腸閉塞

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イレウス

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和文文献

  • 腸閉塞、腸重積をきたした悪性黒色腫小腸転移の2切除例
  • 東 陽子,藤井 孝明,山口 悟,堤 荘一,浅尾 高行,桑野 博行
  • The Kitakanto medical journal 61(2), 264-265, 2011-05-01
  • NAID 120003272646
  • 28.慢性特発性仮性腸閉塞症をもち長期入院を要した患児と母親に対する在宅移行への支援(一般演題,第21回日本小児外科QOL研究会)
  • 川原 加緒梨,三宅 麻衣子,清原 裕美子,鈴木 秀典,渡邉 真紀子,石橋 広樹,新居 章,曽我 美朋子
  • 日本小児外科学会雑誌 47(1), 149, 2011-02-20
  • NAID 110008506558

関連リンク

腸閉塞(イレウス)とはどんな病気か. 口から摂取した飲食物は、胃、小腸、大腸を通って 消化・吸収され、便となって肛門から排泄されます。また、唾液や胃液をはじめとする 消化液が、1日数lも胃腸のなかに分泌されますが、これも小腸や大腸で吸収されて残り ...
イレウス(ileus)とは、腸管内容の肛門側への移動が障害される病態。腸閉塞(ちょう へいそく、intestinal obstruction)とも呼ばれる。急性腹症を起こす疾患のひとつである。 腸閉塞のデータ. ICD-10, K56. 統計, 出典: 世界の患者数. 日本の患者数. イレウス学会 ...

関連画像

Ileusこれは先のMR学会で報告 2009年01月24日 / Weblog膀胱癌腹膜播種による腸閉塞niveau 2)癒着性腸閉塞(イレウス


★リンクテーブル★
国試過去問099C049」「102F027」「097D029」「106D002」「102D031」「096E041」「095A066」「099D117」「098E010」「101B091」「107A008」「099D104」「099B020」「097E040」「102F005
リンク元低ナトリウム血症」「嘔吐」「アミラーゼ」「イレウス」「腸回転異常症
拡張検索慢性特発性偽性腸閉塞
関連記事閉塞

099C049」

  [★]

  • 次の文を読み、49、50の問いに答えよ。
  • 20歳の男性。右下腹部痛を主訴に夕方来院した。
  • 現病歴 : 朝から心窩部痛と悪心とがあった。市販の胃腸薬を内服したが軽快せず、午後になって痛みが右下腹部に限局してきた。朝から排便はない。 既往歴・家族歴 : 特記すべきことはない。
  • 現症 : 意識は清明。身長171cm、体重65kg。体温37.8℃。脈拍76/分、整。血圧102/60mmHg。腹部は平坦で、腸雑音は減弱している。肝・脾は触知しない。右下腹部に圧痛を認め、Blumberg徴候が陽性である。
  • 検査所見 : 尿所見:蛋白(-)、糖(-)、ウロビリノゲン(±)、ビリルビン(-)、潜血(-)。血液所見:赤血球510万、Hb17.0 g/dl、 Ht48%、白血球18,000(桿状核好中球20%、分葉核好中球49%、好酸球1%、単球2%、リンパ球28%)、血小板30万。プロトロンビン時間12秒(基準10~14)。
  • 血清生化学所見:総蛋白7.5g/dl、尿素窒素11mg/dl、クレアチニン1.0mg/dl、AST20単位、ALT18単位、LDH 230 単位(基準176~353)、アミラーゼ150単位(基準37~160)、CK 18単位(基準10~40)。CRP8.3mg/dl。
  • 最も考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099C048]←[国試_099]→[099C050

102F027」

  [★]

