虫垂

出典: meddic

vermiform appendix (Z), appendix (Z)
appendix vermiformis, processus vermiformis
虫様突起 vermiform process, appendice vermiculaire、虫様垂 vermiform fold Wurmfortsazfalte, pli vermiculaire
盲腸




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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/12 11:06:29」(JST)

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和文文献

  • 急性虫垂炎に併発した化膿性脊椎炎の一例
  • 矢野間 透,福地 稔,鈴木 雅貴,山岸 純子,田部 雄一,深澤 孝晴,桐山 真典,堀内 克彦,湯浅 和久,内藤 浩
  • The Kitakanto medical journal 61(2), 254-255, 2011-05-01
  • NAID 120003272624
  • 虫垂膀胱瘻が疑われた一例
  • 中嶋 仁,狩野 臨,曲 友弘,小倉 治之,黒澤 功
  • The Kitakanto medical journal 61(2), 240-240, 2011-05-01
  • NAID 120003255626

関連リンク

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - 虫垂の用語解説 - 虫様突起ともいう。結腸の始部には盲腸があるが,虫垂は多くの場合その下端の内後側壁に付着している。しかし,位置は個人的に非常に差がある。長さ6~8cm,幅 0.5~1.0cmの ...
「虫垂炎」といえば、一般に「盲腸(炎)」と呼ばれる手術の対象になることが多い腹部救急疾患です。虫垂は、虫垂炎など悪さをするわりには有用な働きがないものとして、長年「無用の長物」の扱いを受けてきました。しかし ...

関連画像

虫垂切除術について小腸ー空腸と回腸について小腸 蠕動 運動 大腸菌 虫垂 虫垂描出のポイント(一般的な 画像 虫垂 top 虫垂 に 関 する 虫垂はここにあります。


★リンクテーブル★
先読みappendix
リンク元消化器系」「大腸」「盲腸」「二次リンパ器官」「虫垂動脈
拡張検索急性虫垂炎」「虫垂炎

appendix」

  [★]

WordNet   license wordnet

「a vestigial process that extends from the lower end of the cecum and that resembles a small pouch」
vermiform appendix, vermiform process, cecal appendage

WordNet   license wordnet

「supplementary material that is collected and appended at the back of a book」

PrepTutorEJDIC   license prepejdic

「(本・論文などの)付録,補遺,追加 / 虫様突起」


消化器系」

  [★]

digestive system (Z), alimentary system
消化システム
消化管


筋層構造

  • 外側の層は縦筋層であり、内側の層は輪筋層である傾向にあるが、胃のみ内側の層が斜筋である。
器官
食道 輪筋層   縱筋層
噴門部 斜筋層 輪筋層 縱筋層
胃体部 斜筋層 輪筋層 縱筋層
幽門部 斜筋層 幽門括約筋 縱筋層(発育悪)
十二指腸 輪筋層   縱筋層
空腸 輪筋層   縱筋層
回腸 輪筋層   縱筋層
結腸 輪筋層   結腸ひも
直腸 輪筋層   縱筋層
肛門管 内肛門括約筋   線維弾性板
虫垂 輪筋層   縦筋層

