薬剤性高プロラクチン血症

出典: meddic

drug-induced hyperprolactinemia



UpToDate Contents

全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.

和文文献

  • 3.プロラクチン産生腫瘍の診断と治療
  • 高野 幸路
  • 日本内科学会雑誌 103(4), 841-848, 2014
  • … プロラクチン産生腫瘍をふくむ多くの間脳,下垂体疾患において女性では月経周期の異常や無月経が起こるので,月経についての問診は重要である.高プロラクチン血症の原因として最も多いのは薬剤性高プロラクチン血症である.また,妊娠による高プロラクチン血症など,鑑別診断は重要である.鑑別診断をよく理解するためには,生理的なプロラクチン分泌の調節機構の知識が必須である.本稿ではこれを略述し …
  • NAID 130005061031
  • 薬剤性高プロラクチン血症が原因と考えられた男性不妊症の1例
  • 竹島 徹平,黒田 晋之介,小林 将貴 [他],加藤 喜健,湯村 寧,野口 和美,岩崎 晧
  • 泌尿器科紀要 = Acta urologica Japonica 59(1), 65-67, 2013-01
  • A 46-year-old man complaining of infertility was referred to our hospital. He was diagnosed with oligozoospermia, asthenozoospermia and hyperprolactinemia probably induced by sulpiride for depression, …
  • NAID 120005241420
  • 1 Aripiprazole上乗せにより薬剤性高プロラクチン血症が改善した統合失調症の2例(I.一般演題,平成21年度新潟精神医学会)
  • 橘 輝,井上 絵美子,湯川 尊行,大塚 道人
  • 新潟医学会雑誌 124(9), 519-519, 2010-09
  • NAID 120005457674

関連リンク

すなわち、視床下部は下垂体にブレーキをかけることによってプロラクチンの産生を コントロールしています。このブレーキがいろんな理由によってうまくかからないと高 プロラクチン血症が生じます。 2) 薬剤性高プロラクチン血症 薬剤のなかにはドーパミン を抑える ...
薬剤性. 降圧薬. レセルピン. αメチルドパ. カルシウムチャネル拮抗薬. 経口避妊薬. オピオイド類. 向精神薬(例,フェノチアジン類,三環系 ... しかし,高プロラクチン血症の 女性の一部では, エストロゲン 産生は正常で,アンドロゲン過剰の徴候が観察されて いる。

関連画像


押しても画像が表示されない場合はサーバが混雑しています。2週間ほどあけて、再度押下してください。


★リンクテーブル★
関連記事プロラクチン」「薬剤」「」「薬剤性」「プロ

プロラクチン」

  [★]

prolactin (Z), PRL, lactotrophic hormone (Z)
ホルモン下垂体前葉ホルモン


分類

性状

  • ペプチド
  • 199 aa., 198aa 21.5kDa(HIM.2204)
  • 成長ホルモン、hPL(human placental lactogen)に構造が似る → common GH-PRL-hPL precursor gene on chromosome 6

産生組織

  • 下垂体前葉:lactrope(20%を占める)で産生される。lactropeはsomatotropeと同じ前駆細胞に由来するので、GHとPRLを産生する線種もある。lactropeのpopulationはエストロゲンの影響下にあって、また妊娠のlast two trimestersおよび授乳期の最初の2,3ヶ月に過形成が起こる。(HIM.2204)
  • わずかに下記組織で産生される (SP.888)
  • 胎盤脱落膜細胞、リンパ球、視床下部神経細胞

標的組織

生理作用

プロラクチンの生理作用はエストロゲンにより阻害される(SP.888) ← 分娩後に初めて乳汁産生が起こる
  • 乳汁産生促進

HIM.2204

  • プロラクチンは乳汁分泌を維持し、生殖機能を低下させ、性的衝動を減退させる。
  • これらの機能は、母体の乳汁分泌を持続し妊娠によって中断しないことを確実にすることにかなう。
  • プロラクチンは視床下部のGnRHや下垂体でのGnHの分泌を抑制し、男女ともに視床下部のステロイド合成を減少させる。
  • 卵巣では、卵胞形成を阻止し、顆粒層細胞のアロマターゼ活性を抑制し、低エストロゲン症と無排卵をきたす。
  • プロラクチンは黄体退縮作用を持ち、月経周期の黄体周を短縮させ、あるいは不十分にする。
  • これらのホルモンの変化により性欲が減退し、生殖力が低下する。

作用機序

分泌調節

  • プロラクチンの分泌制御はユニークであり、ドパミンによるD2受容体を介した抑制を受ける。
  • プロラクチンは視床下部に対して抑制的に作用し、間接的に下垂体前葉からのプロラクチン放出が抑制される (短環フィードバック)
  • 視床下部からドーパミンが放出され、下垂体前葉に対し抑制的に作用する。

SP.889改変

分泌促進 分泌抑制
吸乳
エストロゲン
妊娠
睡眠
ストレス
プロラクチン放出因子
セロトニン作動薬
ドーパミン受容体遮断薬
TRH
ドーパミン受容体作動薬
プロラクチン

HIM.2204

  • パルス状に分泌
  • REM睡眠時に分泌↑  ← 成長ホルモンと似ている?
  • 血中濃度のピークは朝方(4-6時)で、30ng/ml
  • 半減期は50分

妊娠・出産との関連

  • 授乳する場合、出産後3-4ヶ月かかって緩やかに下降。 → 同時期の月経再開と関連

基準値

検査の本?

  • 小児(10歳まで) 1.2-12ng/ml
  • 成人女性 1.5-15ng/ml
  • 成人男性 1.5-10ng/ml
  • 高齢者(70歳以上) 1.2-15ng/ml
  • 以上、WHO 1st IRP-PRL(75/504)を標準品とした値。なお、妊婦、産褥期には高値となりこの基準値はあてはまらない

HIM.2204

  • 10-25 ng/ml (女性)
  • 10-20 ng/ml (男性)

検査

臨床関連


薬剤」

  [★]

drugagentpharmaceutical preparationmedicine
薬物作用薬ドラッグ媒介物病原体麻薬薬物代理人医薬品薬品


症」

  [★]

sis, pathy
  • 検査や徴候に加えて症状が出ている状態

薬剤性」

  [★]

drug-induced
薬物性薬剤誘発薬物誘発


プロ」

  [★]

pro




★コメント★

[メモ入力エリア]
※コメント5000文字まで
ニックネーム:
コメント:




表示
個人用ツール


  meddic.jp

リンク
連絡