  • 次の文を読み、26、27の問いに答えよ。
  • 19歳の女性。5日前からの嘔気と嘔吐とを主訴に来院した。
  • 現病歴:症状は早朝と空腹時とに悪化する傾向がある。下痢や腹痛はない。
  • 既往歴・生活歴:特記すべきことはない。最終月経は35日前から5日間。
  • 現症:意識は清明。身長162cm、体重58kg。体温36.8℃。脈拍72/分、整。血圧102/68mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知せず、圧痛や抵抗を認めない。
  • 検査所見:血液所見と血液生化学所見とに異常を認めない。
  • 嘔気と嘔吐とが改善しないため1週後再受診した。意識は清明。体重56kg。体温37.2℃。脈拍108/分、整。血圧92/60mmHg。皮膚と口腔粘膜とは乾燥している。甲状腺に腫大と圧痛とを認めない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知せず、圧痛や抵抗を認めない。最も考えられるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102F026]←[国試_102]→[102F028

097D029」

  [★]

  • 42歳の女性。腹部膨満感を主訴に来院した。10か月前に胃全摘術を受けている。皮膚はやや乾燥し蒼白である。腹部は全体に膨隆し、上腹部正中に手術瘢痕を認める。10か月前に摘出された胃の標本の肉眼像、H-E染色標本および今回来院時の腹部単純CT、写真を以下に示す。
  • 考えられるのはどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 097D028]←[国試_097]→[097D030

106D002」

  [★]

  • 腎不全患者の治療中の写真(別冊No. 1)を別に示す。この治療法について正しいのはどれか。
  • a 塩分制限を必要としない。
  • b 週3回の通院が必要である。
  • c 合併症として腸閉塞がある。
  • d 導入患者数は著しく増加している。
  • e 治療液のカリウム濃度は5.0mEq/Lである。



[正答]


※国試ナビ4※ 106D001]←[国試_106]→[106D003

102D031」

  [★]

  • 65歳の男性。夕食3時間後に生じた急激な上腹部痛のため搬入された。体温37.8℃。脈拍72/分、整。血圧108/58mmHg。血液所見:赤血球482万、白血球12,300。腹部単純CTを以下に示す。
  • 診断はどれか。


[正答]
※国試ナビ4※ 102D030]←[国試_102]→[102D032

096E041」

  [★]

  • 誤っている組合せはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 096E040]←[国試_096]→[096E042

095A066」

  [★]

  • 事前に防止できるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 095A065]←[国試_095]→[095A067

099D117」

  [★]

  • 穿刺してよいのはどれか。
  • a. (1)(2)(3)
  • b. (1)(2)(5)
  • c. (1)(4)(5)
  • d. (2)(3)(4)
  • e. (3)(4)(5)
[正答]


※国試ナビ4※ 099D116]←[国試_099]→[099D118

098E010」

  [★]

  • 症候と疾患の組合せで誤っているのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 098E009]←[国試_098]→[098E011

101B091」

  [★]

  • 大腸内視鏡検査で経口腸管洗浄薬による前処置が可能なのはどれか。2つ選べ。
[正答]


※国試ナビ4※ 101B090]←[国試_101]→[101B092

107A008」

  [★]

  • 我が国の成人の腸閉塞の原因で最も多いのはどれか。


[正答]


※国試ナビ4※ 107A007]←[国試_107]→[107A009

099D104」

  [★]

[正答]


※国試ナビ4※ 099D103]←[国試_099]→[099D105

099B020」

  [★]

  • 胸部打診で肺肝境界の下降を認めるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 099B019]←[国試_099]→[099B021

097E040」

  [★]

  • 輸液が速やかに必要なのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 097E039]←[国試_097]→[097E041

102F005」

  [★]

  • 吐血が主訴となるのはどれか。
[正答]


※国試ナビ4※ 102F004]←[国試_102]→[102F006

低ナトリウム血症」

  [★]

hyponatremia
低Na血症
ナトリウム高ナトリウム血症電解質異常

定義

  • 血清ナトリウムが134mEq/L以下の病態。(正常の下限は135mEq/Lとされる)
  • 水とナトリウムのバランスという観点で、2つに分けられる

疫学

  • 日常臨床上最も頻度の高い水・電解質異常
  • 入院患者の3%、集中治療室患者の30%(IMD)