組織

上皮の移行

層構造 1 2 3 4 5 6
器官 単層扁平上皮 単層立方上皮 単層円柱上皮 角化重層扁平上皮 非角化重層扁平上皮 上皮表層の構成細胞 粘膜固有層 腺の構成細胞 粘膜筋板 粘膜下組織
(大抵、粗結合組織)
筋層 漿膜(結合組織+単層扁平上皮)
外膜(結合組織のみ)
食道           食道噴門腺
(咽頭付近と胃付近に局在)、粘液腺
粘液細胞
(スムーズに食べ物を流す)
縱層
(縦走筋のみ)
固有食道腺(粘液腺、管状胞状、ペプシノーゲン、リゾチーム) 内輪筋層
外縱筋層
(食道上1/3:骨格筋、食道中1/3:骨格筋、平滑筋、食道下1/3:平滑筋)
外膜(横隔膜まで)
漿膜
噴門部         胃表面上皮細胞(杯細胞なし) 噴門腺、浅い胃小窩 胃表面上皮細胞
頚粘液細胞
幹細胞
内分泌細胞
壁細胞
内輪層
外縱層
(最外輪層)
内斜筋層
中輪筋層
外縱筋層
漿膜
胃体部         胃表面上皮細胞(杯細胞なし) 固有胃腺
(管状腺)
胃表面上皮細胞
頚粘液細胞
壁細胞
幹細胞
主細胞
内分泌細胞
内輪層
外縱層
(最外輪層)
内斜筋層
中輪筋層
外縱筋層
漿膜
幽門部         胃表面上皮細胞(杯細胞なし) 幽門腺、深い胃小窩 胃表面上皮細胞
頚粘液細胞
壁細胞
幹細胞
内分泌細胞
内輪層
外縱層
(最外輪層)
内斜筋層
中輪筋層(幽門括約筋)
外縱筋層(発育悪)
漿膜
十二指腸     ○(杯細胞)     吸収上皮細胞
杯細胞(ムチンノーゲン分泌)
内分泌細胞
M細胞
腸腺 吸収上皮細胞
杯細胞
幹細胞
内分泌細胞
パネート細胞
内輪層
外縱層
ブルンネル腺
(分枝管状胞状腺、アルカリ性の粘液、ウロガストロン産生)
内輪筋層
外縱筋層
漿膜
外膜(下行部、水平部, see ムーアp143)
空腸     ○(杯細胞)     吸収上皮細胞
杯細胞(ムチンノーゲン分泌)
内分泌細胞
M細胞
腸腺 吸収上皮細胞
杯細胞
幹細胞
内分泌細胞
パネート細胞
内輪層
外縱層
内輪筋層
外縱筋層
漿膜
回腸     ○(杯細胞)     吸収上皮細胞
杯細胞(ムチンノーゲン分泌)
内分泌細胞
M細胞
腸腺、パイエル板 吸収上皮細胞
杯細胞
幹細胞
内分泌細胞
パネート細胞
内輪層
外縱層
内輪筋層
外縱筋層
漿膜
結腸     ○(杯細胞)     吸収上皮細胞
杯細胞(ムチンノーゲン分泌)
内分泌細胞
腸腺 吸収上皮細胞
杯細胞
幹細胞
内分泌細胞
内輪層
外縱層
内輪筋層
外縱筋層は結腸ひもを構成
漿膜と外膜
(上行、下行は後腹膜に密着。横行とS字は間膜?)
直腸     ○(杯細胞)     吸収上皮細胞
杯細胞(ムチンノーゲン分泌)
内分泌細胞
浅い腸腺 吸収上皮細胞
杯細胞
幹細胞
内分泌細胞
パネート細胞
内輪層
外縱層
内輪筋層
外縱筋層
外膜
肛門管       肛門柱、肛門周囲腺、肛門においては毛包と脂腺   内輪層
外縱層
内外痔静脈叢 内輪筋層(内肛門括約筋を形成)
外縱筋層
(線維弾性板に移行)
外膜
虫垂     ○(杯細胞)     吸収上皮細胞
杯細胞
内分泌細胞
浅い腸腺、リンパ小節 吸収上皮細胞
杯細胞
幹細胞
内分泌細胞
パネート細胞
内輪層
外縱層
リンパ小節、脂肪細胞 内輪筋層
外縱筋層
漿膜



大腸」

  [★]

large intestine (Z)
intestinum crassum


小腸と比べたときの大腸の特徴 (M.149)

  1. 結腸ヒモという縦走筋繊維からなる3本の太い帯を有する
  2. 結腸膨起という結腸ヒモの間の膨らみを有する
  3. 腹膜垂という脂肪の塊を含む
  4. 内径は小腸よりも大きい

大腸を構成する部位

  1. 盲腸
  2. 結腸(上行結腸横行結腸下行結腸S状結腸)
  3. 直腸
  4. (虫垂)

生理

 1)膨起性往復運動 haustralshuttling movement
 2)(単一)膨起性移送運動 segmentalhaustralpropulsion
 3)多膨起性移送運動 multihaustralpropulsion
  1) 2)により内容物のゆっくりした移動(5cm/hr)
   → 48hrで上行結腸よりS状結腸へ
 4)総蠕動mass movement(mass peristalsis,maSS PrePulsion)
    1-3回/日、強い蠕動→結腸内容物が直腸へ移動(→排便誘発)
 5)収縮回数:直腸 > S状結腸 のため内容物はS状結腸へ移動
   (通常は、直腸に内容物(-))
 6)胃大腸反射 gastro-colonic reflex
  小腸大腸反射 ileo-colonic reflex:胃、小腸に内容物-→結腸に総蠕動(+)

