単純MRIのT1強調正中矢状断像を以下に示す。組合せで正しいのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 103B004]←[国試_103]→[103B006

108B009」

  [★]

  • 脳の前額断面写真 (別冊 No. 1)を別に示す。長方形で囲まれた部位はどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 108B008]←[国試_108]→[108B010

078B050」

  [★]

不随意運動」

  [★]

involuntary movement IVM
不随意筋


不随意運動と大脳基底核との関連

  大脳基底核の障害との関連 特徴 好発部位 代表疾患
振戦 tremor 黒質 律動的な振動運動 指、手 Parkinson病
本態性振戦
舞踏病様運動 choreiform movement 尾状核 不規則で、目的のない、非対称性運動
[show details]
顔面、四肢 Huntington舞踏病
バリズム ballism/ballismus 視床下核 舞踏様病の一種。運動はより急速、粗大、持続性。四肢の抹消よりも体幹に誓い部分に強く起こり、上下肢を投げ出すよう激しい運動
[show details]
四肢 視床下核 Juys体の出血・梗塞
アテトーゼ athetosis 赤核被殻淡蒼球 舞踏病よりゆっくりで、持続性のある運動。舞踏病に比べ一定の運動。虫が這うような運動。
[show details]
手・指 脳性麻痺
CO中毒
レンズ核障害
ミオクローヌス myoclonus 赤核 1つまたは多くの筋の短時間の不随意な収縮。関節や四肢の強い運動を伴わないのが原則
[show details]
全身・局所 Creutzfeldt-Jakob病
Ramsay Hunt症候群
てんかん
リピドーシス
ミトコンドリア脳筋症
痙攣 cramp/convulsion   筋肉が不随意に,激しく攣縮する状態    
ジストニー dystonia   異常姿勢。筋緊張の亢進で異常な姿勢となり、体幹の捻転、胸郭の傾斜、頚の捻転、肘の過伸展、手首の過屈曲、指の過伸展などを呈する。
[show details]
体幹・近位筋 捻転ジストニー
チック tic   顔、頚部、肩などに起こる、比較的急激で、繰り返して起こる運動
[show details]
顔面 てんかん
緊張



尾状核」

  [★]

caudate nucleus (B)
nucleus caudatus
大脳基底核線条体レンズ核



発生学的に同一の灰白質から発生するが、内包の発達により被殻尾状核が分断される。被殻尾状核との間には線条の灰白質連絡が残るため、これらを合わせて線条体と呼ぶ (KL.753)

ニューロン

GABAとアセチルコリンのバランスが重要 → くずれると錐体外路症候群(パーキンソン病、パーキン粗にズム)
  • GABA作動性ニューロン
  • アセチルコリン作動性ニューロン
線条体内の伝達に用いられる?

大脳皮質・大脳基底核ループ回路

入力

出力



線条体」

  [★]

corpus striatum (N,B), striatum (KL), striate body
新線条体
淡蒼球=古線条体大脳基底核



解剖

機能

  • 大脳皮質-基底核ループを構成
大脳皮質と黒質から入力を受けて出力を淡蒼球と黒質とに送り、視床を介して大脳皮質に戻る回路

線維連絡

入力線維

出力線維


疾患関連


大脳基底核」

  [★]

basal ganglion, (pl.)basal ganglia, cerebral basal nuclei (KL)
nuclei basales
大脳核 nuclei cerebri基底核 basal nucleus



  • 参考:PT.112, SP.381

解剖

機能

  • 大脳皮質とともに運動計画、運動開始、作業手順に関係している。
  • 連続運動の相対強度や方向を制御する。
  • 目的に沿って多くの運動を並列的に遂行させたり、遂行の順序を決めることによって、大の皮質による複雑なパターンの筋運動の企画と制御を助ける。
  • 運動の学習、特に運動手続きの学習と記憶に重要な役割を果たす。

大脳基底核の回路

  • 入力
  • 出力

直接路 (SP.376)

間接路 (SP.377)

障害

  • ある種の不随運動を抑制できない。
  • 急速な随意運動が実行不能となる。



前外側中心動脈」

  [★]

anterolateral central artery (N)
レンズ核線条体動脈 lenticulostriate artery (KH)
外側線条体動脈 lateral striate artery, 内側線条体動脈 medial striate arteryシャルコー脳出血動脈ウィリス動脈輪
  • 図:N.134

由来

走行

前外側中心動脈

  • 最近の教科書では
前外側中心動脈=外側線条体動脈 lateral striate artery内側線条体動脈 medial striate artery

参考

  • 1.
[display]http://www4.ocn.ne.jp/~etrt/15yms.htm
  • 2.
[show details]


  • A.Lと略されている


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.


被殻出血」

  [★]

putaminal hemorrhage
被殻血腫 putaminal hematoma、外側型脳内血腫 lateral type of intracerebral hematoma
被殻高血圧性脳出血脳出血


概念

  • 大脳深部のレンズ核線条体動脈外側枝で起こる脳出血
  • 脳出血のうちもっとも頻度が高い(被殻出血40%>視床出血30%>橋出血10%>小脳出血10% (YN.J-87))

症候

  • 血腫、脳浮腫による頭蓋内圧亢進? → 意識障害、頭痛
  • 血腫 → 内包、皮質を圧迫・障害。脳室穿破
  • 内包障害:片麻痺 ← 最初は痙性のこともあるが、内包後脚が破壊されると弛緩性になる
  • 皮質障害:
  • 脳室穿破:意識障害増強、

治療

脳出血に共通

  • 内科的治療:(急性期)気道確保(意識障害→舌根沈下??)・酸素投与(脳浮腫対策)、降圧薬、グリセロール(脳浮腫対策)
  • 外科的治療:血腫除去が適応

被殻出血の治療

  • 長径3cm以内では保存的治療
  • 長径3cm以上で、脳室内出血がないか軽度な場合に血腫除去を行う。

参考

  • 1. 脳卒中治療ガイドライン2009
[display]http://www.jsts.gr.jp/jss08.html

国試



殻」

  [★]

shellcluster、(植物)hull
外皮クラスタクラスタークラスター形成シェル集団群れ密集クラスター化




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