分類

  • 低ナトリウム血症

病型

ICU.525

  • 循環血減少性低ナトリウム血症:下表で[2]に相当
  • 利尿・副腎不全: 尿中Na > 20mEq
  • 嘔吐・下痢    : 尿中Na < 20mEq
  • 等容量性低ナトリウム血症:細胞外液は増加していないが、水の方が多くなった状態。臨床的に浮腫が無い。下表で[1]に相当
  • 循環血増加性低ナトリウム血症:細胞外液にナトリウムと水が増加しており、なおかつ水の方が多い病態:下表で[3]に相当
  • 腎不全    : 尿中Na > 20mEq
  • 心不全・肝不全: 尿中Na < 20mEq

IMD

  • [1] 細胞外液量増加:組織間質に非常に多量の水と多量のナトリウムが移動。移動する原因は血液のうっ滞、膠質浸透圧の低下など
  • うっ血性心不全、肝硬変、末期腎不全など。
  • うっ血性心不全や腹水を伴う肝硬変では、圧受容器が循環血液量の減少を検出してバソプレシンを分泌する(cases.200)
  • [2] 細胞外液量減少:ナトリウム喪失による。
  • 消化管からの喪失(下痢、嘔吐、腸閉塞など)、熱傷、利尿薬の過剰投与、腎疾患、副腎不全など。
  • [3] 細胞外液量正常:ナトリウムの摂取・排泄は変わらないが、水が異常に蓄積されるため? ← 最も多いらしい
  • 内分泌疾患(副腎不全、抗利尿ホルモン(ADH)不適合分泌症候群(SIADH)、甲状腺機能低下症)、薬物、水中毒(心因性多飲)など。
  • 高浸透圧性:高血糖、マンニトール投与など。
  • 正浸透圧性:脂質異常症(高脂血症)、高蛋白血症など。

水とナトリウムのバランスによる分類

  Na 体液 摂取と排出はどうなのか? 脱水所見
IN
OUT
 ○
希釈性低ナトリウム血症 過剰 - 多い [3] ○→ [3] →○ 無し
心因性多飲症、低張輸液過多 SIADH
ナトリウム欠乏性低ナトリウム血症 - 過少 少ない   ○→ [2] →○ 有り
摂食不能 腎性(Addison病、塩類喪失性腎炎、利尿薬の使用)
腎外性(下痢・嘔吐、熱傷腸閉塞)
  大過剰 過剰       [1]   無し
    うっ血性心不全
肝硬変
ネフローゼ

低ナトリウム血症+血漿浸透圧上昇

QB.D-333
  • 高脂血症 → (炎光光度法で測定する場合)過剰の脂質によって血漿の非液相成分が増加し血漿浸透圧が上昇するが、液相成分が減少しているため見かけ上低ナトリウム血症となる (ICU.523) → 偽性低ナトリウム血症
  • 高血糖 ← 高血糖だけで低血糖になる?
  • 尿毒症 → 浸透圧較差の増大による。ある種の毒性物質(エタノール、メタノール、エチレングリコール、腎不全によって蓄積した同定できない毒素)が細胞外液にあるときに増加する(ICU.517)(つまり、毒性物質が浸透圧を生み出す物質として作用するということ)。ちなみに、急性腎不全では正常であり、慢性腎不全で浸透圧較差は上昇する。

病態生理

体液電解質異常と輸液 改訂第3版 p.51
低ナトリウム血症のメカニズム   障害の原因 障害の例
effective osmole(Na, K)の欠乏 長期間のの下痢・嘔吐・絶食
浸透圧利尿
水分過剰 口渇感の異常
(多飲)
尿自由水排泄能力を超えた量の飲水 心因性多飲
マラソン中の多量飲水
尿希釈能の低下
(水排泄障害)
尿細管での
自由水生成障害
有効循環血漿量低下
 (心不全、肝不全、脱水)
極度の低栄養・偏食
腎障害
不適切な抗利尿ホルモン作用 SIADH
有効循環血漿量低下
甲状腺機能低下
糖質コルチコイド欠乏

