臭化カリウム

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potassium bromide


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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/12/14 20:44:03」(JST)

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和文文献

  • トピラマートの有効であったacute encephalitis with refractory,repetitive partial seizuresの1慢性例
  • 三宅 進,杉峯 貴文,佐藤 潤,遠藤 千恵
  • てんかん研究 28(3), 422-426, 2011
  • … 痙攣は難治でカルバマゼピン、フェニトイン、バルプロ酸、臭化カリウム、ジアゼパム隔日投与を行ったが、発作は1カ月に6〜12回生じていた。 …
  • NAID 130000420319
  • 症例報告 臭素疹の1例
  • 洞口 由香,吉田 亜希,赤坂 俊英
  • 臨床皮膚科 64(1), 25-27, 2010-01
  • NAID 40016945438

関連リンク

臭化カリウム(しゅうかカリウム、英: potassium bromide)は化学式 KBr で表される カリウムの臭化物である。水酸化カリウムと臭化水素の中和反応によって生成する。 水溶液は中性で、カリウムイオンと臭化物イオンに電離している。常温常圧では無色の 固体で ...

関連画像

臭化カリウム』の画像を検索 ・抗不安剤 臭化カリウム 臭化カリウム臭化カリウム. で Tianjin Yinlida 臭化カリウムも塩化ナトリウム 純度: 99%の臭化カリウムCAS: 7758

添付文書

薬効分類名

  • 鎮静剤・抗てんかん剤

販売名

臭化カリウム「ヤマゼン」

組成

  • 本品1g中、日本薬局方臭化カリウム1gを含有する。

禁忌

  • (1)本薬又は臭素化合物に対して過敏症の既往歴のある患者。
  • (2)腎機能障害のある患者〔血中濃度の上昇を招き中毒を起こすおそれがある〕。
  • (3)脱水症、全身衰弱のある患者〔体液量の少ない患者では血中濃度が上昇し、中毒を起こすおそれがある〕。
  • (4)器質的脳障害、うつ病の患者〔臭素中毒が潜在していることがあり、また、本薬に対する感受性が亢進している場合があるので中毒を起こすおそれがある〕。
  • (5)緑内障の患者〔臭化カリウムの体内動態及び血圧に対する作用は塩化ナトリウムに類似し、かつ体液中濃度は総ハロゲン量として平衡しているので、眼圧を上昇させて症状を更に悪化させるおそれがある〕。
  • (6)低塩性食事を摂取している患者〔臭化カリウムの体内動態は塩化ナトリウムに類似し、かつ体液中濃度は総ハロゲン量として平衡しているので、吸収が促進され、血圧上昇、中毒を起こすおそれがある〕。

効能または効果

  • ・不安緊張状態の鎮静、小児の難治性てんかん
  • 臭化カリウムとして、通常、成人1回0.5〜1gを1日3回経口投与する。
  • なお、年令、症状により適宜増減する。

慎重投与

  • (1)肝障害又はその既往歴のある患者〔肝障害を悪化又は再発させる恐れがある〕。
  • (2)小児〔中毒を起こしやすい「重要な基本的注意(2)」の項を参照〕。
  • (3)妊婦・授乳婦〔「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項を参照〕。

薬効薬理

  • 少量ではその作用は著明でなく、健康なヒトでは1回0.5g程度では認めるべき作用はない。
  • しかし、生体内で臭素イオンを遊離し、大脳皮質の知覚並びに運動領域の興奮を抑制し、知覚過敏が消失し、弱い安静・倦怠感を促し、就眠を容易にする。
  • 4〜8gの大量になると、この効果が強くなるが、クロラールと異なり直接的な催眠薬ではなく、その鎮静作用で就眠を容易にするだけである。
  • カンフル、コカイン等の大脳刺激興奮薬に拮抗作用を持つ。しかし、ストリキニーネけいれんのような脊髄性興奮又は動物の反射機能には作用は弱い。
  • このように本薬は特徴ある持続性の大脳皮質の中枢神経抑制薬である。大量に服用させると胃粘膜を刺激し、圧感、温感等を感じる。

有効成分に関する理化学的知見

一般名

  • 臭化カリウム(Potassium Bromide)

分子式

  • KBr

分子量

  • 119.00

性状

  • 本品は無色又は白色の結晶、粒又は結晶性の粉末で、においはない。本品は水又はグリセリンに溶けやすく、熱エタノール(95)にやや溶けやすく、エタノール(95)に溶けにくい。


★リンクテーブル★
関連記事カリウム」「臭化

カリウム」

  [★]

potassium
K+
高カリウム血症低カリウム血症腎 Kと酸塩基平衡の異常
  • 植物の灰(pot-ash)が由来らしい
  • アルカリ金属
  • 原子番号:19
  • 原子量:39.10

カリウム濃度を調節する要素

PT.481-482
  • 血液のpH
血中K+が細胞内、細胞内H+が細胞外へ移動→低カリウム血症、K排泄↑
血中H+が細胞内、細胞内K+が細胞外へ移動→高カリウム血症、K排泄↓
  • 接合尿細管、集合管でK排泄↑
レニン・アンジオテンシン系の亢進 or 細胞外K+濃度の上昇 のいずれかにより副腎皮質からアルドステロンが放出される
Na/H交換体、Na-K-2Cl共輸送体、Na/K-ATPaseを活性化。
  • β2受容体を介してKの取り込みを促進。Na-Kポンプの活性化による。

例外

水・電解質と酸塩基平衡 改訂第2版 p.153
  • 水素イオンと共に投与される陰イオンが細胞内に移行しうる場合、電気的中性は保たれるのでカリウムイオンは細胞外に移動しない。
  • (細胞内に移行する)乳酸イオン、酢酸イオン  ⇔ (細胞内に移行しない)塩素イオン

基準値

LAB
  • 3.4-4.5 mEq/l

パニック値

出典不明
  • 6 mEq/l(外来)
  • 7 mEq/l(入院)

尿細管での再吸収・分泌

QB.E-128
  • 再吸収  :近位尿細管、ヘンレループ
  • 分泌・吸収:集合管(QB.E-128)、遠位尿細管(QB.E-130)、皮質集合管の主細胞(参考1)

調節するファクター

  • 1. アルドステロン
  • 2. 集合管に到達するナトリウムイオン:集合管では能動的にナトリウムが再吸収されるが、電気的中性を保つために受動的にカリウムが管腔側に移動する。(参考1)

臨床関連

  • 尿中カリウムの異常
  • 低カリウム血症
  • 尿中カリウム < 20mEq/L:腎外性喪失
  • 尿中カリウム > 40mEq/L:腎性喪失

参考1

  • 1. [charged] Pathophysiology of renal tubular acidosis and the effect on potassium balance - uptodate [1]




臭化」

  [★]

bromidebromo
臭化物ブロミドブロモブロマイド




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