*排便
1)解剖
①内肛門括約筋internalanal
②外肛門括約筋externalanal
sphincter---平滑筋
sphincter山-一横紋筋

2)排便のメカニズム
i)総蠕動一糞便直腸へ
ii)直腸内圧〉20Ⅷ舶g ⇒ 直腸壁伸展⇒ 仙髄排便中枢(S2-4)
  ⇒  ①高位中枢(便奇形成)
      ②排便反射defecation reflex
           内肛門筋弛緩
           外肛門筋収縮(一過性)
          直腸蠕動運動(⇒内圧をさらに高める)
iii) 内圧45-55mmHg以上
    内容物200ml以上
    便意による排便動作 外肛門筋弛緩
               腹筋、横隔膜収縮


盲腸」

  [★]

cecum (Z), typhlon
ceacum (Z)
結腸回腸虫垂
  • 盲腸には腸間膜がない
  • 盲腸の背側には盲腸後陥凹があり、盲腸ヒダでつなぎ止められるのみで比較的自由に持ち上げることができる、と思う。
cecum


二次リンパ器官」

  [★]

secondary lymphoid organs (Z)
peripheral lymphoid organ
一次リンパ器官


虫垂動脈」

  [★]

appendicular artery (M)
  • 図:N.273

由来

走行


Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.


急性虫垂炎」

  [★]

acute appendicitis
appendicitis acuta
虫垂炎腹痛


身体所見

  • 圧痛点:

虫垂炎、身体診察のの感度、特異度

         SEN、SPE 
psoas sign   :16%、95%
ブルンベルグ徴候:63%、69%  (*1)
heel drop sign:93%


症状

  • 腹痛
  • 発熱
  • 嘔吐


検査

  • 血液検査
  • 腹部単純X線検査
  • 腹部超音波検査
  • 腹部CT検査


鑑別疾患

  • 消化器系:憩室炎、クローン病、大腸癌、stump appendicitis、結腸垂捻転・結腸垂炎
  • 泌尿器系:尿路結石(膀胱尿管移行部の右尿管結石)、精巣捻転
  • 婦人科系:骨盤内炎症疾患、卵巣出血、子宮外妊娠、付属器炎、子宮内膜症、(妊婦)切迫流産、絨毛膜羊膜炎、常位胎盤早期剥離

診断

  • Alvaradoスコア「MANTRELS」:7点以上で虫垂炎疑い
M migration of pain 心窩部・臍傍部から右下腹部への痛みの移動 1
A anorexia 食欲不振 1
N nausea 嘔気嘔吐 1
T tenderness in RLQ 右下腹部圧痛 1
R rebound tenderness 反跳痛 2
E elevated temperature 37.3℃以上の発熱 1
L leukocytosis WBC>1万/μl, 白血球増多 2
S shift of WBC 白血球の左方移動 1

治療

カタル性、化膿性・蜂窩織炎性、壊疽性それぞれに合わせた治療を行う。
  • 腹膜刺激症状があればほぼ緊急開腹手術となる。

国試

参考

  • 1. 虫垂炎の診断
[display]http://rockymuku.sakura.ne.jp/syoukakinaika/tyuusuiennnosinndann.pdf


虫垂炎」

  [★]

appendicitis, APP
急性虫垂炎、慢性虫垂炎

徴候

妊娠に合併した虫垂炎

YN.A-59
  • 治療:開腹手術が原則。妊娠中に使用できる抗菌薬は限定されており、重症化しやすく、また腹膜炎が子宮に及ぶと流早産を惹起するためである。
  • 重症化しやすい理由:診断の遅れ。妊娠時には盲腸が子宮により押し上げられ、マックバーニー点が上方に移動しかつ腹壁から遠ざかる結果、圧痛点が分かりづらくなり腹壁症状が目立たなくなる。また、妊娠時には便秘、食思不振、悪心・嘔吐、白血球増多がみられるため、虫垂炎の症状がマスクされる。さらに、虫垂が移動することにより大網による被包化が起こりにくくなり、汎発性腹膜炎になりやすい。






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