症状

  • 急性:症状が出現しやすい。意識障害を呈する
  • 慢性:無症候。125mEq/L以下にならなければ顕性化しない事が多い。臨床的に問題となるのは非常に低いレベル(120mEq/L)。
  • 全身 :無力感、全身倦怠感
  • 消化器:食欲不振、悪心・嘔吐
  • 神経 :意識障害(傾眠、昏睡)
  • 筋  :痙攣、腱反射低下、筋力低下
  • 高度かつ急速な場合 → 水中毒をきたす。

重症度別(YN.D137)

  • 軽症:120mEq/L以上:無気力、疲労感、軽度の食思不振、頭痛
  • 重症:120mEq/L以下:悪心・嘔吐、強い食思不振や頭痛、精神症状や間代性痙攣、意識障害

検査

  • 血清Na・K 測定、腎機能検査、ADH、コルチゾール、アルドステロン、甲状腺ホルモンの測定、血液ガス分析など(IMD)
  • 尿の浸透圧、尿Na濃度

治療

  • 根治療と対症療法

YN.D-137改変

  脱水   Na 体液 病態生理 尿中Na 尿浸透圧 ADH 治療 原疾患
[1] なし hyponatremia
with
hypervolemia
  大過剰 過剰 細胞外液量増加   (>20mEq/L)   分泌される ・ループ利尿薬+水,Na制限
・(不十分)サイアザイド追加
・低Kや体腔液貯留が強い場合スピロノラクトン追加
末期腎不全
(<20mEq/L) うっ血性心不全肝硬変
[2] あり hyponatremia
with
hypovolemia
ナトリウム喪失型
ナトリウム欠乏性低ナトリウム血症
- 過少 細胞外液量減少 Na OUT
→○
↑ 80mEq/L
(>20mEq/L)
    ・Naの補給+等張液輸液(生食,乳酸リンゲル)
・Na排泄率をモニターしIN>OUTを確認
腎性:利尿薬の過剰投与、Addison病、尿細管傷害
↓ 20mEq/L
(<20mEq/L)
腎外性:消化管からの喪失(下痢、嘔吐、腸閉塞)、熱傷、
Na IN
○→
↓ 20mEq/L 経口摂取不能
[3] なし hyponatremia
with
normovolemia
水過剰型
希釈性低ナトリウム血症
過剰 - 細胞外液量正常 水 OUT
→○
→ 40mEq/L ADH excess
>320 mOsm/kg
(>100mOsm/L)
分泌抑制不可能 ・水制限
・ループ利尿薬+生理食塩水
SIADHなど
  水IN
○→
↓ 20mEq/L <100 mOsm/kg
(<100mOsm/L)
分泌抑制を上回るwater intake 低張輸液過多、水中毒(心因性多飲)
[4]           偽性低Na血症 高浸透圧性           高血糖マンニトール投与
正浸透圧性 脂質異常症(高脂血症)、高蛋白血症

対症療法

  • 脱水:等張の生理食塩水
  • SIADH:飲水制限
  • 水とナトリウムの過剰:水とナトリウムの摂取制限、利尿薬
研修医当直御法度 症例帳 p.28
低ナトリウム血症だからといって生理食塩水を輸液すればいいわけではない。
  • [1] ナトリウム過剰(それ以上に水貯留):(症状)浮腫、腹水などによる著明体重増加。(基礎疾患)心不全、ネフローゼ症候群、肝硬変
 ・・・ 生理食塩水輸液××
  • [2] ナトリウム欠乏:脱水、アジソン病
 ・・・ 生理食塩水輸液ok
  • [3] ナトリウム正常(水が過剰):水中毒、SIADH
 ・・・ 生理食塩水輸液××

