- 英
- prolapsed umbilical cord, umbilical cord prolapse, prolapse of the umbilical cord
- ラ
- dessus funiculi umbilicalis
- 関
- 臍帯
疫学
- 頭位：0.2-0.3%、骨盤位：5%、横位：1% (NGY.459)
成因
- 破水後に臍帯が先進部と骨盤入口面・産道の間を通過するために生じる。
原因
徴候
- NGY.459
- 破水と同時に激しい胎動と著明な心拍数の低下
- 胎便による羊水の混濁を見る
検査
- 胎児心拍数図：高度変動一過性徐脈、遷延一過性徐脈
治療
- 緊急帝王切開
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』「2022/12/09 00:07:20」(JST)
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UpToDate Contents
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- 1. 臍帯脱出umbilical cord prolapse [show details]
- 2. 新生児脳症の病因および発症機序etiology and pathogenesis of neonatal encephalopathy [show details]
- 3. 横位の胎児transverse fetal lie [show details]
- 4. 分娩第Ⅰ期、Ⅱ期、およびⅢ期の胎児心拍数計測：マネージメントintrapartum category i ii and iii fetal heart rate tracings management [show details]
- 5. 死産：発生率、危険因子、病因、予防stillbirth incidence risk factors etiology and prevention [show details]
Japanese Journal
- 分娩誘発・陣痛促進中のアセスメントとドクターコール (特集 分娩誘発・陣痛促進のタイミングとリスク管理 : 安全で効果的な進め方)
- Perinatal care = ペリネイタルケア 37(8), 744-747, 2018-08
- NAID 40021660653
- 効果的な人工破膜のタイミングとコツ (特集 分娩誘発・陣痛促進のタイミングとリスク管理 : 安全で効果的な進め方)
- Perinatal care = ペリネイタルケア 37(8), 736-739, 2018-08
- NAID 40021660624
- 産科医療補償制度 原因分析 産科医療補償制度再発防止に関する報告書〈要約版〉(第15報)臍帯脱出の事例
- 助産師 = The Journal of Japanese Midwives' Association : 日本助産師会機関誌 72(2), 83-85, 2018-05-01
- NAID 40021572147
- 臍帯脱出の誘因・診断・対処法 (特集 脳性麻痺をいかに予防するか? : 産科医療補償制度再発防止に関する報告書をもとに) -- (産科)
- 周産期医学 48(3), 329-332, 2018-03
- NAID 40021517643
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- 臍帯脱出・臍帯下垂のリスクは？ 臍帯下垂は、へその緒が子宮内にとどまっているので特に危険はありません。しかし臍帯脱出の場合は、赤ちゃんに酸素を届けていたへその緒が赤ちゃんと子宮の壁の間に挟まれて圧迫されてしまうため、十分な酸素を届けられず、赤ちゃんは酸素不足に陥っ ...
- 34. 臍帯下垂・脱出. 臍帯下垂は、未破水の時に臍帯のループが胎児先進部よりも産道側に位置する状態で、臍帯下垂が破水して、臍帯が産道へ降りてきた状態が臍帯脱出となる。. 臍帯脱出が起きると児の先進部と産道との間に挟まった臍帯が急激に圧迫さ ...
- 臍帯脱出が起こると分娩中は常に臍帯が圧迫される可能性があり、新生児仮死などの原因になります。 臍帯脱出は全分娩の0.3％の確率で発生します。臍帯脱出の説明からわかる通り、臍帯下垂が起こると臍帯脱出の確率も高くなります
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★リンクテーブル★
| 国試過去問 | 「111I080」「096A002」「104D060」「096D001」「105D017」「104G004」「080A049」「106G006」 |
| リンク元 | 「臍帯下垂」 |
| 関連記事 | 「臍帯」「脱出」 |
「111I080」
- 36歳の初産婦。妊娠38週3日に陣痛発来のため入院した。これまでの妊娠経過で異常を認めていなかった。血圧 128/68mmHg。児は頭位。内診所見で子宮口は4cm開大。胎児心拍数陣痛図で5分周期の子宮収縮を認め、胎児心拍数波形に異常を認めない。入院4時間後、陣痛は2分間隔となった。内診で子宮口は9cm開大、内診時に自然破水した。胎児心拍数陣痛図で胎児心拍数基線は155/分で正常な基線細変動を認め、一過性徐脈を認めない。さらに30分後に強い子宮収縮があり、胎児心拍数が60/分の徐脈となって回復しない。
- 胎児徐脈の原因として考えられるのはどれか。3つ選べ。
※国試ナビ4※ ［111I079］←［国試_111］→［ ］
「096A002」
- 33歳の初産婦。妊娠39週。10分周期の陣痛が発来し来院した。妊娠8週の自然流産歴が2回ある。不妊外来での治療後、今回の妊娠が成立した。定期的妊婦健康診査では、特に異常は指摘されていない。入院時の内診所見は子宮ロ2cm開大、展退度60％、下降度SP -2で破水を認めた。入院時と2時間後との胎児心拍数陣痛図を以下に示す。
- 考えられる病態はどれか。
※国試ナビ4※ ［096A001］←［国試_096］→［096A003］
「104D060」
- 24歳の初産婦。切迫早産のため入院していた。妊娠35週0日で臍帯脱出のため緊急帝王切開で2,460gの男児を出産した。翌朝、術後初めての歩行直後に呼吸困難、胸痛および気分不良を訴えた。初期検査として適切なのはどれか。
※国試ナビ4※ ［104D059］←［国試_104］→［104E001］
「096D001」
- 35歳の3回経産婦。妊娠35週。昨夜就寝中に軽度の性器出血を認め来院した。膀胱充満を確認後、腹部超音波検査を施行した，その下腹部正中矢状断写真を以下に示す。考えられるのはどれか。
※国試ナビ4※ ［096C030］←［国試_096］→［096D002］
「105D017」
- 周産期異常と発症時期の組合せで正しいのはどれか。 2つ選べ。
※国試ナビ4※ ［105D016］←［国試_105］→［105D018］
「104G004」
- 産科手術と合併症の組合せで正しいのはどれか。
※国試ナビ4※ ［104G003］←［国試_104］→［104G005］
「080A049」
- 妊娠40週で帝王切開術の適応となるのはどれ
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
「106G006」
- 臍帯脱出を起こしやすいのはどれか。
※国試ナビ4※ ［106G005］←［国試_106］→［106G007］
「臍帯下垂」
- 英
- forelying cord, forelying of cord, forelying umbilical cord, for-lying of the umbilical cord, fore-lying of the cord
- ラ
- descensus funiculi umbilicalis
- 関
- 臍帯、臍帯脱出
- 破水前に先進胎児部分の側方または下方に卵膜を隔てて臍帯を透見ないしは触知すること。胎児の先進部より下方に臍帯があるが、羊水の存在、また子宮体内にあるために臍帯の圧迫はほとんど無く、胎児に影響はほとんどない。破水後に臍帯脱出に移行しやすい。
「臍帯」
- 英
- umbilical cord (KH)
- 関
- 胎児付属物
定義
血管
臍帯の脱落
- 生後1週間(生後5-7日)