合併症

  • 急速な低ナトリウム血症の補正により生じうる。
  • 中枢神経に細胞内脱水をきたし、橋部を中心に脱髄病変を示す。
  • 症状:神経障害、意識障害、痙攣、四肢麻痺など



嘔吐」

  [★]

vomiting, emesis
vomitus
悪心嘔気 nausea悪心・嘔吐 nausea and vomiting

概念

  • 胃の内容物をはき出す現象。
  • 胃または腸内容が食道を経て口腔より吐出される現象。

嘔吐中枢

嘔吐中枢の近傍に存在するもの

  • 呼吸中枢、血管運動中枢、消化管運動中枢、唾液分泌中枢、前庭神経核

随伴症状

  • 発汗、唾液分泌、顔面蒼白、脈拍微弱、徐脈、頻脈、血圧の動揺、めまいなど

症状の出現形式と原因の所在

  • 突然の嘔吐:中枢性
  • 消化器症状を伴う:末梢性

嘔吐に関わる経路

IMD.351
  • 1. 嘔吐中枢(延髄網様体背側神経背側核近傍)への直接刺激(脳圧亢進、循環障害)
  • 2. 化学受容体誘発帯(CTZ; 第四脳室底)への刺激(代謝異常や中毒による化学物質の作用) → 1.
  • 3. 大脳皮質(中枢神経など高位中枢)からの入力 → 1.
  • 4. 求心性迷走神経や交感神経を介する入力 → 1.

原因

中枢性刺激 化学受容器引金帯刺激 薬物 アポモルヒネモルヒネジギタリス抗菌薬抗癌薬降圧薬アミノフイリンコルヒチンアルコール
毒物 重金属ガス
放射線 各種癌治療後
感染症 細菌毒素
内分泌疾患 肝性脳症糖尿病性ケトアシドーシス/ 高血糖高浸透圧症候群尿毒症妊娠悪阻妊娠高血圧症候群
代謝疾患 甲状腺クリーゼ副腎不全Addison病
直接刺激 脳圧亢進 頭部外傷脳腫瘍脳出血くも膜下出血髄膜炎、脳への放射線療法後
脳循環障害 ショック低酸素脳症脳梗塞片頭痛脳炎髄膜炎
上位中枢刺激 神経性食思不振症不快感てんかんヒステリー抑うつ状態うつ病、過度の嫌悪感、不快感、拘禁反応による恐怖ストレス視覚嗅覚味覚的刺激
末梢性刺激 消化管疾患 舌咽頭疾患 アデノイド咽頭炎
食道疾患 胃食道逆流症食道裂孔ヘルニア食道癌
胃腸疾患 急性胃炎、急性胃十二指腸粘膜病変、急性腸炎急性虫垂炎消化性潰瘍食中毒、消化管腫瘍、寄生虫食中毒Mallory-Weiss症候群
消化管通過障害 腸閉塞、胃幽門部狭窄、輸入脚症候群
腹膜疾患 腹膜炎
胆膵疾患 急性胆嚢炎急性胆管炎急性膵炎膵癌胆管癌
肝疾患 急性肝炎
循環器疾患   うっ血性心不全狭心症急性心筋梗塞
泌尿器科疾患 尿路結石腎結石急性腎炎腎盂腎炎腎不全
耳鼻咽喉科疾患 中耳炎Meniere病乗り物酔い
眼科疾患 緑内障
呼吸器科疾患 肺結核胸膜炎肺癌、咳嗽発作
婦人科疾患 子宮付属器炎、月経前症候群更年期障害
脊髄疾患 脊髄癆多発性硬化症
膠原病 結節性多発動脈炎強皮症側頭動脈炎

小児科で遭遇する嘔吐の原因

  新生児 乳児 幼児~学童
消化器疾患以外で見・落とさないよう注意する疾患 敗血症髄膜炎水頭症脳奇形尿路感染症 髄膜炎脳炎脳症虐待児尿路感染症呼吸器感染症心疾患薬物中毒誤嚥 脳炎脳症脳腫瘍肺炎中耳炎頭部外傷薬物中毒心筋炎不整脈
よくある消化器疾患 溢乳空気嚥下・哺乳過誤・初期嘔吐胃食道逆流現象・胃腸軸捻転・腸管感染症壊死性腸炎 食事過誤・空気嚥下便秘腸管感染症幽門狭窄症腸重積症胃食道逆流現象・胃長軸捻転・食事アレルギー 腸管感染症急性虫垂炎腹部外傷肝炎胆嚢炎膵炎腹部外傷・食事アレルギー・好酸球性胃腸症
主な代謝性疾患 先天性副腎過形成・ガラク卜ース血症 先天性副腎過形成Reye症候群 アセトン血性嘔吐症ケトン性低血糖症糖尿病性ケトアシドーシスReye症候群
その他     起立性調節障害神経性食思不振症
外科的疾患 食道閉鎖狭窄症胃軸捻転十二指腸閉鎖狭窄症腸回転異常捻転小腸閉鎖症Hirschsprung病胎便性イレウス・稀に腸重積肥厚性幽門狭窄・特発性腸管偽性閉鎖症 肥厚性幽門狭窄症腸重積腸回転異常捻転Hirschsprung病虫垂炎 虫垂炎腸重積腸回転異常捻転上腸間膜動脈症候群腫瘍嚢胞



アミラーゼ」

  [★]

amylase, AMY, Amy
ジアスターゼ diastase
唾液アミラーゼ


  • 図:LAB.599(血清アミラーゼ異常をきたす疾患)

基準値

  • 4–400 U/L (HIM.Appendix)

判別

検査の本

基準上限以上(高値)(高アミラーゼ血症)

基準下限以下(減少)(低アミラーゼ血症)

  • [可能性]膵全摘後、慢性膵炎や膵癌による膵実質の荒廃、唾液腺摘出後

異常値を示すメカニズム

OLM.265

高アミラーゼ血症

  • 原因:
  • 膵臓
  • 膵実質の破壊病変:膵炎(原発性・続発性(穿通性十二指腸潰瘍、腹膜炎))、慢性膵炎(頻度低い)、膵癌(頻度低い)
  • 膵液分泌経路の閉塞:膵管・総胆管・Vater乳頭部の閉塞によりAMYが血流に逆流する。
  • 腸管からの吸収増加:小腸上位に腸閉塞が起こると、十二指腸の拡張によりVater乳頭部を圧迫し、閉塞性増加を来し、また十二指腸の壊死がおこると分泌されたアミラーゼが再吸収されてしまう。
  • 腹腔からの吸収:消化管穿孔においてはアミラーゼを含む消化液が腹腔に漏出し、これが腹膜より吸収されるため。(QB.A-353)
  • 唾液腺
  • 唾液腺の病変:ムンプス、耳下腺腫瘍、唾石
  • その他
  • 肝障害:肝炎、アルコール肝障害。この場合S型AMYが上昇
  • 肺癌による異所性AMY:肺癌や卵巣癌でS型AMYが産生される。
  • 子宮外妊娠破裂:S型AMy上昇
  • 腎不全:血清AMYの約1/3は腎糸球体を通して尿中に排泄されるが、腎機能低下例では増加する
  • マクロアミラーゼ血症:血清中のAMYの一部が免疫グロブリンや多糖体吐血尾久して大きな分子集団を作ることがある。
  • 心因性拒食症、胸痛、手術後:S型AMY上昇

低アミラーゼ血症

  • 膵や唾液腺の摘出後、慢性膵炎や膵癌による膵実質の荒廃

血清アミラーゼとアイソザイムの異常

LAB.599
膵型アミラーゼ活性の異常 活性増加 急性膵炎
慢性膵炎増悪
膵癌、膵嚢腫、膵仮性嚢胞などでの随伴性膵炎
胆道系の炎症性疾患
ERCP後、PS試験後
ステロイドホルモン投与後
唾液腺型アミラーゼ活性低下による相対的な膵型優位
活性低下 慢性膵炎
膵癌(末期)
膵切除後
唾液腺型アミラーゼ活性の異常 活性増加 流行性耳下腺炎
術後、外傷後、ショック後、熱傷後
糖尿病ケトアシドーシス
人工心肺使用後
アミラーゼ産生腫瘍(肺癌、卵巣癌など)
肺炎、肺結核
腎疾患
唾液腺造影後
膵型アミラーゼ活性低下による相対的な唾液腺型優位
活性低下 放射線治療後(下顎部、頚部など)
シェーグレン症候群
膵型・唾液腺型共に活性増加 腎不全
肝硬変、慢性肝炎の一部
膵型・唾液腺型に分類不能の活性増加 マクロアミラーゼ血症
アミラーゼ産生腫瘍の一部


イレウス」

  [★]

ileus
腸閉塞 腸閉塞症 腸不通症, intestinal obstruction???
bowel obstructionenterostasisintestinal obstruction

分類

病態

米国

四徴

  • 腹部疝痛、嘔吐、腹部膨満、高度な便秘

治療

  • 内科的療法
  • 安静・絶食・輸液・イレウス管挿入・抗菌薬(閉塞部位に感染が存在する場合) (QB.A-410)

癌によるイレウス

  • S状結腸癌、直腸癌に多い。人工肛門を増設し、全身の状態の改善を待って人工肛門を閉鎖するという二期的に手術を行う。(QB.A-393)

禁忌

  • 水分の経口摂取:イレウス増悪

国試

参考

  • 1. イレウス 読影勉強会スライド集 - 北九州放射線技師会
勉強になります。
http://kart.or.jp/index.php?%C6%C9%B1%C6%CA%D9%B6%AF%B2%F1%A5%B9%A5%E9%A5%A4%A5%C9%BD%B8
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uptodate

  • . [charged] 小腸閉塞:原因および管理 - uptodate [1]
  • . [charged] 小腸閉塞:臨床症状および診断 - uptodate [2]


腸回転異常症」

  [★]

mesenterium commune
腸回転異常 intestinal malrotation malrotation of the intestine
総腸間膜症 mesenterium commune

回腸結腸総腸間膜症 mesenterium ileocolicum commune


概念

  • 中腸の回転異常により起こる

病因

疫学

病態

経過

症状

  • ラッド靭帯による十二指腸の圧迫:胆汁の嘔吐(胆汁性嘔吐) → 生後7日前後に胆汁性嘔吐
  • 腸全体の捻転:血便・ショック状態

診断

検査

An upper GI series shows the large intestine and cecum on the left side of the abdomen.

腹部単純X線写真

治療

  • 軸捻転の解除、Ladd靭帯切離、腸管膜切離

予後

参考

絵入りで分かりやすい
  • 日本小児外科学会 - 腸回転異常症
http://www.jsps.gr.jp/05_disease/gi/malrotation.html
  • 腸回転異常症と中腸軸捻転
[display]http://adlers13.main.jp/baby/kaitennijyou/kaitennijyou.htm
  • 獨協大学
[display]http://www.dokkyomed.ac.jp/dep-k/ped_surg/T_malrot.html




慢性特発性偽性腸閉塞」

  [★] 慢性特発性偽性腸閉塞症

CUP


閉塞」

  [★]

occlusion
促通
  • 詰まること、詰まっていること
  • (神経)2種の異なる興奮性のシナプス前性のニューロン群が1つのニューロン群へ収束と発散によりシナプス結合する回路において、2種のシナプス前線維群内の同期して興奮するニューロンの数が多い場合には、興奮するシナプス後ニューロンの数は、個々のシナプス前線維群だけの活動による場合の和よりも少なくなる。





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